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紫銀の少年と異世界転生  作者: 桜餅
プロローグ…?
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第1話 ここ、どこ?

二作目です。

こちらは一人称がメインになっています。

どこかおかしなところもあるかと思いますが、皆様よろしくお願いいたします♪

暗い──


ああ、僕は何をしていたのだっけ……


たしか高校の入学式の日に盛大に寝坊して、慌てて家から飛び出したんだ。


でもさ、しょうがないよね!だってあの両親バカどもは働かずに毎日毎日酒に煙草タバコに競馬にパチンコ。

しかも僕のかけなしのアルバイト代をいつの間にか掠め取っていくんだもの!

そりゃあ起こるわ!!


そんな親が僕を捨てて逃げたのが、僕が7つのとき。



……え?たった7歳でできるバイトなんかあるかって?

はっはっは、以外とあったのだよ、これが。


全部法に触れていたけどね!


まあそんなことでもしないと僕達・・は生きていけなかったわけで……。


殺人とか窃盗とかはしてなかったから大丈夫!



さて、ここで話を戻そう。


そうだ、思い出して来た。昨日遂に残金が千円をきったので、ちょっとヤ〇ザの所に忍び込んでお金を頂戴してきたのだ。


え?これは窃盗?何をいっているんだい?


僕はお金が悪用されるのを未然に防いだんだよ♪

これはその報酬♪

ダレモヌスンデナンカイナイヨ~。


ということで資金を確保した僕は、3つ下で今は中学一年生になった妹に制服を買ってあげたんだ。


何故か渡したとき、「兄さんが私のために買ってくれた制服……。えへへ……。」と頬を赤らめながら呟いていた。


…?よくわからないが喜んでもらえて僕は大満足だ。


しかしこの妹、この年になってもまだ僕と一緒に寝ようとしてくる。


断っても僕が寝静まった頃にベットの中に忍び込んでくるから今じゃ気にしてないけど……。


でもいつも起きると顔を真っ赤にしてるから、兄たる僕は妹の体調が心配だ。


それを注意したら、悲しそうな顔で「……兄さんのバカ。」と言われた。


心外な。僕は妹がこの世の何よりも大切だから心配していたのに。


思わずそう呟いたら「ふ、ふぇっ!?」とこれまた耳まで真っ赤にしながら狼狽えていた。


……こんど病院に行って熱冷ましと風邪薬を買ってこなければ。可愛い妹が病気なんて耐えられないからね。



──っと、また話がずれてしまった。


そう、僕は確かに高校にたどり着いたはずだ。


ギリギリ間に合ったことも覚えている。

で、その後、急に横から衝撃がきて吹っ飛ばされて──




































……って、どう考えてもそれが原因だろうがああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



































……あ~、よく叫んだ。一生ぶん叫んだんじゃないだろうか。って、もう一生終わってるか。


ああ、妹のことが心配だ。主に食事とお金と人間関係が。


……特に料理。何故か妹が作る料理は宇宙の大法則をガン無視するからな。何で目玉焼きつくったはずなのに黄身の部分が本物の目玉なんだよ!ギョロギョロ動いて不気味だったわ!


……まあ妹のため、ス〇イツリーの点検工事に命綱ナシで挑む覚悟でおいしく(?)いただきましたが。


3日寝込んで生と死の境を旅行してきたさ!


ああ、ごめんよ、僕のたった一人の家族いもうと

※注意!僕に親なんかいたっけ?え?あれは親じゃないよ?お〇りか〇り虫ならぬお金かじり虫だったから!













……………どうやら僕はちまたで噂の異世界に転生してしまった様です。










轢かれたシーンはカ〇ロウデ〇ズみたいなものと思ってくださって結構です。

いきなり重いな!!

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