家族ではない家族Ⅱ~妹の痴態~
あ、ちなみに擬音には{}が付けています。タイトル通りです。人によっては嫌な気持ちになるかもしれません。そういう人は「ダラダラ過ごした」で飛ばしてください。
パーティーが終わると、別にいつもと変わりも無くすごした。別に高校入学早々に宿題が出たわけでもないし、予習は幼馴染の話に合わせる為に昨日に済ましているし、いまやってもいつもやっているので変わりはない。まあ、そう考えると今日予習をやっていないので変わっているといえば変わっているのだろう。
ただ、大しては変わっていない。高校生になったからといっても、特に変わることはないのである。ただ、魔導師になってからはちょっと変わることがあった。それは、視覚できる情報が増えたことだ。その増えた情報とは一人ひとりの頭に光ってるように見える魔力である。ちなみに、うちの家族は魔力量は妹を除きかなり多い。
まあ、だからといって俺並みの魔力を持っているわけではない。俺が化け物感がする。悲しい。まあ、実際に魔力量は化け物なわけだが。はあ。そんなことでショックを受けつつ、ダラダラ過ごした。
夜になり、ワイワイしながらご飯を食べ俺は俺の部屋に入る。すると、僅かに誰も入っていないはずの布団が上下した。前には解らなかったが、前世を思い出した影響かかなりはっきりと解った。ちなみに掛け布団に入っているのは妹である。
この妹が布団に入っているという状況は二回に一回は必ず起きる。そういえば、コレは二回に一回しか起きない。恐らく妹は二回に一回で我慢するのが限界かもしくは二回に一回が精一杯なのだろう。個人的にはまだ、後者の方がマシなので後者であって欲しい。
そんな俺の願いを無視するかのように{フンフンフン}という明らかに掛け布団のにおいをかいでいるだろう妹の音を聞きながら、俺は思いっきり布団を捲った。{バッ}という音と共にバツが悪そうな表情をしているのではなく、恍惚とした表情を浮かべている変態的な妹の姿が露になった。
{フンフンフン}という音を鳴らしながらクンカクンカとやるとニオイが無くなったことに気づいたのか、恍惚とした表情からニヤケた表情に戻ると、「じゃ」といって、去ってしまった。
仮に、ブラコンを認めるとしてもあれは酷いと思う。さすがに、いくら好きでも堂々とその人の持ち物をクンカクンカとは絶対に普通の人ならやらないだろう。なので、いわいる変態だろう。妹は。ただ、俺が普通の人がやっているのを知らないだけかもしれないが俺は、そういうマンガでしか、クンカクンカをやっている人は見たことない。
まあ、そのマンガではかぎながら自分を慰めていたが。それに比べればマシかもしれない。部屋に帰ってから思い出しながらするとかなら、弁護の余地がないが。
考えてみれば、あいつのブラコンというのは異常ではないかもしれない。
これからも、こういったのは出る予定は妹以外はありません。ラッキースケベなどはあるかもしれませんが。




