王都での初めての朝食
「カイナ様、サザン様おはようございます。」
「うんおはよう。9番さん」
「おはようございます。」
「お食事の準備ができております。」
「わかりました。」
そう二人で返事をして僕達は顔を洗いにいってから、食堂へと案内された。
「おはようカイナ、サザン」
「おはようございます。ヤブキ兄様(お兄様)」
「さて食事にしようか。そのあとは、特訓だよ。二人には、まだ早いから朝からの特訓は、父さんは、しないって言ってたけど入学まで時間がないからね。急いでいくことになったよ。」
「わかりました。」
朝食時は、そんな事を話ながら食事をした。僕達は、もう一つ気になっていたことをついでに聞いておいた。
「ヤブキ兄様なぜ僕達が学校に行けるようになったのですか?」
「うんああ簡単だよ。私の婚約者のところから大きな支援がきてね。二人に学校に行ってもらっていいか話して貰ったら。普通に了解が取れたんだよ。それに護衛は、自分達で大丈夫だから。屋敷の準備と、入学に必要なお金あとは、入学後に必要なもの位だね。だから気にせず受けるといいよ。特待生にならなくていいからね。」
「はい。」
いろいろ考えてくれてたんだ。
そして僕達は、着替え中庭に行った。