表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
54/71

平和な戦場XXIII~異常な家ⅩVIII~

「何が起きるの?」

「湯川さんも知らないのか」

「うん」


 アダムではない機械質なダンディーな声が博物館に響いた。


「伏せておいたほうが人生の楽しみが増えていいじゃないか」

「そんなことは無い」

「そんなことは無いよ。本当にそっちの方が良いから」

「そう?」

「そう」

「お父さんがそういうなら従っておく」


 どうやらさっきの湯川さんの父らしい。さっきとは声が違うのでキーボードとか音声で入力して合成したのをスピーカーで出力しているのかもしれない。

 

「では、そろそろ空が赤くなって来ましたので帰ったほうがよろしいのではないでしょうか」

「もうそんな時間か」

「えー、まだ駆逐艦見てないのに。でもそんな時間なら帰るか」


 俺たちは湯川さんを先頭に来た道を戻った。


「じゃあね」

「じゃあな」

「じゃあね」


 俺たちは湯川さんに別れを告げたあと当たり障りのない会話をして帰った。

長く苦しい戦いだった……わけでもないけどついに湯川家の話は一旦終了。今後湯川家はだいぶ後に関わってくる予定です。名探偵と人工頭脳は使い易いので。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
中二部!  学園ラブコメ、中二病ネタが好きな人は見て見てください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