#70 内に秘めし者たち。
蒔枷霧亜は正座で俯いていた。
地面のコンクリートが膝小僧に抉るような鈍痛が霧亜を襲う。
しかし、そんな物理的な痛みより逃げたい物が目の前にあった。
一人はキッと睨みつけるような視線。
一人はニタァ……と意地悪な視線。
一人はえ、えへへ……と困り顔の視線。
どうせなら全員が全員、朱緋紗夜の様に非難の視線を向けてくれれば良い物を。
天条紅空の意地の悪い顔は少し腹立たしいのでやめてもらいたい。
居心地が悪いのが奥嬢輝夜の視線だ。
何故そんな申し訳なさそうな目をするのか。
顔を上げればそんな輝夜の目が合うため、こうして目を伏せて縮こまっている。
「んんっ……まぁ、私は生徒会の副会長職に身を置く立場。件の成績優秀者狩りを追う身としては、怪しいキミからは話を聞かなければならない。」
言いながら紗夜はスッと腰を落とし、霧亜の両目を覗き込む様に、目線を合わせる。
「どうして私達を襲ったんだ?」
「やーだ紗夜チャーン、襲っただなんてい、み、し、ん!」
「……っ。カグ、この破廉恥女を黙らせてくれ。」
「まぁまぁ紗夜ちゃん。」
宥めながら輝夜は紗夜の隣へと座り込む。さっきまでの輝夜と同じ様に霧亜の目を覗き込む。
ここで、霧亜の心臓が激しく脈打つ。
ーーな、何だ!?何でこの人が来んだよ、やめてくれよその目!ーー
穏やかではない霧亜の両肩にポンと輝夜の柔らかい両手の感触が。
「成績だけで人間を見られるこの世の中だもんね。少し頭のいい子を妬みたくなる気持ち、私すごい分かるの。」
肩からは布越しながらも輝夜の温かさが不意に霧亜の脳裏に過去の記憶が駆け巡る。
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『何でだよ!クラスにイジメが起こってるのは先生だって知ってんだろ!?』
『……蒔枷、田村がイジメられるのは対した成績が残せていないからだ。勉強からくる皆のストレスを払拭することでしかクラスに貢献できないんだ。どこに文句をつける所があるんだ?』
『……あ?ンだよそれ、本気でそんなこと……』
『そうか、友達思いだな蒔枷は。……なら、お前が変わるか?』
『は?変わる……だと?』
『簡単なことだ。蒔枷が田村の変わりに皆に貢献するか?』
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薄氷で蓋をしていた悪夢のような記憶がジワリジワリと溶かされていく。
そんな霧亜のトラウマを優しく輝夜が受け止める。
「な、何が分かるんだよ……アンタ何かにっ!」
「確かに。あなたの受けてきた全てを私はわからない。……だから、これから分かっていきたいのよ。」
口元に笑みを浮かべながら輝夜はチラ、と横の紗夜に視線を向ける。
「次世代の生徒会長さんと、私達は。」
圧倒的学歴社会、そんな世の流れに遵守し、低成績者を叩く流れ屋の彼らは『低い成績』と言う格好の獲物を袋叩く。
そんな袋と言う名の学校、その頂点に座す生徒会長は低成績者からしたら敵でしかなかった筈だった。
「あ、あぁ。成績の高い低い以前に、人を虐げる行為には虫酸が走る。非人道的な成績差別を私は失くしたい。」
力強い紗夜の声音には既に人の上に立つ者の威圧が滲み出ている。
流石は次の生徒会長候補の現生徒会副会長なのか、霧亜に紗夜、輝夜、紅空の三人がかりでも手も足も出なかったにも関わらず……霧亜は言葉を失う。
いくら実力は霧亜の方が上だとしても、彼は彼女らには勝てない。
紗夜は霧亜の様に成績差別で苦しむ人々を助ける為にこれから戦っていくのだろう。
霧亜自身が受けてきた……理不尽に対する八つ当たりの為なんかではなく。
「……だから、話してくれ。成績優秀者狩りについて、知っていることはないか?」
目の前で凜とこちらを見つめる紗夜の目は正義感で溢れていた。もう少し早くにこんな目をした人間と言葉を交わせていたのなら、こんな通り魔紛いな事をしなかったのだろうか。
