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ぷれしす  作者: みずきなな
九月
19/173

019 茜の覚悟

 ピンク系の装飾が多く見られる妹の部屋。

 ぬいぐるみの大好きだった妹は沢山のぬいぐるみを集めていた。そして、ベットの脇にもぬいぐるみが数多く置いてある。

 視界に入る机には小学生の時から使っている赤い電動鉛筆けずりがあって、その横にはなぜだか知らないが俺とのツーショット写真がリラックス熊の額に入れて置いてある。そんな可愛い仕様の妹の部屋で俺は…


「あ、茜ちゃん…ちょっと…あの…」


 茜ちゃんに押し倒されている。


 ベットに仰向けに倒された俺の上には、今にも唇を奪いに来そうな茜ちゃんがいた。

 今は俺は綾香なので、本当に唇を奪われる事は無いだろうが、まさにこれこそ押し倒された。そういう格好になっていた。


「綾香…私ね…」

「う、うん…」


 じっと俺の瞳を覗き込む茜ちゃん。やばい程に動揺している俺。まさか女子に押し倒されるとは思っても見なかった。


「私は本当に信じる事にしたから」


 そう言うと茜ちゃんは笑みをうかべて、また俺の思考の斜め上をゆく行動に出た。


「綾香がここまで一生懸命なんだもん…信じるから!」


 茜ちゃんはそのまま俺の上に覆い被さったのだ。

 もっとわかりやすく言えば、仰向けにベットに倒れた俺に抱き付いたのだ。そして、俺は茜ちゃんが信じてくれた嬉しさよりも、女子特有の柔らかい感触に心を奪われてしまった。良い匂いまでしやがる…

 って今は違うだろ! 俺はすぐに我に返る。

 たかが女子高生の胸が俺の胸に押し当てられたくらいで動揺しちゃ駄目だ! なんて思うが、心臓はバクバクですっごい全身が熱い。

 ここで男じゃなくって今は良かったと若干思った。何故なら…言わなくってもわかるよな? 男なら…

 そんな緊張しまくりの自分に、俺は茜ちゃんの友達の綾香なんだぞ? 茜ちゃんは綾香の友達なんだからな。そう何度も言い聞かせた。そして、大丈夫だと思い…


「わ、私がこの家に戻ってきた日に、ゆゆゆ、夢の中で私に…こ、声をかけてくれたんだ…お兄ちゃんがね。そ、それで、わ、私にこう言ったんだよ?」


 やっぱり大丈夫じゃなかった。緊張と動揺で口がまわんねぇぇ!


「そうなの? それで先輩は何て言ったの?」


 もはや俺は動揺の固まりだ。そして茜ちゃん、顔が、顔がちかいよ!


「お、俺は生きてるから…あ、綾香は心配するなよって…ほ、ほ、本当に大丈夫なの? って聞いたら…そうしたら、もももう一度言ったの、俺は絶対に生きて戻るからって!」


 やばい程に顔が熱いです! 体も熱いです! 恥ずかしいです! でも嬉しいです!


「そっか…そっか…うん…そうなんだ…だから綾香は落ち込んでなかったんだね…私、綾香が記憶喪失になって、お兄ちゃんまで忘れたのかと思ってたよ…」


 俺はその一言でハッとした。言われてみてから気が付いた。そうか、俺は自分の事だから寂しそうにしてなかったのか。

 ありがとう茜ちゃん。これは勉強になった。

 そうだよ、俺は綾香なんだ。だから兄の悟がいなのを寂しがる必要があったんだよ。

 普通、お兄ちゃんが行方不明で笑顔の妹なんているはずがない。もっともっと落ち込んでいてもおかしくないはずだ。それなのに俺は悲しんでいなかった。

 でも、今回の中二病的な言い訳のお陰で、ある意味そこを払拭できたのか?


「忘れてないよ? お兄ちゃんは生きてるって分かてるもん。どこかに生きるってわかってるから寂しく…ない…事ももないよ…寂しいよ…」


 ここで寂しい演技だ。いまさらだけど。


「そっか、本当は寂しいんだよね? うん…わかるよ。綾香は強いから…ずっと我慢してたんだよね? でも大丈夫だよ? 私も一緒に信じるから! 先輩が生きてるって信じるから! 寂しさを半分こずつにしよう…」


 肩に温かい液体が滴り落ちてきている。また…泣いちゃったのかな。

 やっぱり茜ちゃんは優しい。優しすぎる。こんな子が俺を好きだなんて…俺はなんて幸せなんだろう…


「ありがとう。うん…大丈夫…私だって事故から戻ってきたんだもん。お兄ちゃんもきっと戻ってくるよ」 

「うん。綾香も戻ってきたんだもん! 先輩もきっと戻ってくるよね!」


 声だけは明るい茜ちゃん。でも俺の肩は湿っていた。だからこそ俺は言った。


「きっと戻ってくるよ! 奇跡ってあるもん! 私がそうだもん!」

「うん…どこかできっと私たちを見守ってくれているんだよね…」


 いや、それは俺が天に召された感がある台詞っぽいよな?


