形藻土
●面白い楽曲もあるが、やはり全体的な「勢い」が弱まっている様相が否めない。
【収録曲】
1.地球存在しない説
2.間人間
3.メディアノーチェ
4.TAIDADA
5.蟹しゃぶふぁんく
6.微熱魔
7.クリームで会いにいけますか (Disco Re-Edit)
8.またね幻 (Live in Studio_80光年先の君へ)
9.シェードの埃は延長
10.形
11.ultra魂
12.不死身の訓練
13.海馬成長痛
14.アンチモン
15.よもすがら
16.クズリ念 (Live in Studio_温蔵庫)
17.嘘じゃない
18.lowmotion algae
「ずっと真夜中でいいのに。」の4作目となるフルアルバムは、既発曲が10曲以上収録されているうえに新曲も少なくなく、結果的に約70分とかなりのボリュームに。ショートチューンの『地球存在しない説』で幕を開け、最後は10分を超える『lowmotion algae』で締める……といった構成で、「アルバムとしての流れ」をより強く意識した雰囲気を感じ取れます。アレンジを大きく変えたスタジオライブ音源も2曲収録されており、従来の彼女達には無かった要素が色々と見られるのではないでしょうか。
ただ、やはり楽曲自体の「勢い」が以前と比べて弱まっている様相が否めず、曲数の多さも相まって、一曲ごとの印象がどうも弱く思えます。前述の『lowmotion algae』に関しては、最後のメロディアスな展開は悪くないもののそこに至るまでが冗長に感じられました。まあ、ダンサブルな面が強調された『クリームで会いにいけますか』や架空のアニメ主題歌という設定の『ultra魂』のようになかなか面白いものもありましたし、そういった楽曲を残しつつ曲数を絞っていればまた感想は違ったかもしれませんが。
評価:★★★




