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目覚めたらそこは異世界だった  作者: 柊 空音
第1章 始まりの記憶
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第1章8 「閃きが時に輝きに変わる」

俺は苦難していた。

出来ない。何度打ち直しても。

そもそもエクスカリバーってどんな形だったのか忘れてしまった。


「どんな形だああああああああ」


カラン


誰かお店に来たみたいだ。

開店して1週間。客足は全然伸びなかった。

来ても面白がって来るくらいだったので今日もかと思っていた。


「いらっしゃいませ~今日はどんな物をお探しで」


外見はとても剣等の武器を持てるような感じに見えない女の子だった。


「取り敢えずシンプルな短剣あるかしら?」


やっぱりな。そう来ると思っていたよ。

俺は商品棚から短剣を取り出して彼女に渡した。


「あの店長さん。ここって試し斬り出来たりしますか?」


俺はそういうお客さんが居ると思い、場所を作っていた。


「ああ、ありますよ。今、準備しますね!」


そう言って俺は準備して、案内した。

さてお手並み拝見と…


バサッバサッ


彼女のあまりにも見事な剣捌きに俺は見入ってしまった。凄すぎる。

斬り終えたのか彼女は俺の元に戻って来た。


「店長さんこれ良い短剣ね。おいくらかしら?」


え?今、何て?買ってくれるって?

俺は初めて商品が売れた事に喜び意識が飛んでた。


「店長さん?」

「ああ、すみません。500クロスです!」


そう言うと彼女は、


「あら、意外に安いのね。私なら5000クロスで売る質よ。これ」

「え?本当ですか?何しろ始めたばっかなので、良いですよ」

「じゃあ有り難く500クロスで買わせてもらうわ」


こうして彼女は笑顔で帰って行った。


「よし!!この調子で売って、エクスカリバーを作るぞ!!」

そしてエクスカリバー作りを再開した俺の元に、


カラン


「侑?元気にしてる?」


フィリアが様子を見に来てくれた。あれから会っていないので1週間ぶりになる。


「おお、フィリアいらっしゃい」


フィリアはちょっと深刻そうな顔をしていた。


「どうした?フィリア?」

「あのね…侑」

「ん?」

「お父様から侑をお城に呼ぶようにって言われて…」

「え?」

「えええええええええええええええええええええええ」


どうなる、俺。


to be continued…

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