嫁達が実家に帰った
ドロシーとルイーズは、ゲートを使って朝早くにマーガレットおばさんの所に行った様だ。
昨日は、帰ってから口をきいてくれない、ベットを追い出される事は無かったけど、ドロシーとルイーズが引っ付いて寝ていて、近付くとルイーズがライトニングの魔法(といっても静電気がバッチと来る程度)で攻撃してくる。
こう言う時はどうすればいいんだろう、お嫁さんが怒ると凄く寂しい。
喪失感が半端ない、もし帰って来なかったらと思うと不安だ。
向こうは夕暮れ時だ、マーガレットおばさんの所は、こっちが朝だと17時を過ぎている。
向かいに行きたいけど、僕はゲートの使い方を知らない、帰って来てくれるかなあ、電話してみようかなあ。
ぶるぶるぶる。「おぉう、びっくりしたあー」ぶるぶるぶる。スマホだ。
ぶるぶるぶる。マーガレットおばさんだ。ぶるぶる、ピィー。「はい、木下です」
「あ~、良かったわ、優ね、マーガレットよ」
「あの~」「ええええ、心配しないで、二人共ここに居ますよ」
「あの~、私も年だから、寝るのが早いのぉ、お茶を飲んだら返すから、怒らないでね」
「あの~」「ちょっと拗ねてたけど、もう大丈夫」
「有難う御座います」「赤ちゃんが早く見たいわ」「エムおばさん、もう」
ドロシーの声だ。「頑張ります」「ふふふっ、もう直ぐ返しますからね」
「お願いします」「はあ~~いぃ」ガチャ。
二人はちょうど正午に帰って来てくれた。
「ドロシー、ルイーズ、お帰り」「「ただいまー、御免なさい」」
「僕も御免、今度こそ約束守るから、ちゃんと仕事が終わった時には、クリスマス仕様になってる、絶対に行こう」
「「優」」ひっし。僕のお嫁さんは素敵だ。
「パパ、頑張るよぉっ」
その夜、僕達はいつもの様に、川の字にベットへ入った。
「優、エムおばさんがね」「うん、分かってるよ」
「優、ママが赤ちゃん見たいって」「頑張る」
「「にゃぁ~ん」」