変わる時であろう。
この救いの手を払ってまで、今の腐った世間に背を向ける理由はない。
この人たちを信じて、成績差別のない未来が形作られていくのを傍観するのもいいかもしれない。
背を向けるのは、彼女らの革命の行く末を見届けてからでもいいじゃないか。
「お……オレが」
地面に手を付き、顔を上げる。
傍目で見た自分がどれだけ情けのない格好をしているかは言うまでもない。
犬の様に四つん這いになりながらも、彼の心は確かに未来の生徒会長に忠義を捧げていた。
「オレが……成績優秀者狩りです。」
紗夜の瞳越しに映る自分の表情に点数を付けるなら、100点満点の成績優秀者だ。
心二は目の前に広がる空に唖然としていた。
彼を包んだ黒炎の波は、決して回避できるような物ではなかった。
なのに、心二はこうして目を開け、指を動かし、上体を起こすことが出来た。
「……あり?」
身体を動かした際に制服から絞り出された液体に心二は一瞬固まる。
全身を弄り回すとペタペタジュクジュクと水気を吸った布地の不快な感触が心二の表情を苦くする。
「何でこんなグッチョリしてるんだ」
言いながら心二はふと顔を上げる。
全身に火傷を負った彼女はそれでも、心二を守るべく堅志の前に立ち塞がっている。
心二は思い出す。
漆黒の煙に包まれた心二の耳に届いた足音の主が誰だったのか。
目の前で心二を庇う女の子が誰なのか。
「な……菜川!?」
「まったく……天条は毎回毎回、厄介事に首を突っ込みすぎだ。」
膝を折り倒れゆく中、李女はポツリとバトンを突っ返す様に言葉を遺す。
「私達の厄介なクラスメイト、何とか……してくれ」
ドサ……と全身を力なく地面に体重を預ける。
心二は拳を握り締める。
李女が繋いでくれたこの勝負のバトンを手放さない様に、しっかりと握る。
「っっあぁぁぁぁ、余計な邪魔が入っちゃったっ、くそくそくそっっ!」
ボロボロの堅志の全身は悪魔の加護を受けてはおらず、生身の制服姿へと戻っていた。
長髪故に束ねていた後ろ髪は乱れ、パッと見た限り女の子の様な髪型だった。
「さっさと……くたばりなぁぁぁよ!!」
掌で生み出された黒炎は心二の元へ暴れながら接近していく。
しかし、突如地面から吹き出た砂上の太刀が黒炎を呆気なく消し去ってしまう。
ギッ、と歯軋りの後に堅志はフラフラとした足取りながらも心二の元へ駆ける。
疾駆する堅志の両腕からは轟々と燃え盛る漆黒の豪火が揺らめく。
自身を纏う系統の堅志の技を初めて見る心二は相手がどんな攻撃をしかけてくるのか、分からなかった。
しかし、心二は感じ取った。
辺り一帯を彷徨う砂上の太刀が大きな振動を上空で感じ取ったのだ。
すかさず心二は顔を上げる。
「……まだこんな大技残してたのかよ」
心二の上空を覆うのはバカデカい漆黒の炎を纏う黒炎龍だった。
まるで心二の全身を丸呑みするかの様に、大きく口を開けている。
「……んむんむっ、奥の手は隠しておく物だよ」
不気味に笑う堅志にさっきまでの必死の形相は既になかった。
余裕を振舞ってはいるが、心二を倒すために全力を注いでいる。
しかし、そんな薄い余裕で固めた仮面を被った堅志に心二は物悲しげな目を向ける。
自分を偽ることは、きっと誰しもが経験したことがあるだろう。
初対面の人間に対して、目上の人に対して、弱い相手に対して。
そして自分の中にいる自分に対して。
何故か、今の堅志がかつての自分を見ている様な気がしてならない。
目の前の心二ではない、誰かに対しての虚勢。そんな様子の堅志が心二には敏感に伝わっていた。
もしかして、から始まる心二の直感はある事実の可能性を気付かせた。
もしも、この可能性が的中しているならば……。
「オレらは、友達になれそうな気がする。」
「んむんむ、何をブツブツ言ってるのかな」
ブゥゥン、羽音の様な音が一瞬聞こえた堅志は反射的に自分の耳を払う。
