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第46話 おめでとうございます! “ゆめ” は “もくひょう” に しんか しました!



「えーっと…………手芸部……手芸部……手芸部の部室は〜っと」


今は中間試験最終日の放課後。

オレ、善家 響はここに転入してきてから一度も足を踏み入れた事のない文化部棟にやって来ていた。




そもそもオレは部活に入っていない。そしてどこかに入る気もさらさらなかった。


確かにオレは運動も料理等のインドア系の活動も好きだ。体を動かすのは楽しいし、インドア系の活動もそれぞれにやりごたえがあって楽しい。

しかし放課後や休日という時間を割いてまでやりたいか? と聞かれると、正直微妙である。


部活友達というものに興味がないと言えば嘘になってしまうが、やはり放課後は家でぬいぐるみを眺めながらゆっくりしたいし、休日はぬいぐるみを買いに行きたい。



そんなオレがなぜこんな場所にいるか?


実は弥千流と深千流先輩に手芸部に入るように頼まれたのだ。


何でも手芸部は今、部員が一人(しかも高1らしい)しかいない為、一学期の終わりまで部員が増えないままだと校則に則り廃部になってしまうらしい。


しかもその唯一の部員––––弥千流と深千流先輩とは昔からの友達なんだとか––––は内気かつ極度の恥ずかしがり屋である為、部員勧誘をする事ができず、このままでいけば廃部は確実なんだとか。



いつものオレなら入ってくれる人を探すなり何なりして、自分が入部するという事態は全力で回避するはずだ。

実際、今まで勧誘は例外なく全て断ってきている。


しかし今回は少し勝手が違った。

なんとその手芸部唯一の部員は弥千流曰く、ぬいぐるみ 編みぐるみ 羊毛フェルト人形等の人形作りの天才らしいのだ。

弥千流の言う事だから、本当に人形を作るのが上手いのだろう。



“いつの日か、冬夢に自分で作ったぬいぐるみをプレゼントしたい” という夢を密かに抱きながらも、さっぱり作る事ができない(そもそも作り方もちゃんと知らない)オレにとっては、みすみす見逃してはおけないチャンスな訳で。


オレは弥千流と深千流先輩の依頼を受け(弥千流と深千流先輩の言動から察するに、オレの抱く夢を知っており、絶対に断らない事を見越して依頼してきたっぽい。全く恐ろしい姉妹である) こうして手芸部の部室があるという文化部棟までやって来たのだ。



