第三十五話 スパイスの地獄
ザハール「貴様の塩など、この香辛地獄で塵と化す!」
彼が振り下ろした大剣から、七色の炎が噴き出す。
胡椒の閃光、唐辛子の灼熱、クローブの毒気……。
混ざり合ったスパイスの暴風が、悠真を直撃した。
悠真「ぐああああああっ!!」
塩の防御が崩れる
悠真「《純潔の塩結界》!!」
しかし、結界がスパイスの圧に押し返され、砕け散る。
ChatGPT《警告:塩の防御効率が低下。相手のスパイス配合はランダム性が高く、解析不能》
悠真「……解析不能って、どうしろってんだよ!」
血を吐きながら膝をつく。
絶望
セリナ「悠真!!」
王女「いや……そんな……」
ザハール「終わりだ。“塩王”よ。
お前の時代はここで終わる。
これからは、魔王の“無味の世界”だ!」
悠真「……くそっ……俺の塩が……効かねぇのか……」
心が折れかける悠真
悠真(俺は塩チートで無双できると思ってた。
でも……七百七十七種のスパイスなんて……相手が悪すぎる……!)
視界がかすみ、身体が焼けるように痛む。
塩の力だけでは、勝ち目はない――。
セリナ「悠真、立って! あなたはまだ終わってないわ!」
王女「あなたが倒れたら……人々は味を失ってしまいますのよ!」
悠真「……俺……」
絶体絶命
ザハール「さらばだ、“塩王”」
大剣を振り下ろす――
悠真「……っ!!」
白い閃光が、悠真を呑み込もうとしていた。




