Information warfareⅤ~みんなが好きなもの~
復活しました!!なんか作風変わってる可能性ありますが、とにもかくにも書いてみます
「よぉ、待たせたな」
そんな光景に圧倒されている間、みんなは食事を既に注文していたらしく俺だけが遅れてしまった。みんな慣れてるな、というか俺を置いて行くなよ....
俺はそんなことを思いつつ、イスに座った。ちなみに俺は腹が減ってたのでガッツリ目にハンバーガーをチョイス、アイツは相変わらずの甘党でアイス、湯川さんは牛丼...牛丼!?
「牛丼好きなのか?」
「牛丼好き」
確かに小柄なわけではないが、女子が牛丼を食べるのを好む、というのは中々意外である。それに、物静かな優等生というイメージだから尚更意外だった。
まあ、腹減ったし食うか。俺はハンバーガーにかぶりついて見た。ガブッ、うめぇ。ファストチェーン店を甘く見てたぜ。
肉汁があふれ出す。ということはないチープな肉の味が、見事にパンにマッチしている。しかもピクルスがいいアクセントになってて結構おいしい。これで200円か.....
俺は思わず財布の中身を確認した。よし、9千円はある。200円でこのおいしさなら、あの700円のハンバーガーの味が気になるところだ。
なぜ、ここでアイツの昼にアイスという暴挙を無視しているかというと、言っても治らないし、一人で外出している時しかあんなことにはならない。そして、一人で外出するのも極端に少ないのでまあいいだろうということだ。たまには自由に好きなものを食べてもいいだろう。
よし、気を取り直して食うか。