平和な戦場XXII~異常な家ⅩVII~
やはり俺Tueeは最低条件なのか!?中二部!の方が出来がいいはずなのになかなか登録されない。まだ、本編が始まってないからかしれないけど。
「え?」
「謎を解き明かすのは研究者の領分だから」
湯川さんの母は俺に新たなる謎を植えつけたところでその謎について答えることは無く去っていった。
「よかったですね奥様に気に入っていただいて」
「まあ、嫌われるよりは良いかもしれないが。今みたいに気に入られすぎるのも問題だろ」
「うん、いくら仁がいい男に見えたとしても(末永くよろしく)とかいい迷惑」
「そうだよな」
湯川さんもあの母じゃ大変そうだ。それに「そんなに?」って聞いてたぐらいだからさぞかし母親が大事にしているんだろうな。
そういえばもしも俺が結婚するとなったら両親の許可が取れるだろうか?何か俺の嫁に何かと難癖つけてきそうだ。まあ先の話しだし、時間が経てばあの親バカっぷりも何とか改善される可能性がある。
「雪音がいい男を連れてきたというから来た見たが端末の記録されている会話から確かに頭がいい・やさしい・こういう進んだ世界を見ても拒否しない否定しないことがわかるし確かに足捌きが洗練されているな」
「湯川さんの父ですか」
「そうだよ」
「で、何ですかその足に履いているメカメカしい靴とそれと怪しげな線でつながれいる腕輪は」
「実験中の個人航空用シューズと演算処理と発電のためのデバイスだよ」
「そうですか」
湯川さんの父は本当に天才らしい。なんだよ個人航空用シューズってパワードスーツとかそういう次元じゃないのかよ。それに発電のためのデバイスってなんだよ。
人間を持ち上げるような力を生み出すための電気をあの小さな腕輪だけでやっているとか、それだけ公開すれば全人類が電気に困らなくなるぞ。恐ろしすぎだろ湯川家。
「選択は沙理名に任せるがパパはこの子を選択するべきだと思うよ」
また俺に謎をもたらして湯川さんの親は部屋を出て行った。探偵というやつは焦らすのが好きだよな。意味深すぎだろ。




