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魚座から来たにわか雨  作者: みきくきり


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かお

Vizaĝo

 登校前に鏡を見ながら、「どうして人間(ひと)には顔があって、わたしのはこんなふうなんだろう」――ちらりとそう思ったのが気にいらなかったらしい、「じゃあ、もういい!」と急にわたしの顔がふくれっつらになってしまった。

 いったいなにに対してそれほど怒ったの、とたずねてもムッツリ。〇〇ちゃんみたいにきれいじゃないのが不満なの、ときいてもダンマリ。

 学校にむかうあいだ、なんどか話しかけてみたけれど、ひとことの返事もしてくれない。

 ほんと、思春期の娘とつきあうのはむずかしいよ。

 でも知っているぞ。その不機嫌な顔のうしろでは、もうお昼のお弁当と、※※くんのことを考えているって。


星空文庫および野いちごからの転載。

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