「う、うん…」

「今日、綾香の所に来てよかったよ…」


 茜ちゃんは黙ってしまった。俺も黙って天井を見た。

 何気なく言ったけど…奇跡か…

 考えてみれば、ここに俺がいるのも奇跡だよな。俺は本当は死んでいたんだから。

 あの時に死んだのも運が悪かったけど、生き返った事は奇跡なんだ。


 そして五分が経過した。俺の上には相変わらず茜ちゃんが覆い被さっている。

 いつになったらこの生き地獄から脱出できるんだろう? そりゃ茜ちゃんと触れてるのは嬉しいけど…

 なんて思いつつも、俺はこんな場面なのに胸に触れる柔らかさから駄目な妄想を始める。

 でもなんかあれだか? 茜ちゃんてそんなに胸ないのかな? 綾香よりはありそうだけど…柔らかさがあれだよな…茜ちゃんって何カップな…


「綾香っ!」


 妄想中にいきなり茜ちゃんに大きな声で呼ばれた。


「はひ? いや、ごめんなさい! 気にしてないです!」

「えっ? 何を気にしてないの?」


 し、しまった! 何を言ってるのさ俺! 思考なんて読まれるはずなにのに…


「あ、うん…ごめん…何? 茜ちゃん」


 俺がそう聞くと、茜ちゃんはやっと俺から離れた。そして、体を起こした茜ちゃんはベットの横に真剣な表情で立つ。

 俺も体を起こして、ベットの上でおにゃのこ座りをするとそんな茜ちゃんを見詰めた。


 部屋の、ちょうど照明器具の真下で茜ちゃんが仁王立ちしている。


「茜ちゃん? どうしたの?」なんてテンプレのごとく声をかけると、茜ちゃんは数度深呼吸をした後に俺に向かってすごい事を宣言してきた。


「私ね、先輩が戻ったらちゃんと告白する! あの日から私はずっと先輩が好きだったんですってちゃんと伝えるから! もう逃げないから!」


 一瞬俺は何の事だか分からなかった。が、俺の脳はそれを瞬時に理解する。それと同時に顔に一気に血が上った。 

 ええと? 俺が元の姿に戻ったら、この目の前の可愛い子が俺に告白するのか?

 茜ちゃんの台詞で嬉しい気持ちが沸き上がる中で、自分がさっき以上に動揺しているのがすごくわかってしまう。

 そして、ここに来て茜ちゃんはなんで俺を好きになったんだ? あの日からって? あの日ってなんだろう。なんて疑問で頭がいっぱいになった。


「あ、茜ちゃん…その…あの日って?」


 気が付けば、躊躇なく、無意識に聞いていたりする俺。

 しかし、綾香だったお陰で、特に疑われる事もなく、ただ茜ちゃんはちょっと寂しそうに口を開いた。


「そっか、それも覚えてないんだね…」


 どうやら一度は綾香に話していた内容らしい。しかし、俺は聞いてないから分からない。

 そして、もう一度話してと言うべきかを悩んでいると、茜ちゃんから先に話を始めてくれた。


「じゃあもう一度話すね。あれは一年前だったかな…そう、中学校最後の夏休みだった。私はその日、自転車で急いで駅まで向かっていたの」


 茜ちゃんは俺に了解を取ってからカーテンを開けると、窓から外を眺める。その表情はやわらかい笑みを浮かべていて、何かを懐かしむように何処かをみつめていた。


「その日、私はお姉ちゃんの手術の日で急いでいたの。お姉ちゃんの入院してる病院はバスでしか行けないから、次の電車を逃すと間に合わなくなっちゃうから、急ごうって! それで私は勢いよくペダルを踏んでいたの。その時だった」

「ガシャーン! っていう激しい音と共に私は自転車から放り出されたんだ。私って運が悪かったんだよね? 自転車のチェーンがいきなり切れて、勢いよく転けてしまったの」


 うわぁ…痛そうだな。


「私は痛みをこらえて立ち上がった。目の前にはチェーンが切れてハンドルが曲がった自転車が転がっていた」

「私は自転車の修理も出来ないし、これじゃ間に合わないよ…なんて思った」


 俺は茜ちゃんの話を聞いていて、何か思い出して来た。

 何だか俺はこのシーンに覚えがある気がする。


「私は泣きそうになりながら壊れた自転車を起こしたの。そうしたら、誰かが私に声をかけて来た。『おい、お前大丈夫か?』って」


 あっ! それって…

 俺の中では、まるで引き出しにしまっていた本が見つかったように、鮮明にあの時の事を思い出す。


「そして『その自転車壊れてるじゃないか、お前どっか行くのか?』て聞かれたの」


 そう、茜ちゃんが説明している事を俺は知っているというか、その台詞を言ったのは俺だ!


