【生姜】中年おっちゃんに鍋を作る。生姜たっぷりのポン酢を用意
草薙は、フリーターの中年おっちゃんの家を訪れた。
「よぉっ」
「草薙の旦那、久しぶりじゃねぇですかい」
草薙はおっちゃんの家を訪れた。
「元気だったか?」
「元気でさぁ……っといいてぇところだが……」
おっちゃんは少し元気がないようだった。
「げほっ、げほっ、げほっ」
おっちゃんが咳き込む。
「やっぱ、せいてんな」
「最近、仕事が立て込んじまってたからなぁ。体調崩しちまった
い。情けねぇやんなぁ」
「(o´・∀・)oがんばれ(o´・∀・)oがんばれ」
「ははっ、ノリ軽いねぇ」
「悠ちゃんは軽いぞ……さてとそんなおっさんに元気が出るものを持ってきたぞ」
「エロ本かっ!?」
「(o´・∀・)oちげぇよ」
「そうだよなぁ」
「まぁ、役には立つと思うぞ」
草薙は食べ物をとりだした。
「おぉぉ、こりゃぎょうさんもってきたもんだなぁ草薙ぃ」
おっちゃん驚く。
草薙は免疫力を向上させる食べ物をたくさん持ってきたのだ。
納豆とヨーグルトと……生姜である。
「免疫力があがる食べ物、わんさかもってきたぞ」
「おおぉっ」
おっちゃんは目を丸くした。
「草薙はよぉ、俺のようなおっさんなんかによぉ、ありがたてぇなぁ」
おっちゃんは深く息を吐く。
「がはは、喜んでもらえてなにより」
「でも俺のようなおっさん
相手にするよりも、もっと若い姉ちゃんとかがいいんじゃねぇですかい」
「若い姉ちゃんねぇ……」
草薙は考えるしぐさをとる。
「……接する機会はあるけどな」
ヘルでヘブンな姉ちゃんとか、色々、若い姉ちゃんと接触がないわけではないが……
「おっさん、十分だとも」
草薙はいった。
「おっさんでも、日本人だとも」
「はっは、あんたブレねぇな」
中年男が笑う。
「人情ってやつだなぁ……こんなおっさんによぉ」
「がはははは!!
いいってことよ」
草薙が笑う。おっちゃんも笑った。
ひときしり笑った後……
「おっちゃんには、これがいいかな」
草薙は生姜をとりだした。
免疫力をあげる食べ物の一つである。
「じゃあ鍋物、作るぞ」
◆
草薙は簡単な鍋物を作った。
鍋物のその上にねぎをたっぷりパラパラかけるといいだろう。
「いっぱい生姜食っとけおっちゃん」
草薙は健康そうな生姜をだした。
鍋のポン酢の上にたくさんの生姜をする。
「こりゃまた、生姜がいっぱいのってんなぁ~」
ポン酢の上にたくさ~ん乗った生姜を見ておっちゃん驚く。
「生姜は健康にいいんだ」
草薙は生姜の健康ぶりを解説する。
「生姜は栄養がある」
生姜は栄養がある。
健康を助ける効果があるのだ。
「生姜は体をあたためる」
生姜は体をあたためる効果がある。
体温が一度下がると免疫力が大きく下がるという話がある。だから生姜の体をあたためる効果はいい。
また、新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める効果もある。
「生姜は殺菌効果がある」
生姜には殺菌効果がある。
昔から重宝されている
「草薙は詳しいなぁ」
「免疫力モリモリあげっぞ! おっちゃんは暖かくして寝てろぉい!!」
「すまねぇなぁ」
そんな話をしつつ、草薙は生姜をする
そして、生姜が合う、暖かい鍋物を作っておく。
◆
「鍋いっぱいつくっといたぞ」
「おぉ、こりゃうまそうだ」
「生姜をいっぱいかけた、ポン酢だ」
草薙はポン酢にたっぷりの生姜をかけた皿を出した。
暖かい鍋に、たっぷり生姜が乗ったポン酢。
栄養豊富で体をあたためる、体にいい鍋であった。
「こりゃうまそうだ。見てるだけで元気になってくるぜぇ」
「いっぱい食って元気になれよ!!」
「じゃあ、ありがたくいただくと……ってどこいくんでい草薙ぃ!!」
おっちゃんは立ち去ろうとする草薙を見た。
「次のとこだよもう免疫飯は用意したし俺いなくても大丈夫だろう」
「いやおめぇ、無理しすぎじゃねぇか」
「日本人だからな、丈夫なんだ」
「日本人すげぇな」
「おっちゃんも日本人やぞ」
「はは、そうだな」
おっちゃんは笑った
「でもよ、ちょっとくれぇいいじゃねぇか。おめぇが作った飯だ、食ってけよ」
「なんだ、俺がいなくてさみしいんかいおっちゃん」
「ば、ばかやろう。そんなわけあるかい」
おっちゃんが、ちょっと可愛くてほっこりする。
「わはは、暖かくして寝ろよ、おっちゃん。暖めると免疫力上がるからな」
「わかった、じゃあいっぱい食べるとするさぁ」
「おう!!」
キップよく草薙は立ち去る。
「ありがとよぉーーー、草薙ーーー」
背中ごしに手をふりながら草薙は次の家を目指した。




