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七日目~十日目 +おまけ

緊迫感がないですが仕様です。淡々と読んで後は妄そ・・・想像で補ってください。



『七日目』


今日は休息を取りつつこれからの目標を立てていくことにする。


バリケードの状況

一階 玄関のドアの前にいくつか机を並べバリケードを作った。

二階 襲ってこないとはいえ彼女がいるため作業は危険と判断

三階 移動の際に破壊したバリケードの一部を修復。

四階 直すのは困難。放置する。


定期的に窓から外の様子を確認し有事に備えておくことを忘れずに。



第一目標

生存者との合流、情報交換

集団行動による安全の確保、また知識として現在の状況になるまでの過程、奴らへの対処法、そのほかにも救助の有無等も知っておきたい。

だが自身の右目の負傷、声の喪失を考えると危険度も高い。最悪奴らの仲間と誤解される可能性有り




第二目標

衣類の調達

これからの季節に備え防寒具を調達。多く確保しておけば他のことにも使えるかも。

その他に動きやすい服も必要。

出来るだけ確保する。




第三目標

食料の確保

現状では余裕があるがいつかは物資が尽きる。そのためにも補給の目処は立てておくべき。

また、長期的な視点で見れば栄養接種の手段も考えておくべき サプリメントが最適か?

だがスーパーのような食料品店では初期段階で略奪が行われている可能性有り。奴らの数も問題となりうる。



今日は早めに休んで明日に備えることにする。


・自分の状態

右目の眼帯。視界の狭さにも慣れたが生存者と接触の際感染を疑われるのでは?

声の喪失。戻る気配はない。他者とのコミュニケーションが不可。

記憶の欠損。少なくとも二ヶ月の空白。

空腹感の欠如。未だ戻らず。



・持ち物

食料 余裕はある

水 余裕はある

ノートとシャーペン 筆談にも使えるかも

ナイフ

リュック

ライター

タバコ

タオル

サイフと現金少々

金槌

電波時計

医療品 少し

油 持ち運びはペットボトル




明日は衣服の調達




『八日目』


状況は変わらない。

救助は期待できない。そもそもどれくらい生き残っている?他の国はどうなっている?

なにもわからない。情報がない。

せめてラジオがあればいいのだが。



外の様子を見に行くことにする。しかし奴らの数が多い。予定変更。

まずは奴らの行動パターンを調べる。把握できれば生存率が高まるはず。

持ち物は最低限。物資の確保よりも情報収集を主とする。

危なくなるまえに逃げる。



一旦撤退して教室に戻ってきた。


・探索結果

外には奴らが大勢いた。どの個体も共通して外傷は比較的少ない。腕や足のない個体もいた。

少なくとも身体が無事なのがが奴らになる条件か?


身体が激しく損傷していても動く個体を発見。この事からナイフでは倒せそうにないと予想。


奴らに対して姿を晒してみたところ数体がこちらに向かってきた。 襲ってくる個体と襲ってこない個体がいる?


動きはどの個体も緩慢。逃げるのは容易。

逃げる場所が多い外では危険度低。不意討ちに注意。周囲の警戒を欠かさず行うこと。


鍵が開いている車をいくつか発見。一つは鍵が刺さったままだった。

中に物資はなし。燃料は半分ほど入っている。

音が奴らを引き付ける可能性があるので使用は控えた方がいい。 そもそも免許持ってない。


鍵が閉まっている車には物資があるかもしれない。

警報がなったらそれこそ目も当てられない。極力避けるべき。最終手段。


探索中コンビニを発見。中に奴らがいる。=物資が残っているかも。


鉄パイプ発見。持って帰る。

武器としてナイフよりはマシ。 リーチ←重要


外での活動は可能と判断。明日は更に探索範囲を広げる。

生き残りと合流できればいいのだが。


・自分の状態

右目に眼帯。右目が無いことに違和感がなくなった。

声の喪失。筆談でまかなえれば良いのだが。ノートとシャーペンは常に持ち歩こう。

記憶の欠損。少なくとも二ヶ月の空白。

空腹感の欠如。困るが見方を変えれば極限状態でもある程度活動は可能なのでは?