「あー……ここだな」


手芸部の部室は文化部棟の二階の一番奥にあった。

部室にいない可能性もあるかもしれないが、その唯一の部員は放課後はよっぽどの事がない限り、授業が終わると即室に直行するそうだ。

念の為、教室で一時間ぐらい時間を潰してきたし大丈夫だろう。





「…………笑顔……笑顔……」


オレはドアの前で鏡を取り出し、自分の笑い顔を確認する。


唯一の部員は内気な性格との事。

和達と比べてオレは目つきが悪いし、口調も荒い。麗奈とは正反対の位置にいると言っても過言ではないだろう。


いつも通りでいけば最悪の場合、その部員に怖がられて入部を断られてしまうかもしれない。

口調を改めるのは難しいが、多少表情を和らげる事ぐらいはできる。


「………………よし……」



オレは鏡をしまい、ドアをノックする。


「ひゃ、ひゃうっ⁈」


すると中から可愛らしい驚いたような声が聞こえてきた。

いくら内気な性格とはいえ、ノックで驚くのは流石にどうかと思うが。


「あっ、あの……深千流さんですか? そっ、それとも弥千流さんですか? もしかして先生ですか? ドアの鍵ならあいてますよ」


ここに訪ねてくる可能性がある生徒が弥千流と深千流先輩の二人だけとは……。

彼女の性格が内気かつ極度の恥ずかしがり屋であるのは、どうやら本当のようだ。



「えーっと……わりーがオレは深千流先輩でも弥千流でも先生でもねー。手芸部に入部したくて来た善家 ひび––––」


「ぜ、善家先輩でしたか! おっ、お待ちしていました」


オレの言葉を遮ってそんな声が聞こえたかと思えば、とてとてと走るような音がし、目の前のドアが少しだけ開かれた。

手芸部唯一の部員が恐る恐るといったように、隙間から顔だけを覗かせた。


目線の位置から察するに、身長は150cm 前後といったところだろう。

全体像を見てないのではっきりとはわからないが、髪の毛(やや茶色がかった黒色だ)を背中の中ほどまで伸ばしているみたいだ。

顔つきは綺麗というよりは可愛い。動物に例えるとチワワといったところだろうか。




「どっ、どうもは、はじめましてです! じぇ、じぇんけしぇん、先輩っ! わ、私の名前は……は、はちゅがい にょのかですっ!」


「…………え?」


噛み噛みだった。それはもう、思わず「これ程までに綺麗に噛む事ができる人間がこの世に存在したのか!」と感心してしまうぐらいに噛み噛みだった。

名前は何となく聞き取れた(多分、はつがい ののか だと思う)が、物凄く聞き取るのが大変だぞ、これ。


“じぇんけしぇん” が “善家+先” という意味であると理解するのに軽く十秒近く用したし……。



「…………」


「…………」


「…………」


「…………」


「…………しっ、失礼しましたっ!」


「ちょーっと待て!」


しばらくの沈黙の後、はつがいは顔を引っ込めドアを閉めようとしてきたので、オレは慌てて足をドアの隙間に滑らせ、完全にドアが閉まってしまうのを間一髪防いだ。


ふぅ……まさか前までやっていた借金(主に祭りの日に酔って色々と壊したり、汚したりしたバカに修理費等を徴収しにいくのだ)を回収しに行く仕事をこなす内に習得した足ブロックがこんな所で役に立つとは……。



「すっ、すいませんっ! あの、恥ずかしくてつい……本当にごめんなさい! 初対面の人と話すのって苦手なんです! もしかして怒っちゃいましたか? いや、怒っちゃいましたよね? もうカンカンですよね? もう手芸部に入りたくなくなっちゃいましたよね? ごめんなさい! ごめんなさい!」


「あー……いや、オレは別にこれっぽっちも怒ってねーぞ?」


「ほっ、本当ですか……?」


「ああ、もちろん」


「…………よ、よかったです〜」


「で、一つ頼み事があるんだけどよ……」


「は、はい? 何でしょうか?」


「ドア、開けてくんねーかな? 地味に足いてーんだよ、これ」


「あっ、すっ、すみません! 今開けますので!」


ドアが開くのと同時にはつがいの全身が露わになった。

オレの予想通り、やはり身長は小さく、髪の毛も背中の中ほどまで伸ばしていた。可愛らしい顔も合間って全体的にとても幼く––––––––––––は?


本来ならその場所には存在してはいけないはずなのに…………どうしてそこにあんだよ!


とある物を見つけてしまい、オレの脳内は一気に憎悪と嫉妬で埋め尽くされてしまう。



どうして……どうしてあいつの胸はあんなにでけーんだよ! 畜生!

何だよ、何なんだよあれは! …………あの麗奈や深千流先輩よりでけーぞ!


くそっ! どーしてロリなお前がそんなでかいもん持ってんだよ! 反則だろーが!


オレがバストアップの為に、毎日どれだけ苦労しているか!

