表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
目覚めたらそこは異世界だった  作者: 柊 空音
第1章 始まりの記憶
6/85

第1章5 「リース・スペルク・アストロイ」

俺は仕事を探しフィリアとギルド「アストロイ」へ訪ねた。

仕事を探しているとある人物が俺の前に現れた。


「よぉ少年~仕事をお探しかい?」


明らかに怪しそうなギャル系な女が現れた。


「あんた誰だよ」

「あーん?私が誰だか分からないだって?」


女がそういうとギルド内に居た全員がこっちに目線を送って来た。


「ちょっとフィリアどういう事だよ」

「えーとこの方はこのギルドのギルドマスターです」

「え?」

「ええええええええええええええええええええええ」


俺は思わず叫んでしまった。


「ちょっと少年まじで五月蠅いだけど」

「私が本当に誰だか分からなかったのだったら仕方ないな」

「私の名前はリース・スペルク・アストロイ。ここのマスターだ」


俺はまだ顔が引きずっていた。だってマスターが目の前だもん。


「いやぁ~その悪かった。失礼な事して」

「んやぁ私は気にせんよ。それより少年仕事欲しいんだろ?」

「ああ、冒険ってのはちょっと合わない気がするけどお金の為なら」

「そういや少年良い手してるね?職人さんかい?」

「いや俺は違うけど父なら」

「ならそれが受け継がれてるんだね。だったらこうしよう!!」

「鍛冶屋にならないか?」

「鍛冶屋?」

「そう、うちと契約で鍛冶屋を営みながら冒険するのはどうだい?ちょっと値段弾んじゃうよ?」

「フィリアはどう思う?」

「え?私は侑が良ければ良い方法だと思うよ?」

「ん?」


突然リースが何かに気付きフィリアの元へ行く。


「えーと何でしょう?」

フィリアは焦っている様子でリースの顔を見る。

「お嬢ちゃんフィリアって言うんだね?」

「あ、はい。あはははは」

「マスターどうしたのさ?」

「いやぁフィリアって言ったらバーンクロスのお姫様の名前だからさ」

「あー確かフィリアの名前に…」


そう言い掛けた瞬間フィリアは俺の口を思いっきり閉じる。


「誰でもある名前なのでお気になさらず契約のお話を」


そう切り返すとリースも話を進める。

こうして何とか最初の開店費用等色々準備してくれた。

どうやらこの辺は鍛冶屋が非常に少なくリースも困っていたみたいだ。


ここから俺の異世界での生活が始まる。


to be continued…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