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15年目の愛  作者: みいな
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第41話 柳田愛里の接近 - 偽りの友情

「美陽ちゃんって、潤くんと付き合ってるんでしょ? すごくお似合いだよね!」


年が明け、新学期。

ある日の昼休み、突然の声に美陽は驚いて振り向いた。


そこに立っていたのは、柳田愛里――隣のクラスの、美人で派手な女の子。


彼女とは今までほとんど話したことがなかった。

だけど、愛里はまるで昔からの友達みたいに自然に話しかけてくる。


「ありがとう!」


美陽は、嬉しそうに微笑んだ。


愛里は「ふふっ」と笑いながら、さらに距離を縮めてくる。


「潤くんって優しいし、カッコいいし、ほんと完璧だよね~。付き合っててどう?」


「うーん、まぁ普通……かな?」


「え~? そんな冷めた感じなの?」


愛里は驚いたふりをしながら、美陽の反応を伺うように見つめた。


(_こいつ、全然気づいてない)


心の中で、愛里は小さく笑った。


1. 愛里の計画


美陽の隣に腰を下ろし、愛里は続ける。


「ねぇ、よかったらもっと話そうよ! せっかく仲良くなれそうだし!」


「うん! ぜひ!」


無邪気な笑顔で答える美陽。

愛里の本当の目的には、まったく気づいていない。


(あんたのこと、潤くんから引き離してやる)


(私の気持ちを踏みにじった代償……払ってもらうから)


2. 潜む悪意


美陽が教室を出て行った後、愛里はゆっくりとスマホを取り出す。


そして、女子グループのグループチャットにメッセージを打ち込んだ。


「ねぇ、知ってる? 美陽ちゃんって、潤くんだけじゃなくて、他の男子とも親しくしてるらしいよ」


送り終わったメッセージの画面を見つめながら、愛里は冷たく笑った。


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