「……んむ?……あ、れ?」
視界の上辺りを飛空していた黒炎龍の炎、召龍の贄火の全身にビリビリとライトブルーの亀裂が走り始める。
やがて、ドロドロと龍の身体が溶けていく様に堅志は唖然としていた。
「ど、どう言うことだよこれ」
「オレの武刄雷は基本的にはポリゴン片であちらこちらに浮遊しているみたいなんだ。時には攻撃の手段として『砂状の太刀』として形を変えたり、『波状の太刀』として攻撃から身を守ったりできる。」
まだ慣れないコードを展開しての戦いにようやく自分の能力を把握出来てきた心二は上空からゆっくりと落ちてくる黒炎に手を伸ばす。
掌にこぼれ落ちる黒炎はビリッと瞬いたかと思えば砂状のポリゴン片へと姿を変える。
「そんでシステムスキル、コードスキルにポリゴン片を侵入させて特殊攻撃を不発に終わらせる『欠壊の太刀』。」
掌に積もるポリゴン片を振り払い両手をいっぱいに広げながら、歩んできた過去を思い出す。
やはり脳裏に浮かぶのは、最後まで言葉を交わせずに死の扉を開けてしまった恋塚文歌の存在だった。
唯一彼が守ることが出来なかった者。
結局彼女に何があったのか……。
最終的には神のみぞ知る事となった真実を心二はこれ以上増やしたくはない。
あらゆる後悔の可能性を取り除きたい。
クラスメイトである綾瀬堅志と話がしたい。
だって彼はクラスメイトであると同時に、同じ心の病を抱える戦友なのかもしれないのだから。
対峙しなければならないのならば、彼の全てを受け止めて言葉をぶつける。
言葉が届かなくても、再三再四声を荒げて心に届けよう。
これまであらゆる理不尽、逆境を革命してきたみたいに。
「綾瀬堅志、オレはお前と話がしたい。」
「……オレは他人のお前と話すことなんて何もないね」
「んじゃまずは、綾瀬が思うその他人同士の関係を革命す。」
広げられていた両手を中心に辺り一帯からライトブルーのポリゴン片が集束されていく。
「このポリゴン片が届く内は……オレの革命範囲内だ」
ニュッと心二の手元から伸びた砂状の太刀はあっという間に堅志の喉元を貫いた。
「かはっ……」
ヒクヒクと痙攣する喉仏はすぐに静止し、それに伴い、戦闘を続けようともがいていた手足は唐突にピクリともしなくなった。
堅志のHPが全損したと同時、展開されていたバーチャルシステムが解除される。
優璃や雨凪、李女の痛々しい傷痕が綺麗さっぱり消えていき、現実世界へと帰還する。
色んな物を含んだため息を吐き、空を見上げながら倒れ込む。
「……やべ、何かフラフラ……す……」
うすらうすら離れていく意識の中、どこからともなく人の声が聞こえる。
流石にこれだけ大暴れすれば人も集まってくるだろう。寧ろ遅いレベルだ。
「……綾瀬に、言わなきゃ……なんない事……あるのにっ」
数人が駆け寄って来る騒々しい足音。
その正体を視認する前に、心二の意識はプツンと途切れてしまう。
「痛っ!」
左脳辺りに重い痛み。
反射的に悲鳴と共に起き上がる心二。
「お。起きた起きた。」
心二は頭をさすりながら涙目で目の前の男を見上げる。
風に靡く攻撃的な金髪。
「守郎……」
嫌味さを思い切り含めて心二は名前を呟く。
後ろには奏也と由美も控えてる。
「オレ、どんくらい寝てたんだ……?」
欠伸を噛み殺しながら寝ぼけ眼を擦る。
気を失って寝てた筈なのに、少しも眠気が取れていない。
「お前が空見上げて倒れたところに蹴り入れたんだから、そもそも寝れてねーぞ。」
揚げ足取ったり〜みたいな顔で守郎が言ってくる。分かるかな、この腹立たしさ。
「オレ、過労で死にそう。」
どこのオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンだよ。休ませてあげろよ。
「……とりあえず、人目がウゼーからソイツ連れて来い。」
周りを睨みながら守郎は倒れる堅志を顎で指す。
「お?おう。」
「心二、わいも手伝うで」
「奏ちゃぁん……!」
