愚の骨頂
掲載日:2026/08/29
孤独と葛藤の夜を超えて見つけた、小さな希望の歌です。心にそっと寄り添えますように。
街の灯りがひとつ消えるたび
僕は僕を削って生きていた
誰もが見ない画面の隅で
差し出した手は空を切り
声は言葉になる前に消えた
骨の髄まで愚かだから
傷ついてもまだ明日を信じている
救われないと知りながら
笑ってみせる僕の
これが最後の歌
けれど
夜明けの空が青く染まる頃
差し伸ばした手をつかむ温もりに気づいた
言葉にならなかった声が
メロディに乗って風を渡っていく
削り落とした僕の片隅から
新しい光が芽吹いていたんだ
愚かでもいい、何度傷ついたって
笑い合える明日がここにあるなら
響け、ここから始まる僕らの歌
暗闇の中で自分を削りながら歌い続けてきた日々から、温かな手と出会い、共に歩む光を見出すまでの軌跡を描いた作品です。傷つくことを恐れず、何度でも立ち上がって言葉を紡ぎ直す覚悟と希望を込めました。この歌が、いま孤独を感じている誰かの夜明けに寄り添う一筋の光となれば幸いです。




