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design my Life!  作者: モズク
2/2

一人は寂しいけど

もう、鳥はうるさい。


何にも悪くないけどごめんね。


そんな2つが交差して気持ち悪かった。


それに、


ちょっと走ったから、息があがって苦しかった。


学校に行ってもいいのか。


正直、サボりたかったけど、親に心配かけられない。


そうしても、構ってくれずに怒るだけだから。


仕方なく、学校についた。


みんな、親と一緒で私だけが孤立している……


そんな感覚に襲われた。


たかが、親がいないだけなのに。


この場にいないだけなのに、私、何をいってるんだ。


本当に親がいない子に申し訳ない。


そうしたら、肩を叩かれた。


「おはようっ、親、来ないの?」


肩を叩いたその子は高校生にしては


かなり小さい女の子だった。


私も背の順だと前の方だけど、


そんな私より15㎝くらい小さい。


顔も幼いから、下手したら小学生に見えそう。


それに、短いツインテールをしているから、


とても幼く見える。


よく、私の肩を叩けたなぁ。


「来ないよ、弟の方に行くんだ。」


そういえば、その子は


「体育館まで一緒に行こうよっ!」


断る理由なんて、なかった。


一人が寂しかったし、うーん、いいや。


「そうだね、行こっか。」


なぜか、ズーーンと重かった心が軽くなった……


そんな気がした。


「私、緑川梓だよ。よろしくね。」


そんな彼女の雰囲気に押され、


「私、青峯鈴香。よろしく、梓。」


いきなり、名前呼びで呼び捨てだったけど、いいかな?


でも、私は私なんだし。


それに、彼女みたいに、梓みたいに明るくなりたい。


うん、なりたい。


なりたい、目標が出来たんだ。


変われる……かな?



読んでいただき、ありがとうございました。


また、読んでくれたら嬉しいな……なんて。


それでは、また会いましょう、バイビッ!

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