毎朝そんなに好きでもない牛乳を欠かさず飲み、入浴中にはネットで知ったバストアップ体操を念入りに行い、就寝前には時々ではあるが自分で揉んでみたりもしている。


しかしこれだけやっても未だに効果はない。毎日朝と夜にサイズを測りノートにつけ続け、もう半月以上は経つが、1cmだって増えちゃいない。


密かに “ちっぱい同盟” を結んでいる悠里と週末に電話でその週の成果を報告し合っているのだが、どうやら悠里も一向に大きくならないみたいだ。


もう巨乳の人間からは税を徴収してもいいんじゃないかと本気で思う。と言うか、徴収してくれ。お願いします。

Cカップ以上の女性はバストの数値を千倍した金額を国に納めなければならない––––––––みたいな、さ。


で、徴収した税は全てCカップ未満の女性のバストアップの為に活用され––––––––





「………………あ、あの、善家先輩?」


「な、何だ?」


「い、いえ、突然物凄い怖い形相になったかと思えば泣きそうな顔になったりしてましたので…………どうしたのかな? と思いまして」


全ての元凶はお前の胸なんだよ! と叫びながらはつがいの胸を鷲掴みにしたくなったが、流石にオレもそこまで愚かではない。


「あ、ああ。悪りぃ。ちょっと色々あってな……気にしねーでくれ」


腹の下の方で煮えたぎっているドス黒い衝動を抑え、冷静に返事をする事に成功する。


あー……やべぇ。落ち着いた事には落ち着いたが、未だにモヤモヤする。

家に帰ったら真っ先に悠里に電話して、愚痴を聞いて貰わなきゃな。

悠里なら今のオレの気持ちを痛い程に理解してくれるはずだ。


「あ、あの……とりあえず中にど、どうぞ」


「ああ、お邪魔するぜ」


そんな事を思いながら、オレは手芸部の部室に入るのであった。






「へぇー、思ったよりひれーんだな」


外から覗くだけではよくわからなかったが、中に入ってみると部室はなかなかに広かった。


普段使っている教室の四分の一––––いや、ロングカーテンで仕切られて奥が隠れているから正確にはもう少し広いか。


置いてある家具は本棚に大きなテーブル。後はテーブルの周りに椅子が四脚並べられているだけ。至ってシンプルだ。

ただ、テーブルの上が非常にごちゃごちゃしていた。布や糸や綿、さらには作りかけのぬいぐるみと思われる物がテーブルあちらこちらに散らばっている。

まあ自分以外に使う人がいなかったら、こうなってしまうのもわからないでもないが…………いくら何でも汚過ぎるだろ、これ。


「すっ、すいません! 今、片付けますっ!」


そんなオレの視線に気づいたのだろうか、オレの横にいたはつがいは慌ててテーブルまで駆け寄り、片付け始めた。

とは言っても、ただ単に散らばっていた物をはしっこに寄せただけだが。


…………どうやら、はつがいは片付けが苦手なようだ。

むう、これは綺麗好きとして見過ごせないな。今は片付ける為に必要な道具がないし、そもそも手芸部部長であるはつがいに許可を得てないからそのままにしておくが、片付け道具を揃え、はつがいの許可を得たら即片付けよう。



