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5.輪廻転生①
人生1周目。
俺がこれまでよく言われて来た言葉だ。
ユウトがまさか。
あまりにも現実的じゃない。
でも、どうしても気になった俺は、あいつと飲みに
行くことにした。
もちろんあいつの奢りだ。
幼馴染で今も家が近所という事もあって、不思議と俺とユウトはずっと仲が良かった。
今や状況も立場も違うんだけど、それでもあいつは、
こんな俺の事を気にかけてくれていた。
根っからの良い奴なんだろう。
だからこそ思う。
ほんとに1周目かよこいつ。
そんなこんなで居酒屋に着いた。
中でユウトが待っている。
仕事終わり、カラッカラに渇いた喉を通るビールの
感覚は、大人になって何の楽しみも感じていない俺の
唯一の楽しみだ。
ユウトの近況報告を聞き、俺の何もない近況報告を話し、たわいもない話をした上で、俺は本題を切り出した。
俺「ユウトって人生1周目じゃないよね??」
ユウト「うん」
俺「え??」
ユウト「え??」




