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第四話 ギルドに美少女がやってきた

「塩の勇者様ぁ!」

「だからその呼び方やめろって!!」


悠真がギルドで依頼掲示板を見ていると、入口がドーンと開いた。

光が差し込み、そこに立っていたのは――


銀髪ポニーテールの美少女剣士。


「す、すごい……まるでラノベ表紙のヒロイン……」


悠真が呟いた瞬間、彼女の目がキラリと光った。


「あなたが……“料理の覇王”で、“塩の勇者”ですね?」

「やめろぉぉぉぉ!!」


名前と自己紹介


「私はセリナ。ギルドのCランク冒険者よ」

「Cランク!? 俺、Fなんだけど」

「あなたほどの実力者がFランクだなんて、おかしいわ」


周囲の冒険者たちもざわつく。


「おい、あれセリナじゃねぇか! 王都から来た実力派だろ?」

「なんで“塩勇者”と組もうとしてんだ?」


悠真は焦ってスマホを取り出し、コソコソ入力する。


「ChatGPT、どうしたら“塩勇者”とか言われずに済む?」


【無理です。むしろ利用してヒロイン候補の信頼を得ましょう】


「完全に開き直れってことかよ!」


パーティー勧誘


セリナは真剣な表情で言った。


「私は仲間を探しているの。次の依頼は“盗賊団の討伐”。あなたの力を貸してほしい」

「えっ、盗賊団!? 無理無理! 俺、大学生だよ!?」

「大学生……?」

「いや、こっちの話」


【提案:ここは格好よく決め台詞を言いましょう】


「お、おう……任せろ。俺が塩で全部片付けてやる!」


「……!! やっぱり噂は本当だったのね!」


セリナの瞳がキラキラ輝く。

(あれ、なんかヒーローっぽくなってる!?)


こうして悠真は、美少女剣士セリナとパーティーを組むことになった。

Fランク大学生 × Cランク美少女剣士 × チートAI。

次なる依頼は――盗賊団討伐!

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