「え、えーっと……善家先輩。こちらにお座り下さい」


オレははつがいに促されるままに席に座る。

オレが座るのを見届けてから、はつがいもオレの正面に座った。いつの間にか両手にシャーペンとルーズリーフを持っている。



「え、えーっと……いっ、今から面接を始めたいと思います」


「面接?」


「はっ、はい。面接というか……何というか……た、ただなぜ手芸部に入りたいと思ったかを聞きたいだけです。それだけです」


「ああ、そういう事か。わかった。今から話すけどよ…………絶対に笑わないでくれよ?」


「え? え、あ、はい! ぜ、絶対に笑わないです!」


「…………よし。実はな––––––––」


オレは自分がぬいぐるみが大好きである事。好きな人がいる事。そしていつかその好きな人に、自分で作ったぬいぐるみをプレゼントしたい事を手短に話した。



「––––––––っつー訳で、ここに入部しようと思ったんだ。まあ、ぶっちゃけると弥千流と深千流先輩に頼まれたからっつーのも多少理由の内に入ってたりするけどな」


「すっ、素晴らしいですっ! 善家先輩っ!」


オレが話し終わるや否や、はつがいはぐっと身を乗り出し、オレの手を握ってそんな事を言った。



「え?」


はつがいの予想外のリアクションにオレは驚きを隠せなかった。

てっきり子供っぽいとかバカバカしいとか言われて、笑われるものだと思っていたからだ。

実際、オレも内心「ちょっとガキっぽいかな」と思っているし「細かい事が苦手なオレには無理かな……」と半分諦めもしていた。



「いいじゃないですか! 好きな人に自作のぬいぐるみをプレゼント。とっても素晴らしい夢だと思います! その夢、是非とも叶えましょうよ! 私も全力で協力しますから! 先輩、入部届は持ってきてますか?」


「え、あ……いや……悪りぃ、も、持ってねー……」



なぜか物凄く喰いついてくるはつがいの迫力に気圧され、しどろもどろになってしまうオレ。


…………ったく、どーしたんだ? さっきまでとはまるで別人じゃねーか。全然噛んでねーし。

もしかして、あれか? 真莉みたいにお節介を焼くのが好きなタイプだったりするのか? 内気で恥ずかしがり屋なのにか?


うーん……イマイチはつがいのキャラが掴めねーな。名前の漢字も未だにわかんねーまんまだし。



「こ、ここにありますので、どうぞ!」



でもまあ、笑われるよりは何万倍もいいか。

はつがいも積極的に協力してくれるって言ってるし。…………本気でやってみるか。



「えーっと……ここにオレの名前を書けばいいのか?」


「はっ、はい。お願いします」


「…………よしっ。これでいいか?」


「はい。わ、私の名前を書いて…………っと。後は先輩のクラスの担任の先生と顧問の先生にサインを貰って、生徒会に出せばか、完了です」


「なるほど……それにしてもお前の名前、こう書くんだな。これで初谷(はつがい) 音々(ののか)……とはこりゃあまた難しいな」


「よ、よく言われます。 “音” で “の” と読ませるなんて珍しいですから……」


「じゃあ、早速サイン貰いに行って生徒会に出してくるぜ。初谷もついて来るか?」


「あ、は、はいっ! 一緒に行きますっ!」



少し落ち着いたのか、元通りになった初谷とオレは部室を出る。




“夢” が “目標” に変わった瞬間だった。





吾妻 深千流(以下深)「深千流と」


吾妻 弥千流(以下弥)「弥千流の」


深・弥「かみるーらじお!」


深「こんにちは。鳳凰学園高校3年、放送部部長をやらせて頂いている吾妻 深千流です」


弥「はろ~! 前回 前々回と休んでごめんね〜。色々あったんだよ〜…………ホント、色々ね……。ほ、鳳凰学園高校2年の吾妻 弥千流だよ~。ちなみに、わたしは放送部副部長やらせて貰ってま~す」


深「“かみるーらじお!”とはもっと読者様に“神√”を知って頂きたい! という思いから生まれたラジオです」


弥「ゲストを呼んでフリートークをしたり、リスナーの皆からのお便りを読んだり、質問に答えたりしちゃうよ~」


深「さて “第46話 おめでとうございます! ゆめ は もくひょう に しんか しました!” いかがでしたでしょうか?」


弥「いや〜、ようやくのんのんも本編デビューだね〜」


深「そうですね。とてもめでたい事です」


弥「でも、ひびきんものんのんのキャラを掴みあぐねてたね〜」


深「そうみたいですね。確かに音々華ちゃんは世話焼きな性格でもあるんですが、それだけではないんですよね。音々華ちゃんは恋話が大好きなんですよ」


弥「そうそう。多分、ひびきんの一途な一ノ瀬への想いがこもった夢の話を聞いて、我を忘れちゃったんだろ〜ね〜。ちなみに、のんのんはお姉ちゃんと同じで、漫画のようなロマンチックな展が………………げふんげふん」