「私はその人を見たの。そうしたら髪が茶色のあやしいお兄さんだった。私は正直何をされるのかわからないし、怖くって思わず逃げるように自転車を駅の方に押したんだ…でも自転車が壊れてるからすぐにまた転げちゃったんだけどね…」


 そうか! あの時の泣いてた女の子が茜ちゃんだったのか!


「そうしたら『おい大丈夫か? もしかして…お前は駅に行きたいのか?』って聞かれた…それで私は怖々と頷いたんだ。そうしたら『急いでるんのか? 俺、お前のずっと後ろから見てたんだ。あっ! 別に追っかけてた訳じゃないぞ? 俺は妹を迎えに行くとこだったんだ! 駅までな』って言って私の自転車を見たの。そうしたら『その自転車じゃ駅まで行くのは無理だな…』って言われて何だかすごく悲しくなって…私はまた泣いちゃった…」


 確かにあった! 完全に思い出した!

 でも、あの時はもっと幼いイメージだったけど…すいぶんイメージが変わったな。

 俺は茜ちゃんの足先から頭まで流すよに見た。


 あの時よりも身長も伸びて髪型も変わってたから気がつかなかった。胸だって…うん…やっぱり綾香よりも大きいな。

 なんて言いつつ自分の胸をぺたぺたと無意識に触る俺がいた。


「綾香? 胸が痛いの?」

「あっ! ち、違うよ? い、意味ない行動なの!」


 そして何だこの言い訳は! 何してんだよ俺は…


「ならいいけど…」


 でも、よく見れば面影は残ってるな。今までわからないなんて、俺って結構ダメな奴だな…

 ちょっと自己嫌悪に陥ってしまった。


「続きだけど…私は自転車が壊れちゃって駅まで行けない…って泣いてた…そうしたらその人は『よし、お前! 俺の後ろに乗れ! 早く乗れ!』そう言いながら私の手を引っ張ったんだ…」


 茜ちゃんはうっとりとした表情に変わった。それは、まるで恋する乙女みたいだ。っていうか恋をしてるんだった…それも俺に。ってむっちゃ恥ずかしいじゃないか!

 しかし、なんだそのキザな台詞は? 確かにそう言った記憶があるけど…女の子の前だから格好つけたんだな…


「そして強引に私を後ろに乗せたの。私もなんでかな…後ろに乗っちゃった」


 ニコリと微笑む茜ちゃん。頬が桜色に染まって、すっごい可愛いんですがっ!


「私は二人乗りは違反なんだよ! って言ったんだよ? でもその人はすこし後ろを振り向いたけど、何も言わずに自転車を漕いだんだ…すごい一生懸命に走ってくれたんだ…そして駅についたの…」※本当に二人乗りは駄目だよ


 格好つけだな…俺は…というか、息切れで話をする余裕がなかったんだけどな。


「駅についた時にその人は言った『まだ間に合うから! 電車に間に合うから急げ!』って。でね、私はお礼も忘れて急いで電車に乗ったの…そのお陰でお姉ちゃんの手術にも間に合ったの…」


 俺はあの時は困ってる茜ちゃんを見てほっておけなかったんだ。

 半分は格好つけもあったけど、でも困ってる妹を見てるような気がしたんだ。だから俺は…この子を助けたんだ。70%は。

 残り30%は…うん。まぁ…男だからな。


「茜ちゃん、私、思い出したよ。その話はお兄ちゃんに聞いた事がある」

「え? 聞いた事あるって…前に話をした時は、お兄ちゃんに聞いた事は無いって言ってたよね?」

「えっ?」


 俺の背筋に冷たいものが走った。

 やばい! そう言えば妹に話をした記憶なんて無い!


「あ、うん…そ…その時には話してもらってた…んだよ? うん! で、前に聞いた時には忘れてたのかも?」


 っていう事でお願いします!


