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8 兄妹とクナイ

二人がウィステリアの街に戻って最初に向かったのは鍛冶屋だった。質素な石の門構えの街の工房内に二人は足を踏み入れる。


『ウィステリアの街 工房』


そこにはひげをたくさんはやした屈強なおじさんが巨大な鉄の槌を持って立っていた。名はグロスキニフというらしい。


「いらっしゃい!冒険者のお二人さん。そちらのお嬢ちゃんは【シーフ】か。なんとも珍しいな~。」


「こんにちはグロスキニフさん!【シーフ】ってそんなに珍しいんですか?」


「珍しいも何も、ゲーム開始後から大体20時間ほど経っているが、俺が【シーフ】を見たのは初めてだな。二次職の【ソードカイザー】や【グランマギアー】から見れば【アベンジャー】は見劣りするからなあ。おそらく今の時期から【アベンジャー】を目指してるのはお嬢ちゃんぐらいなんじゃないか?はっはっは!」


「そうだ、お前さんたちは武器を作りに来たんだろう?目の前のウインドウからいろんな武器を見てみな。」

そういうと目の前に、武器や必要素材がずらりと並んだウインドウが表示された。


「そうだお嬢さん。【シーフ】にしか装備できない【クナイ】っていう武器もあるぞ。装備すれば通常攻撃で遠距離物理攻撃を繰り出すことができるなんともおもしれえ武器だ。」


【クナイC】

《【シーフ】専用武器》装備可能Lv.1~

素早く的を射る両刃の投武器。狙った獲物は逃がさない。

 【POW】 +15

 【SPD】 +3

 【LUK】 +2


《作製素材》

 【カエルの牙】×10、【丈夫な糸】×3、500G


「俺が敵を引き付けてる間にアヤがこれで倒すってのはどうだ?」


「確かにこれなら効率よく敵を倒せそうだね!しかも素材はもう揃ってるっぽい!」


「俺はどの武器にしようかな…」

俺はウィンドウをスワイプしていく。


「まあ、俺がみてきた中だと今までで【銅の剣】を作っていったやつが多かったな。【ビギナーズソード】の上位互換で無難にステータスが高くなるからな。」


【銅の剣】

装備可能Lv.10~

銅でできた剣。

 【POW】 +30

 【SPD】 +2

 【VIT】 +8


《作製素材》

 【銅の欠片】×10,1000G


「たしかに、素材ももう手に入ってるしこれにしとくか。」


「あとは装備だね~。」


「装備は全身同じシリーズの装備でそろえると、『セット効果』がついてステータスが上がるぞ。」


「う~ん。今俺たちが作れるセット装備は【旅人シリーズ】か。」


「とりあえずそれにしよっか。」

そうして二人は繋ぎの装備がそろったのだった。


ラタ

性別 ♂

職業 ファイター

Lv.20


【POW】 40 [+30]

【INT】 1

【SPD】 29 [+2]

【VIT】 1 [+43]

【LUK】 1


装備

頭【旅人の頭装備】

背【旅人のマント】

手【旅人の小手】

服【旅人の服】

足【旅人の靴】

武器【銅の剣】

盾【旅人の盾】


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