エピローグ的な何か
・・・・・。
二千十一年、四月二十九日。火曜日。
まだ朝の六時だ。
受験にギリギリで受かり、高校生になって約二週間。
学校にも馴染み友達も何人かできた。
そして今日は珍しく早起きすることが出来て、目覚めもパッチリだ。
いつもの俺の部屋。
いつものベッド。
いつもの枕。
いつもの朝の日差し。
けど一つだけ違う。
何が違うのかは明白に分る程違う。
「・・・えっ・・とー・・・・。」
喋り辛い。
そして心臓がバクバクしている。
それもそうだ。
誰だって、
朝起きて、しらない男(?)が三人も目の前で寛いでいたら、
そりゃ驚くに決まっている筈だ。
もしもその状況で平然としていられる人が居るのなら、
俺はその人を、ゴッド・オブ・ザ・ゴッドと崇めようじゃないか。
てかそんな事は今どうでもいい。
普通の男が三人居るなら分る。(分かってはダメだと思うがまぁ置いといてくれ)
でも、今俺の前で寛いでいる三人は「普通」の男ではない。
まず一人目。
羽が生えてる。
黒い羽が。
ついでに角も生えてる。
デコの両端に一つずつ。
そして黒いマントを着ていて、
黒い鎧を着けている。
どっからどう見ても、
危ないとしか思えないから困る。
(何か悪魔みたいな奴だな~)と思いながら二人目の男を見る。
羽が生えてる(二回目)
今度は白い羽だ。
角は生えてないけれど、
変わりに頭の上に輪っかが浮いている。
何か知らんがニコニコしてるし・・・。
優男って感じだ。
んで白いローブを着てる・・・。
さっきの悪魔っぽい奴よりは、安全そうだ。
さっきのが悪魔なら、こいつは天使みたいだ。
そして!
最後の一人。
羽は生えて・・・
ない!
角も輪っかも無い!
服はパーカーにジーパンを着ている。
髪の毛は生えてなくスキンヘッドだ。
この三人の中では一番まともだな・・・。
この三人の中では・・・ね。
もしもコイツが同級生に居たら、
俺は学校長に土下座し、クラスを変えてもらう様に頼む筈だ・・・。
なんたってそいつ・・・。
そいつ・・・。
デコに・・・。
煌いているデコに・・・・。
のぶお
・・・って書いている・・。
あぁー、そっか!
のぶおかー!
のぶおかよー(笑)
ビビらせんなよなぁー!
全く・・・!
来るなら来るって連絡してくれれば良いのにさぁ~。
・・ったく・・・。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
「のぶおって誰だよ!!!!!」
二千十一年、四月二十九日。火曜日。
朝の六時十分。
俺は今日ようやく、声という声を発したのであった。
学園コメディ的な何かです。
もーーーのすごーーく
暇でしたら読んでみてやってください。
と言ってもまだエピローグしか完成してませんが。
感想などを書いてくれると嬉しいです。
中三のガキが書いた雑な小説ですが、
見てあげてくださいm(_ _)m