夢の中でも特訓だ
「でサザンなんで魔法が上手く使えなかったんだよ。」
「お兄さん、元々魔法とかないところからきたからわかってないだけですよ。
まずは、魔力についてですけど、魔力は、生まれつき高い人とあとから高めた人に別れます。」
「ほうで」
「お兄さんは、魔力は高いです。ただ想像だけでは、魔法は、発動しません。魔力を動かすその感覚をつかんで下さい。その特訓は、この夢の中でしましょう。現実でもしますが、夢出なら魔力が減らないし、死ぬ心配もないですしね。それに魔力を暴走させて破裂しないですし。」
「うん?最後のほうなんか物騒なこと言ってねえか。」
「気のせいですよ。ほらしますよ。手を出して下さい。」
「何でだよ。」
「魔力を感じで貰いたいので、流して見ます。これから夢でも私って使うので気にしないで下さい。お兄様。」
「なんで急に?」
「まぁ念のためですね。ぼろを出さないようにです。」
「なら俺いや僕もそうするか。で手をつないでどうするんだ?」
「お兄様に魔力を流すので、何か感じたら声をかけて下さい。始めます。」
そう言ってサザンは目を閉じた。
ちょっとしてからなんだか暖かいものが体を流れている感じがしだした。
「サザンなんだこ暖かい感じがするよ。これが魔力かい。」
「そうですお兄様それを感じたらあとは自分で体を巡らせてみて下さい。」
「わかったよ。やってみる。」
僕はさっきの感覚を思いだしながら魔力を巡らせてみた。
さすがに初めのほうは上手くいかなぁかったけど途中から暖かい感じがしはじめた。
「さごいですね。魔力を扱うのは、まず12歳の者達が多いですけどお兄様は、天才の域にありますね。」
「誉めているみたいだからありがとう。でもサザンはもっと早く使えたのに、なぜお兄様達との模擬戦で使わなかったんだい?」
「簡単です。双子なのにお兄様より早く使える妹なんてお兄様をいじめる口実を増やさないようにしたかったからです。」
「ありがとう。」
「いえいえ。さて夜は、まだまだと言いたいところですがちゃんと心も休めましょう。精神は大事でさから。また明日にしましょう。ではお兄様寝ていますがお休みなさい。」
「お休み」
そう言って夢の中での特訓は終わった。
まだまだ魔力を少しコントロールできるだけ早く身体強化魔法を身に付けられるように頑張っていくぞ。