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第六話 白き悪魔、王都にバレる

盗賊団を壊滅させた翌日。

ギルドは大騒ぎになっていた。


「白き悪魔が現れたそうだ!」

「塩ひと振りで盗賊三十人を倒したらしい!」

「目を合わせるだけで体が干からびるらしいぞ!」


(いやいやいや、盛られすぎだろ!?)

悠真は心の中でツッコミを入れるが、噂は止まらない。


王都からの使者


数日後。

ギルドの扉が勢いよく開き、鎧に身を包んだ兵士たちが入ってきた。


「我らは王都直属の近衛騎士団! “白き悪魔”を名乗る者はどこだ!」


ギルド中の冒険者たちの視線が一斉に悠真へ。


「ちょ、ちょっと待って!? 俺名乗ってない! 勝手に呼ばれてるだけだから!!」


だが近衛騎士団の隊長は険しい顔で告げた。


「貴様を、国王陛下の前に連行する」

「無理無理無理!! 俺ただの大学生だってば!」


セリナが一歩前に出る。

「待ってください。彼は私の仲間です。危害を加えるなら、私が許しません」


「む……セリナ殿か。王都の実力者が庇うとは……ますます怪しい」


悠真は心の中で悲鳴を上げた。

(なんで俺、どんどん大物感出ちゃってんの!?)


王都へ


こうして悠真とセリナは、強制的に王都へ向かうことになった。

馬車の中で悠真はスマホをポチポチ。


「ChatGPT、これからどうすればいい?」


【国王に会ったら、“私は敵ではなくシェフです”と名乗りましょう】


「いやそれ絶対誤解深まるやつだろぉぉ!!」


次回、いよいよ国王登場!?

“塩の勇者”=“白き悪魔”=“料理覇王”が、王都でさらなる大騒動を巻き起こす!

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