つまらないと思っていた生活も今考えてみれば幸せだった。・・・そんな事ってありませんか?
悪魔と天使とのぶおを家に置き学校に向かった主人公。
まぁ何か色々友達と喋ったりしてます。←
涼しい風が吹き、大自然の緑色も濃さを増してきた、今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕ですか?僕はね・・・凄く良いよ。うん。
マジでリアルに充実してましたよ。リア充でしたよ。ハイ。
・・・昨日まではねー。しかも、のぶおはイケメンでイケボだし・・・。
これが一番のショックだったね・・・。遠目はそうでもないんだけど、
近くで見ると中々のイケメン野郎でっ!
殺してぇ!
あ、でもダメか。アイツは俺の心の中の「のぶお」の部分だもんなー。
・・・・・・・。
・・・思い出したら死にたくなってきたよ。
何だよ「のぶお」って。
つか他の人の心の中にも「のぶお」は有るのかな?
・・・もしかして俺だけに有るとか無いよな・・・?
つか、学校に遅刻するから驚いてる暇もなく、直ぐアイツら置いて出てきちゃったけど・・・・。アイツらだけ家に置いといて大丈夫かな?
つかそれしか選択肢なかったんだけどな・・・。
ま、一応家から出るなとは言っておいたけど。
つか、どうやったらアイツら俺の心の中に戻るんだよ・・。
あ、でものぶおは戻らなくて良いかも!
ったく・・・。朝からテンションだだ下がりだっつの・・・・。
あ、そーいやまだ自己紹介してなかったっけ?
俺の名前は東雲夕陽ね。よろしくー。
自分で言うのもなんだけど、この名前は結構いい名前だと思う。
うん。つか格好良くない?
かっけぇよな!「東の雲に夕陽」って!!
マジでここは自慢して良いと思うよ。羨ましがっても交換してやんないぞ?
夕陽は基本は西にあるものだろ?
でもそれが東にある訳よ!
つまりこの名前は「有り得ない」という意味もある!
・・・・だからあんな変な三人組が出てきたのかな?
やっぱ交換してくれぇぇぇぇ!!
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ぐだぐだ喋ってたら完璧に遅刻するトコだった・・・。
遅刻しそうだから家出たのに、ちんたら歩いてんだしなー。
「ういぃーす夕陽ー。珍しいよなーお前が時間ギリギリの登校とか。」
「こいつは親友(笑)の、狭間明良だ。小学校から一緒のダチだ。見た目は悪くないんだが、性格がクズだ。腐ってる。苔が増殖しまくってる。なめこが育ってる。」
「おいコルァ!!お前的にはナレーションのつもりなんだろーが、喋っちゃってるんだよ!!そーゆーこと喋るな!傷つくだろ!つか苔とかなめこって何だよ!そこまで腐食してねーし、勝手になめこ育たせるなぁぁぁ!!」
「突込みが長いしくどいし、4点だな。」
「何点満点中!?」
「100点に決まってんだろーがよー。」
「マジかぁぁー・・・・。」
と。朝からこんな馬鹿みたいな会話をするのはもう日課だなー。
などと思っていたら明良が真面目な顔で、
「で?何でギリギリに来たんだ?何かあったのか?」
「朝起きたら悪魔と天使とのぶおが居てー。自殺しようとしたら、イケメンでイケボの、のぶお君に止められたのだっ♪他にもゴチャゴチャ喋ってたから遅くなったんだお☆」
などと言える筈もないよなぁー・・・。
「別にー・・・、ただ寝坊しただけだよ。」
「ホントかぁぁ~?」
「何で疑うんだよ、つかそんなに知りたがる程の事でもねぇーだろーよ。」
「だって、だって、気になるんだもん!///」
「あーハイハイかわいーねー。」
「んだよ冷てぇなー。っと、チャイム鳴ったし。じゃ、後でゆっくり聞かせてもらいますぜっ!」
と、笑いながら手を振って自分の席につきやがった。
・・・なんで嘘って分かったんだ?
つか、アイツ一回気になったらしつけぇしな・・・・。
何か上手い言い訳でも考えとかないとな。
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その頃の悪魔と天使とのぶお
悪「腹減った!」
天「虫でも喰ってろハゲ。」
の「そんなときはコレ!ほん○くコンニ○ク!」
悪「いくら悪魔の俺でも虫は食わないし、のぶおは大御所漫画家さんの作品のパクリだし!伏字しなくちゃなくなってるし!」
天「ホラ、捕まえてきたよ。アゲハチョウ。」
悪「お前ぇ!美しい蝶を食料として持ってくるな!!」
天「突込みがなってない。4点だ。てか文句言うなサウスポーが。」
悪「100点満点中4点とかヤバイな・・・。つかお前に言われるとサウスポーも悪口に聞こえるよ!」
の「おい!お前ら!凄いぞ!ほん○くコンニ○ク食べたら、アゲハチョウが何言ってるか分かる!」
悪,天「「こいつは平和だな~~。」
つづく。