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プロローグ
まだ最後は考えていませんが、今のところバッドエンド思考なのでご了承ください。あと、初作品なので誤字、脱字があると思います。
残酷な表現はどうかは分かりませんが、見てくださると嬉しいです。
既に日は暮れ、真っ暗な闇が世界を覆おうとしていた。
そんな暗くなった街路を、一人の少年が歩いていた。
周りには人気もなければ誰もいなかった。
それでも少年は恐れる素振りも見せず、刻々と歩いていく。
決して弱気を見せない足取りで道を歩いていくと、
ぽっかりと空けた空間にたどり着いた。
少年は足を止めると前を向き、目の前に広がる明るい町並みを見た。
色とりどりな風景は逆に目が痛くなるぐらい、町は輝いていた。
そんな町並みを少年は見下ろしながら言った。
「次の標的はあそこにいるのか…」
その瞬間、少年はフッと消えた。