・持ち物

食料 まだ余裕はある

水 まだ余裕はある

ノートとシャーペン

ナイフ

リュック

ライター

タバコ

タオル

サイフと現金少々

金槌

電波時計

医療品 包帯がほしい

鉄パイプ




『九日目』


階段から足を踏み外し転んだ。怪我はない。

だがその際に眼帯のひもが切れてしまった。代わりに包帯を巻いておくことにする。


朝からアクシデントに見舞われたが探索は予定通り行う。

まずは衣服を確保するために服屋に向かう。長袖があれば探索の際にも怪我をしづらくなるはず。最優先事項。

服屋は学校からそう離れてないない。極力奴らに見つからないように行動することを心掛けよう。油断は禁物。

荷物は最低限にして服を多く運べるようにする。




街は変わり果てていた。


道にはたくさん死体が倒れていて死臭がひどかった。そしてそれ以上の奴らがふらふらと歩き回っていた。

行きつけだった店のガラスにベッタリと血がついてた。中では何かが動いてるのが見えた。たぶん奴らだと思う。

街をうろつく奴らの内の何人かの顔には見覚えがあった。どうすることもできなかった。



自分はようやく本当の意味で現実を受け入れられたのかもしれない。




つらい




無事に服を確保。これで冬になっても凍える心配はない。

冬になる前に事態が解決すればいいのだが。

望みは薄い。


通りかかった際にスーパーの様子を確認したが奴らが大勢いた。危険。

スーパーに行くのは断念する。


気分を変えるためにタオルで身体を拭いて新しい服を着ることにした。

今日はなんだか疲れた。身体を拭いたらもう寝ることにしよう。


・自分の状態

右目に包帯。眼帯を失ったのは惜しい。

声の喪失。今日ばかりは声が出なくてよかったと思う。

記憶の欠損。どうしてこうなったのか。理由が知りたい。

空腹感の欠如。食べるの忘れてた。


・持ち物

食料 まだある。

水 なるべく節約

ノートとシャーペン

ナイフ

リュック

ライター

タバコ

タオル

サイフと現金少々

金槌

電波時計

医療品

鉄パイプ


書き忘れていたが服屋から帰る道中にて真新しい死体を発見した。ここ数日の内に死んだのだろう。死体は食い荒らされていたので奴らになる可能性は低い。

彼は誰かと行動していたのだろうか?もしそうならこの近くに生き残りがいるかもしれない。

探してみようと思う。



『十日目』


リュックに持てるだけ物資を入れた。

時間がかかったとしても生存者を探すつもりだ。


・持ち物

食料 二日分

水 ペットボトル三本

ノートとシャーペン

ナイフ

ライター

タオル

電波時計

油 小さいペットボトル一本

鉄パイプ


数日前に発砲音が聞こえた方を探索する。





生存者を発見。だが彼女は死んでしまった。


遭遇したのは門の壊れた家の中を探索している時だった。

少女は拳銃を持っていた。どこで手に入れたのだろうか? 警察のもの?

最初警戒されたがノートに文字を書いて声が出ないことを説明すると警戒を解いてくれた。


その後少女の話を聞いた。彼女はこの近くではぐれた仲間を探しに来たらしい。←もしかして昨日見つけた死体のこと?

ここから少し離れたところで他の生き残りと一緒に暮らしているのだと言っていた。そこに連れていってくれると言ってくれた。


その後使えるものを探すために家の中を調べた。

調べている途中で悲鳴があがったのを覚えている。奴らが彼女を引きずっていくのが見えた。

すぐに後を追ったが間に合わなかった。彼女は生きたまま喰われた。

僕が出来たのは彼女の苦しみを長引かせないことだけだった。彼女が落とした拳銃で彼女を撃った。


助けられなかった。


学校に帰ることにする。でもその前にやることがある。

この少女が奴らにならないためにはどうすればいいのだろうか。 首を切り落とすか?



ナイフが壊れてしまった。





学校に帰ってきた。

ひどく疲れた。食べ物を食べる気にもなれない。


人が死ぬのを見るのも殺したのも初めてだった。できればもう体験したくない。

とても気分が悪い。夢に見そうだ。




なにかきこえた 見にいく







生存者の一団と遭遇。彼らと合流する。






・自分の状態

右目に包帯。

声の喪失。

記憶の欠損。

空腹感の欠如。



・持ち物

食料

ノートとシャーペン

リュック

ライター

タバコ

タオル

サイフと現金少々

金槌

電波時計

医療品

鉄パイプ

拳銃

拳銃の弾






おまけ


今まで出てきたアイテムにゲーム風の説明文をつけてみた。


※世界観が壊れる可能性があるのでそれが嫌な人は戻るかスルーしてください。受け入れられる方は頭空っぽにして読んでください。





食料

主に乾パンなどの保存食。この際贅沢は言えない。


命の源。常に一定量は確保したい。無くなったら死ぬ。


ノートとシャーペン

記録を書くために必要なもの。筆談にも使えそう。


ナイフ

安物なのか切れ味が悪いナイフ。無茶な使い方をするとすぐ壊れそう。


救急箱

基本的な医療品が入っている箱。持ち運ぶには向かない。


リュック

それなりに物が入る中型のリュック。


ライター

ジッポライター。オイルはたっぷり入っている。


タバコ

未成年なので吸えない。物々交換に使えるかも。


タオル

大きめのタオル。ふわふわで気持ちいい。


サイフと現金少々

いかがわしいお店の名刺が入ったサイフ。小銭は何かに使えるかもしれない。


金槌

釘を打ち付ける道具。窓を割ったりも出来る。


電波時計

ソーラー充電可能な最新型腕時計。時間の確認ができる。


医療品

絆創膏、包帯、消毒液の三点セット。小さな怪我の治療が出来る。


血濡れの手帳

血で濡れた可愛らしい手帳。学校の二階で拾った。


食用の油。食用と侮るなかれ。燃えるときは燃えます。


鉄パイプ

工事現場によくある身近な凶器。振り回すと危ない。


拳銃

五発の弾を装填できる小型回転式拳銃。やたらめったら撃ってはいけない。


拳銃の弾

9㎜の弾丸。これがないと銃は使えない。


この小説の設定使ってTRPGやりたい。

とんでもストーリーになるのは確定だけど。

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