レイプ未遂犯捕獲依頼の契約
「概要は分かりました、お金の方は」
僕は見積の表に戻す。
「僕的には、囮に60分1万円、見張りは60分1200円」
「14日間、40万7200円ですか」
「プラス、犯人捕獲に成功した時は、成功報酬で150万、頂きます。これでも、ご依頼しますか」
「します、ボーナスを付けても、この前の見積もりより安くなってます」
「今回の調査で、場所と時間帯が絞られてますから、でも、直接危ない目に遭う可能性があるのはドロシーとルイーズだし、これは探偵の仕事じゃないし、やぱっり止めよ」
「「ゆたか」」「分かった、必ず助けに行く」「「本当」」
「だからドロシー、トランシーバー買って、3台」「えぇ~っ、また初期投資」
「お願い、150m以内で携帯繋ぎっぱなしは、勿体ない」
「もうぅ、仕方ないなあ~、備品として計上しとくから」
「有難う、後、囮の時、トレンチコートは駄目だから」
「「えーっ」」「どうして」「お尻の匂いが」「だっ、大丈夫だよ、きっと」
「うへへへっ、後でテストしよう」「「嫌っ」」「あほぉ」「ばかぁ」「えーっ」
「あの~、私も依頼主として確認を」「「いやあーーーっ」」
「断りますよ」「横暴です、さっき意見は聞くって言った」
「これは却下です」「私もすんすんしたいぃーっ」
「帰って下さって結構です」「ぶーっ、ぶぶぶぶぶっ」
「・・・で、本当に依頼、するんですか」「お願いします」
「ルイーズ、先の条件で契約書作れる」
「うん、任しといて、印鑑用意して下さい」「は~い」
「ドロシー、早速だけど、このトランシーバーとイヤホン、マイク、発注して」
「うん、分かった」「それじゃ、契約が済んだら入金して下さい、それか」
「優、3日ほどかかるって、トランシーバー」
「と言う事なので、3日以内に入金して頂ければいいです」
「はい、明日もってきまあ~すぅ」「いやっ、できれば振り込みで」
「いやで~すぅ、手数料かかるしぃ~、依頼主に余分なお金、使わせるんですかあぁ~」
「来る前に連絡して下さいね、二人は非難ね」「ふふっ、分かりましたあぁ~」
「「だめぇーっ」」「私達はここに居るから」「でもドロシー」「浮気はダメ」
「はい、契約書、条件を確認して、問題なかったら、ここにサインして」
「はーい」契約の時のラヴさんは真剣だ、きっちり目を通す。
「いいでぇ~すぅ」「じゃあ、前回と同じ、これでサインして」
僕は格好をつけて、硝子製の浸けペンを使ってもらっている。
終わったら、余分なインキを吸い取り、印鑑を押してもらう。
「ここと、ここと、ここね、契約完了、入金完了後、依頼を実行するよ」
「ではお帰り下さい」「嫌っ、お茶したい」
「ダ、メ、で、す、今日は帰って下さい」
ラヴさんが、にこにこしだした。「はあ~い、今日は、帰りますうぅ」
何か気になるが、ラヴさんは大人しく帰っていった。