「そうなの?」

「うん。たぶん…前の時には思い出せなかっただけじゃないかな? わ、私は記憶喪失になってから逆に忘れてた記憶をいきなり思い出せたりしてるんだよね~」


 心臓が口から出そうな程に激しく鼓動してる。これで信じてくれるだろうか? そんあ不安が脳内を駆け巡ってる。


「そうなんだね…そんな事もあるのね」


 しかし、茜ちゃんはそんな不安を一気に拭ってくれた。


「うん! 世の中不思議発見だよ!」


 よかった…信じてくれて…本気でちょっと焦った。

 そして、茜ちゃんは話を続ける。


「お姉ちゃんの手術も無事に終わって、私はその日の夜に駅に両親と一緒に戻ってきたの。それで壊れた自転車を取りに両親と一緒に自転車を置いておいた場所に行ったら…そこには夜で真っ暗なのに懐中電灯の光だけを頼りに一生懸命に自転車を修理してるその人がいたんだ…私は驚いちゃった…だって夜の十一時だったんだよ」


 ああ、覚えてる…

 駅まで送った時は無我夢中だったけど、後で考えたら結構かわいい子だったから、ついつい自転車を修理して格好つけようかと思ったんだ…うわ…すっごい不純な動機だった記憶があるぞ。


「それでね、その人は結局は自転車を修理出来なくって、『ごめん、修理出来なかった』って言ってすごい勢いで逃げていったんだよね…」


 そうだよ…

 俺は修理が結局は出来なくってすっげー恥ずかしかったんだよな。

 で、女の子と両親も一緒だったし…思わず逃げた。


「私はどうしてもお礼が言いたくって…ずっとその人を探したんだよね。でもなかなか出会えなくって…でね! 北彩高校に入学して見つけたの! 同じ高校の三年生だったの! その後に実はその人が綾香のお兄ちゃんだってわかって正直びっくりしちゃったよ」


 そうなのか? でも俺もびっくりしたな…まさか綾香の友達だったとは思わなかった。でも、よく覚えてたよな? そんなに俺の顔は見られてないだろう?


「そっか…でもそんな事で好きになっちゃうものなのかな? あと、なんで私のお兄ちゃんがその人だってわかったの?」


 そう質問すると、茜ちゃんは苦笑する。


「最初は好きとかいう気持ちはなかったんだよ? ただお礼が言いたいなって思ってただけだった……」


 茜ちゃんは深く深呼吸をした。緊張しているみたいだ。


「で…でもね? ずっと先輩の事を考えてたら頭の中から離れなくなっちゃって…考えれば考えるほど胸が苦しくなっちゃって…この学校に入学してから余計にかな…いつもお礼言いたかったのに…目の前に先輩がいると何も言えなくって…で、気が付いたの。私は先輩が好きなんだって。恋をしちゃったんだってね」


 茜ちゃは照れくさそうに舌を出した。で、これは何ペロと言うんだ?


「そ、そうなんだ?」

「うん。でね…ええと…なんで綾香のお兄さんか解ったのかっていうと…」


 先ほどまではほんのりと桜色だった茜ちゃんの頬が、まるでヤカンの様に真っ赤になっただと?


「こ…声で…わかっちゃった」


 そう言うと、茜ちゃんは凄まじく恥ずかしそうに自分の顔を隠すように下を向いてしまった。

 俺は驚きつつも感心しつつも吃驚した。恋する乙女は声だけで俺だと理解できたらしい。

 しかし、そう考えるとひどいのは俺だ。茜ちゃんの声を聞いてもまったく思い出せなかった。


「綾香…私…おかしいかな? こんな事で人を好きになるって…おかしいかな?」


 俺は全力で首を横に振った。


「ううん! おかしくないよ…茜ちゃんは全然おかしくないよ、でも…茜ちゃんみたいないい子はお兄ちゃんにはもったいないよ…」


 俺は思わず自分を否定した。だって俺は茜ちゃんを思い出さなかったし、俺には勿体ないくらいに良い子だったから。


「そんな事ないよ、先輩のほうが私にはもったいないくらいだよ…」


 俺は驚いた。

 何ていう事でしょう! こんな事を言われる日がくるなんて! 生きててよかった! なんて感動した。

 しかし…俺は今、綾香なんだ。そして落胆した。


「そ、そっか! うん、お兄ちゃん…はやく戻ってくるといいなぁ」

「うん! 早く戻ってきてくれないかなぁ」


 その時に茜ちゃんの笑顔はとても可愛くって素敵だった。

 そしてその後、元気になった茜ちゃんと夕方まで話をした。話せば話すほどいい子だなって、そう実感した。


「ありがとう…綾香…私ね…先輩が戻るまで待ってるよ…」

「うん…きっと戻ってくるよ…」


 あーもう…俺はここにいるのに。言い出せないのがつらい。


「綾香…前にも聞いたんだけど…綾香は私を応援してくれる?」


 夕日を背にして茜ちゃんが笑顔をつくる。


「うん…応援するよ」


 そんな茜ちゃんに俺は迷うことなく答えた。


「あれ…なんか嬉しくってまた涙がでちゃったよ…えへ」


 茜ちゃんは少し涙ぐみながら家へと戻った。 

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