「奏ちゃぁんちゃうゆーとるやろ……って、あり?そこで倒れてるんって……」
奏也がふと見つけた李女らしきもの。
まさしく、菜川李女その人である。
「見てよ!向こうで優璃も倒れてる!」
続けて由美が離れた位置で倒れてる優璃を見つける。
「……見かけねーと思ったらこんなところで……流石にこの人数じゃ運べねーぞ」
心二と奏也は堅志を運ぶのに手一杯、残る由美と守郎だけじゃ、眠りこけてる優璃と李女を運べない。引きずってでも運ぶべきか……それとも。
「心二みたく蹴り起こすか……」
「あ、優璃ならウチ起こせるよ?」
悪気ない笑顔で由美がそんな事を言う。
「そうか?なら頼む」
頼まれた由美は踊るようにスキップしながら優璃の元へ向かう。
「えいっ」
くぱぁ、と優璃の右目の瞼を開く。
「……由美?」
一瞬で目を覚ます優璃は眼前でニヤニヤしてる由美をジト目で睨む。
「起きたらさっさと立って、行くよ〜」
「え?行くってどこに?」
手を引かれるがままに優璃は由美へ連れて行かれる。行く先には不登校だった堅志らしき人を担ぐ心二と奏也、李女をおぶさる守郎。見慣れた面子が確認できた。頭の整理をしているうちに、一行は自分達のクラスである1年3組へとやって来た。
「おー、やーっと奏ちゃん帰ってきた……ってどうしたよそれ!?」
頬杖を突いていた占い師コスチュームに身を包む託巳は担がれてきた李女や堅志を見て目をパチクリと開ける。
「まぁ色々あってな……あんがとな、後はわいが占い師やっとくわ」
お悩み相談を出店としている3組は占い師を交代制で回している。
退屈過ぎて腕の付け根をブンブンと回すと託巳は着ていた占い師コスを脱ぎ始める。
「……奏ちゃん、そいつって不登校の奴だよな、?」
衣装を手渡しながら力なく心二と奏也に担がれる堅志に視線を向ける。
「せやで、名前は〜えと……」
「綾瀬堅志だよ。」
思い返す奏也に心二は即答する。
そんな彼に守郎は李女をゆっくりと占い師が相談を聞く長机へと降ろした後に心二を訝しむ。
「心二のくせによく覚えてるな」
バカにしたような目はイラっとするが、とりあえず心二は奏也とアイコンタクトを取ってゆっくりと堅志を地べたへ降ろす。
長机は李女が使ってるので寝かす場所は床しかない。桜南祭の前に一応掃除はしてあるが、埃っぽいのは仕方が無い。
「あ、あのさー」
突然口を開いた優璃に皆の視線が集まる。
「どったの優璃?」
すぐ横にいた由美が優璃の目を覗くように尋ねる。
すると、記憶を辿るように難しい表情を浮かべながら優璃が自信なさげに言葉にする。
「あたしが倒れてた近くに、女の子いなかった?」
「あ?確かいたよーないなかったよーな」
守郎は曖昧な記憶の中で、確かに胸の大きい女子生徒が倒れてる光景を脳裏によぎらせた。
「あっ……流星雨凪!そういえば忘れてた」
すると心二もようやく思い出す。確かに居たぞそんな娘。
「なんだ?可愛いのか?今から迎えに行ってやろうか?」
異様な食いつきを見せる託巳に鬱陶しい視線を向けながら守郎は「屋上にいるから迎えに行って来い」と命じる。
「おっけおっけ!行って来る!」
騒がしく教室から出て行く託巳。
せめて教室の扉は閉めて行って欲しいものだ。
「守郎、せめて本当の事言ったれよ」
苦い表情の奏也の肩をポンと叩いたのと同時に、ようやく本題へ入るかのように守郎は心二へ言葉を投げる。
「んで?この不登校ヤローと何揉めてたんだよ」
「揉めてた……というか男同士の馴れ合い……というか。」
守郎の視線を逸らしながら心二はひとまず、みんなに伝えたいことを単刀直入に言葉にする。
「綾瀬は多分、オレと同じ系統のシステムスキルを持ってる。」
「は?」
真っ先に食いついたのは守郎だった。
バーチャルシステムに関しては妙に博識が故、守郎の内から興味が湧いてくる。
「心二と同じ系統って……多重人格ってこと?」
優璃の問いかけに心二はコクリと頷く。
