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第一話 異世界でAIチート爆誕
「……ここ、どこだ?」
目を覚ました悠真は、すでに森のど真ん中。
だが彼の右手にはスマホがしっかり握られていた。
しかも電波がないのに、なぜかChatGPT-Ωは普通に動く。
「えーっと……『森を安全に脱出する最適ルートを教えて』」
【現在の地形を推定すると、北西に進むのが最も安全です。なお狼の群れがいるので、石を三つ拾っておくことをおすすめします】
「未来予知かよ!!」
言われるがままに石を拾い、北西へ歩いた瞬間。
草むらからガサッと狼の群れ。
「やべぇ、きたっ!」
悠真がパニックになる前に、スマホが震える。
【狼に石を投げると“逃げる確率80%”です】
「ポ〇モンか!!」
必死に石を投げたら、本当に狼がビビって逃げた。
悠真はその場に座り込み、笑い転げる。
「やばい、俺のスマホ万能すぎる……。これ、マジで異世界無双じゃん」
その後、村に到着。
ギルド受付嬢に冒険者登録を勧められる。
「武器は何をお使いですか?」
「……スマホです」
「えっ?」
「スマホです(真顔)」
ギルドはざわついた。
【推奨回答:“これは古代文明の秘宝です”】
「こ、これは古代文明の秘宝です!!」
「な、なんだってぇぇぇ!!」
一瞬で大騒ぎになり、悠真の冒険者生活は、勘違いからのチート無双劇として幕を開けた。




