平和な戦場Ⅺ~異常な家Ⅵ~
「だけど、スーパーコンピュータって言うのはcpuを繋げて作っているから実際は電気代と冷却方法、メンテナンスの仕方を考える方が主だよ」
「はい。あくまで、一番近いだけですので外と差がない訳ではありません。それに、電気代はこれのせいで月額二百万を取られています」
「え、」
想像を絶する額に唖然としてしまった俺に幼馴染が興奮した様子で言った。
「凄い!!京なんか一日で700万も電気代を使っているのにどうやったらそれでその値段におさめているのか全く分からないよ」
「お教えするわけには行きませんね。もう一人のご学友なら解りませんが貴方は上堂のお嬢様ですから」
全く知らなかった俺はまた唖然としてしまった。上堂のお嬢様だからダメなのだから、幼馴染みの父は有名な研究者か有名な会社の社長なのだろう。個人情報がばれたことにも、幼馴染みは興奮した様子で聞いた。
「まさか、ハッキングも出来るの!?」
「アンサー。ハッキングも出来ます。ですがお嬢様の言ってた通りこの湯川家の一部にはハッキング出来ませんが」
「凄い、凄い!!これが天才の作った人工知能なのか」
俺はハッキングというのの凄さは余りわからない。ただ、個人情報が簡単に盗めるわけがないので凄いことには間違いないだろう。そんなことを考えた後さっきのように、湯川さんが頭を下げて言った。
「ごめんなさい。勝手に個人情報を盗んじゃって。でも、そうしないと産業スパイの可能性もあるから」
「仕方ないよ。こんなのが世に出たら大問題だから」
「やっぱり、この家は危険だな。あらゆる意味で」
俺はやはり危険なものがゴロゴロ転がっていることを確認してそう言った。すると、湯川さんがはっきりと慌てた様子で言う。
「決して生物以外のところは関与していないから」
「わかってるよ」
俺はそう返すと同時に、写真の中から消されていた兵器が生物兵器なことが解ってしまったが、黙っておく。世界のためにも、個人的にも、湯川家に消されるのはごめんだ。そこで、鋭い声でアダムが聞いてきた。
「冷や汗が垂れて居ますがどうかしましたか?」
そこで、俺は脳みそをフル活用して答えた。
「お前の恐ろしさに恐怖していただけだ」
「そうですか」
俺は内心かなり大きな安堵のため息を付いた。
改善版を出しました。余りにも文章を改変すべきところ付け足すべきところ、設定の追加、変更がある為です。暇があれば見てみて下さい。




