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プロローグ 2

エアコンが壊れて部屋がサウナ状態です汗

 朝早く起きて、外に出て軽く運動をする。気持ちの良い汗をかいた後はシャワーに入り汗を流す。朝ご飯を用意しながらパソコンの電源をつける。いつものルーティーンだ。

 

 パソコンの画面に表示されるチャートを眺めながら、とくに変化はないことを確認し、パソコンの画面を趣味の小説へと切り替える。これもいつも通りだ。朝ご飯は焼いたパンに卵を乗せただけの簡素な食事である。美味い。


 

 俺の生活は割と安定している。株や為替といった投資で運良く財を成し、今は軽くアルバイトをしながら生活している。何かしていないと駄目になってしまう、と思い配達のアルバイトを始めたが、ここ最近はそれが趣味にもなりつつある。

 昼時、いまはその仕事中だ。


「ドライブ最高」

 

 二十歳になって自動車免許を取った流れで配達のアルバイトをしてみたが、まさか運転がここまで楽しいものだとは思わなかった。前世では馬に乗った経験もあるが、それよりもずっと安定しているし、何より速い。


 このまま富士山でも見に行くか?丁度配達先もそのあたりだし、今日はこれで仕事も終わりだ。仕事先は結構融通が利くので、このまま車を借りても問題ないだろう。富士山を眺めながらのドライブ、想像しただけで楽しみだ。なんなら樹海のあたりまで走らせてみるか?


 無名の運転する車は一段とスピードを上げ、目的の場所へと向かうのだった。











その日、地球は大きな転換点を迎えることとなる。


 深夜2時過ぎ、アメリカにある人工知能秘密研究チームが人間を超えるAIを生み出した。――技術的特異点(シンギュラリティ)である。

 研究者たちは大いに喜んだ。人類は新たな一歩を踏み出した! 我々はついに達成したのだ! これで世界は変わるのだ!と。

 

 

 だがこの瞬間、――文字通り世界は変わった



 局地的に発生した大地震。地震が少ないはずの地域にも起こったその大地震は、大半が都市部で発生した。崩壊する建物や逃げ惑う人々悲鳴は、まるでこの世の終わりを想像させるかのようだった。

 各国は行政の維持、国民の対応に奮闘しながらも、なんとか状況を把握しようと試みた。


 

 判明したのは大規模空間(ダンジョン)の発生であった。


 






「杉本総理、どうされますか?」


「まずは、国民の安全を確保することを優先する。大規模空間の発生個所を特定し、そこに住む住民の安否確認を行え、私の予想だが、おそらく大規模空間の発生に巻き込まれた人間がいる」


「分かりました、自衛隊の出動許可は?」


「緊急事態だ、時間が惜しい。私が責任を取る。先程衛星通信で情報が入ったが、この災害は 世界各国で発生しているようだ。これはただの災害では済まないかもしれない……」


「分かりました……あの総理? こんな時につかぬ事をお聞きしますが、頭上の数字は見えますでしょうか?」


「あぁ、見えている。これについても追々調べていく必要がありそうだ……」


「一体何が起きているんでしょう……まるで世界が変わったかのようです」






 大規模空間の存在、ステータスという概念、そして大規模空間の中に存在する生物やそこから得られる資源等。ダンジョンと呼ばれる大規模空間に関するこれらの情報が国民に知れ渡ったのは、大地震発生から1ヶ月後のことだった……


 

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