闇を斬る
「どうも、私は【天狼【てんろう】】こと【新開恵【しんかいめぐむ】】のメイド、【藤倉奈々緒【ふじくらななお】です。新開恵は女性みたいな名前ですが、れっきとした男です。私?私はさっき言ったとうり、メイドですから女です。それはさておき、貴方は【ホラー【ほらー】を信じますか?もし信じないという方がいらっしゃったら、ほら!貴方の後ろにも…。あっ気づきました?だじゃれです。さて、人笑いしたところで恵様の活躍が始まります。どうぞ。」
近くに灯台がある港。そこには大きな船がある。その大きな船が水の上で汽笛を鳴らしながら走る夜に人が二人いる。厳密に言うと一人は人間だか一匹は怪物ホラー。人が襲われている。というより見つめあって人が後ろに下がっている。それをホラーが追う。ホラーが飛びかかろうとしたその時、灯台の方から大きな剣を二つ背中のケースから抜いた男が助けに来た。剣をホラーに叩きつけ斬る。そしてホラーが向かってきて男が剣をクロスさせて攻撃をガードする。「行くよ?【覇狼【はろ】】で行く?【芭狼【ばろ】で行く?それとも天狼で行く?」と剣が言う。すると男が「こいつは覇狼では勝てないだろう。天狼では強すぎるしこいつに天狼は似合わないし無駄な体力は使いたくない。だから芭狼で行く。行くぞ!二人とも!」と言う「分かったわ。」「うん。」と二つの剣が言う。「逃げろ!」と人に言うと、「はいっ」と言ったが草むらに隠れて見ていた。「【芭留【ばる】】」行くぞ!」と男が言うと「あぁ!!」と剣が言ってバルと言う剣型魔界道具を天に掲げくるっと回す。そして鎧が一瞬で召喚された。「はっ!」と叫ぶとガキ~~ンガキ~~ンガッキ~~ンと芭留でつばぜり合いをして隙をついて【覇留【はる】】で斬る。で、鎧を一瞬で外す。草むらにすたすたと向かってきて「貴様!何をやっている!逃げろつったろ!」と怒鳴った。「すっ…スミマセン。」と小声で言う。「まぁ良い。」と普通の声で言う。その後に「お前デカイな」と言うと「うっ…うるさい!貴方だって顔…女じゃない。あっ分かった!女でしょ?」「バーカ!男だボケ!」「えー!髪型男みたいだけど…女でしょ!服装だって女の人が着る服みたいじゃない!黒い胸までの前の開いているふくにシマシマの服それからジーパッ」ジャキーンと普通の魔界剣をつき出す。「なっ…何よ?」「これ以上言うとこいつで斬るぞ?」「…」「…」「わっ…分かりました!ごめんな…さい…」「よしそれで良い」と言って剣をしまって、男が去ろうとして本の少し歩いたら「ちょっと待って!」と女が言うから止まって「今度はなんだよ!」とキレぎみに男が言うと「わっ…私は、【八鳥麻希之【はっとりまきの】よ。貴方は?」「新開恵だ。それで良いか?」「じゃあメグって呼んで良いい?」「勝手に呼べ!」と言って去っていった。八鳥も「もう!何よ?知らない!」と言って去っていった。でも誰も知らなかった。いろいろな死闘が繰り広げられることを…