しかし、別に絶対の確信があるわけじゃない。堅志が使っていた能力は悪魔の身体を纏ったり黒炎を出したり、麻痺作用のある靄を出したりと様々だった。正直、多重人格者のシステムスキルとは結びつかない。
それは実際に戦った優璃だって感じたはずだ。
案の定、納得のいかない表情を心二に向けてくる優璃。
「心二と今西はまだしも、菜川が二重人格の能力に手こずってたんか?」
奏也が解せない表情を浮かべながら「んっ……」とうなされる李女を心配そうに見つめる。
「それもそうだ。多重人格は単にHPを二人分持てるってだけの能力だ。こんなもん倒した際の不意打ちにしかならねー」
守郎の言葉にうんうん、と頷く由美も同様に多重人格のシステムスキルとは内に潜む人格分のHPを持つことができる能力であると認識している。
しかし、そうではなかったはずだ。
ハッと優璃が何かに気づく。
「そうだよ!心二何か他の能力も使ってた!あれも多重人格の能力なの?」
「そうそう。多重人格の応用って言うのかな。」
心二と優璃の会話についてこれていない面々が説明を求める様に二人を交互に見つめる。
「待て……よ。」
音もなく上体を起こす堅志が心二を疲れきった瞳で睨み付ける。
「アンタ何かが……多重人格を語ってんじゃねぇ。」
クラクラする重い頭を右手で押さえながら心二の眼前に立つ。
そんな堅志の険しい目付きはまるで蛇に首筋を舐められる様な不快さがあった。
何故か、見ているだけで苛立ちが込み上げてくる。
そんな悪感情をゴクリと飲み込むと、心二は無理矢理に笑みを作る。
「ケッ、オレも多重人格者なんだよ。多重人格者の人生嘗めんな」
そんな心二の言葉に堅志は一層眉に皺を刻む。お前なんかの人生を『多重人格者』で一括りにされた事が許せなかった。
「……アンタは、本気で人を殺したくなったことはあるかよ?」
堅志の殺意ある問いかけにその場にいた全員が凍りつく。
そう、堅志の悪夢はそんな悪魔の囁きから始まったのだ。
『お前、こいつらを殺してぇか?』
初めて聞こえた堅志の内なる悪魔は人知れず彼の中に巣食っている。
今度こそ今度こそ今度こそ!
堅志編を纏めます。
あとは雫のフロンティアも纏めて、今シリーズを畳みます。
夏休み前から続いてるこのシリーズは恐らくこの先を考えてもバ革命シリーズで最長です。
お願いします、ご付き合いください。
そ、し、て。
これはフワフワと考えてることなのですが、小説関連での知り合いが全然いない……というのが少々寂しくなってきましたので、こんなことを考えました。
『皆さんの小説に絵を付けたい!』
……ということで僕を挿し絵師として使ってくれる方を募集してます。
別に金取ろうなんて考えもなく、お互いの作品を宣伝したり……という条件を考えています。
ただ、そうですね。
あまりに長編の連載をしている小説に絵を付けるというのは正直荷が重い……というか、既にその作品の世界観で生きてるキャラに後から絵をつけて行くのはやはり難しいと思いますので……。
僕も挿し絵を任せてくれる小説はとりあえず全部読破しようとは思ってますので。
そういう意味でも七十話以上連載してる小説は厳しいです。
願わくば、これから連載するって人の作品に絵を付けて行きたいです。
またキャラを絵に起こす際には、具体的な特徴や性格、ぼんやりとしたキャラのイメージを具体的に聞くと思うので、その辺りもご協力お願いしたいです。
僕も一生懸命頑張りますので。
あ、これも言っておかなくては。
絵の依頼を受けてから2日ほど時間をいただきたいので、毎日更新とかを目標にしてる作家さんのご要望には答えられそうにないです。
……と、長々書きましたが要するに僕の絵を挿絵に使ってくれる方、ご連絡ください。ということでございます。
興味を持たれた方は↓のTwitterアカウントでコンタクトを取っていただければと思います。
@amane_1104
では、よろしくお願いします。




