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更新無。途中完結  作者: るんやみ
第二章 学園生活~
20/52

14  席 

お気に入り11件ありがとうございます!!これからも頑張ります。

「ちっ…」


私は、今人生最大の危険に遭遇している。

なんと、ロリコンこと青咲に背後をとられるという不覚をしてしまった。硬直している。どのくらい怖いのかといわれると、ジョーズくらい怖い。はい。私は馬鹿です。いないって思って安堵した私は、馬鹿だ…。油断大敵とは、こういうことをさすのだね。参考になりました。


…ちょっともう私の精神が危なそうなんで、奥の手の剣道使いたいと思う。


私はすっと竹刀を手に取る。院長が驚いているうちに軽やかに体に入り込み首の急所の前で寸止めしました。今の私の剣道モットーは、美しく強いです。後ろで華とか、舞った気がする。


…!?

何故か、首の急所で止めたはずの竹刀が先生の手にすっかり収まっている。

この一瞬で…嘘。


しんと静かになる教室。すると野次馬の皆が席を立ち上がる。


「「「「おおーーーー!」」」」


盛大な拍手が響いた。

私は、竹刀を下ろし唇を噛み締める。悔しい…。私もまだまだってことかな。


すると手を大きく振り必死に食い止めに来る人物が。


「ストープストープ!止めろお前ら!………まさかその剣道の技、その髪お前遥か?」


ぽんっと私の肩に手をおく。その手を見て、私はさっきまでの悔し顔をもっと歪ませていく。


え、嫌、まさか…!私に気付いてなかったのに気付かせたってこと?……でも、何で幼き頃のロリコン語じゃない?まぁそこら辺は、いいか。ロリコン語でなければ、普通に格好良いのに。惜しい、残念イケメン。残念イケメンは、恋愛勝ち組なのでしょうか。謎です。


誰かにまた肩を叩かれ、振り向く。私は、それが妹ちゃんだと分かって安堵の息をもらした。

でもそれもつかの間


「ねぇ、遥姉知り合い?」

ぎゃあ!!その単語を言うんじゃない。妹ちゃんも巻き込まれる…それだけは嫌だ。

でも、実際会ったことあると思うけど。


そんな思考回路を遮断して慌てて社交辞令の作り笑いを披露する。ふふふ…この辺りは習得済み。嫌な上司と飲み会とか、ほぼ作り笑い。私のコミュ能力は、高い方だと自分でも思う。

「知り合いじゃないです」

「えっちょっと…「担任の小手調べしただけですじゃあ。」

担任の言葉を遮りガタッと荒々しく何もなかったかの様に席につく。


さ、私の席?窓側の一番後ろて……ふむ、何とも定番の席だな。

でも、日の当たりも良いし、先生の死角だから割と嬉しかったりもする。

昼寝出来るかも。むふふ。

隣は、男子、今説明メンドクサイからまた後で。前、妹ちゃん、斜め右前、男子……。

男子多いな。女の子と話したかったな。妹ちゃんの近くだが、くじ運いいのか、悪いんだか。


あ、あと豆知識。

運動場の倉庫の裏と屋上の上(この学校はあるんだよ)と旧校舎だけには、いかないほうが良いよー!!秘密知っちゃうから。

ちなみに私は、絶対行きません。妹ちゃんと楽しく学園生活を送りたいので、秘密と関わりたくありません。面倒臭いし。


妹ちゃんがこそっと話しかけてくる。口の横に手を添えてさ…そんな妹ちゃんが可愛い。天使。

「言い方冷たいねどうしたの?」

「あー。あの教師には、近付かない方がいいよ!!」

私は確信を持って告げる。

「うん、わかった。遥姉が言うってことは、危ない奴なんだね!」

うんうん。

そうだよー。ヤバイ奴だよ。ロリコン語を語り始める危ない奴だよ。

私の一回の怨み長いからね。恨まれることする時は、心してかかれよ。


皆の自己紹介が始まり私は適当に流す。やがて私の番が回ってくる。今まで私の様に流して話を聞いていなかったであろう人も私に注目する。目立ちたくなかったのに…。

「篠崎遥です。よろしくお願いします」

私は特に当たり障りのない普通の自己紹介をして席についた。これ以上目立つとかありえない。さっきまで目を輝かせていた者も落胆して興味なさげに目を逸らされる。ふーん。地味子には興味ないと。


私を珍しそうに囲む輩が自己紹介のおかげで少なくて、午前中も静かに過ごすことが出来て機嫌が良かった。

鼻歌とか、サザンを口ずさむ。

そうだよね。古いよねっ…誰も反応しない。


放課後、誰もいなくなった教室に忘れた物理のノートを取りに来た。妹ちゃんに悪いと思い先に帰って貰ったがこの状況で後悔する。

「遥…ちゅぁん…。何で無視するんでちゅ?もう照れなくていいんだよ!!ほらおいで」

↑ロリコンじゃ、流石に普段からロリコンって呼びそうだから、先生にランクUP↑

別にロリコンでも、いいけど。わーい!愛称?とか言ってきそうなので。

私が無視するのはね…怖いからです。でちゅ?とか。本当に近寄らないで下さい。

ロリコン語【ガタガタガタガタ】

ふっ震えがとまらない。


「すみません、人違いです。」

また社交辞令の愛想笑いでなんとかかわす。


少しスピードを速めてそれでも品を失わないように淑やかに歩く…が。

品だけは、品だけは、守りきる。品格一番。涼しい顔でっ。

【スタスタスタスタ】【ドタドタドタドタ】

ひえぇー。追っかけてくるよ!まっ、まさかの…ス、ストーカーさん?ロリコンじゃなくて?ごそごそとカバンをあさって竹刀装着!って竹刀ないよ!!ピンチです。


私は、ちっさい頭で考えてふと辺りを見回した。すると、運良く目の前の扉が開いていた。ラッキー!


滑り込み、思わず私は、ふぅっとため息を漏らす。やっぱり疲れるよ。おもに精神が…。落ち着きを取り戻してこの場所を見渡す。何故か嫌な汗が止まらない。あっここって…。


とりあえず今日は、簡単には帰れなさそうです


スキル確認

百合 鈍感


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