深「…………」


弥「…………ふっふふ〜ん♪ ……あれ? どうしたの〜? お姉ちゃん。そんなに怖い顔をして」


深「…………はぁ……。もういいです。諦めました。ただ次やらかしたら……わかってますね?」


弥「は、は〜いお姉ちゃん」


深「それにしても、音々華ちゃんの部屋は凄いですよね。まさに “THE 女の子の部屋” みたいな感じで」


弥「そうだね〜。全体的に明るい配色でまとめられた可愛らしい家具に、恋愛系の少女漫画。極め付けは部屋いっぱいのぬいぐるみだもんね〜。ひびきんも似た感じの部屋だったような気がするな〜」


深「似た者同士、これから先上手くいきそうですね」


弥「それはそうと、お姉ちゃん! いよいよ夏本番だよ!」


深「確かにそうですけど……どうしたんですか? 急に?」


弥「夏と言えば海! 海と言えば水着! 水着と言えば胸の大きさ! という訳で、こんな物を用意してみたよ〜、じゃん!」


深「何ですか、これ? 名前と “>” の記号が並んでますが…………はっ! まさか弥千流……」


弥「そうだよ〜。今までに神√ に出てきた女性キャラを胸が大きさ順に並べた表だよ〜。もちろん、コラボ回で出てきた他作品のキャラは省いてるよ〜」


深「わ、私もちゃんと入ってるんですね」


弥「うん。そりゃあもちろんだよ〜。いいじゃん、このぐらいさ〜。別にスリーサイズを発表する訳じゃないんだから」


深「まあ、別にいいですけど……」


弥「じゃあリスナーの皆には見えないだろうから、わたしが口で教えてあげるよ〜。胸の大きい順から––––––––




初谷 音々華 >> 水沢 麗奈 >> 吾妻 深千流 > 音尾 和 >> 高階 穂乃佳 > 榎本 美都 > 朧 >>(ここまで平均以上)>> 萩原 真莉 > 吾妻 弥千流 >> 倉稲魂 >>>(越えられない壁。と言うか本人が壁。どうあがいても絶壁)>>> 中溝 悠里 >> 善家 響 >>天照



––––––––と、こんな感じだよ〜。一応、わたしが独自ルートで入手した情報をもとに作ってるから正確なはずだよ〜。具体的な数字は言えないけど、美都と朧さんとまりりんがだいたい平均ぐらいだね〜」


深「こう見ると、やっぱり音々華ちゃんは凄いですねー」


弥「もしかしたら、男子の不躾な目線が内気な性格に拍車をかけてるのかもね〜」


深「あー、確かにありえますね、それ。でも私達がどうこうできる事ではないですね。共学である限り避けては通れない道です。私も結構邪な目線は感じます」


弥「へ〜。やっぱり不快なものなの?」


深「ええ。あまり気分がいい物ではないですね。私が睨むとだいたいの男子は慌てて目線を逸らしますが、たまにそれでも目線をよこしてくる輩がいるんですよ」


弥「ああ、いるよね〜。エロが原動力っていうやつね〜。その時はど〜してるの?」


深「軽く〆(しめ)ます」


弥「え?」


深「だから、軽く〆ます」


弥「ははは……お姉ちゃん。そんな真面目な顔で言ったら冗談も冗談に聞こえないよ〜?」


深「いえ、冗談じゃないですよ。校舎裏に呼び出してこう、クッと」


弥「…………お姉ちゃん、そりゃあ彼氏できる訳ないよ……」


深「ん? 何か言いました?」


弥「え? あ、いや、何にもないよ〜。ただもうそろそろ閉める時間じゃないかな〜と思って」


深「あ、確かにそうですね。じゃあ閉めますよ。“神√” を読んでいて疑問に思った事や、このキャラとこんなトークをして欲しいという要望があれば、感想やメッセージ、活動報告のコメント欄からお知らせ下さい。また、誤字脱字や矛盾点などがありましたら、ご報告よろしくお願いします。他にも感想や評価、レビューなどもお待ちしております」


弥「じゃあまたね〜」




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