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目覚めたらそこは異世界だった  作者: 柊 空音
第1章 始まりの記憶
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第1章4 「仕事探し」

こうして俺はここが異世界だと気付き取り敢えずフィリアに手伝ってもらい家を買う為に仕事を見つけることにした。


「この辺の家って高いか?」

「高いと言われましても…侑は無一文なのでそれよりも仕事です!!」


いや仰る通りだよ。

俺はこの世界に来て、自分の手元にお金が無かった。

普通こういう場合100Gとかそういうのあるだろって思った。

まぁそんな小さな金あってもあれだが


「そういえばこの街の通貨って何て言うんだ?」


俺の問いにフィリアは、


「世界共通通貨ですけど…侑、本当に何も知らないんですね」

「だから何も知らないんだって(笑)」

「クロスです。それがこの世界での通貨になります」

「クロスか…変わった通貨名だな」

「変わっている…?侑の世界では何て言ってたんですか?」

「円だ」

「エン…?そっちのが変わっていませんか?」


そんな会話を繰り返しているうちにある場所に着いた。


「ここは?」


何かいかにも日本でいうヤクザの事務所みたいな雰囲気が漂っていた。


「ここはギルド「アストロイ」です」


にっこり笑いながら言っていたがアストロイがデストロイにしか聞こえなかった。


「デストロイ…」

「アストロイです」

「あっごめん。ってきり怖い事務所か何かかと」

「ジムショ?何です?それは」

「フィリアは知らない方が良いよ」

「取り敢えず中に入りましょうか?」

「ええ?ちょっと」


フィリアは侑の手を引っ張ってその怖そうな建物に入って行った。

しかし中ではたくさんの人が居て賑わっていた。


「まじでギルドなんだな…冒険者がたくさん」

「ここでお金を貯めて生活しましょう!!」

「え?」


今、何て言った?と俺の心が危険と察知した。


「ギルドで仕事を受けて生活しましょうと?」

「いやいやいやいやそんなの危険過ぎるよおおおおお」


思わず動揺する俺。そんな俺にフィリアは、


「大丈夫です。侑が思っているほど危険ではありません」


本当か?

つい疑ってしまったのである。

そんな時ある人物が俺の前に現れる。


to be continued…

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