表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私、ドロシー?  作者: パパスリア
依頼の完了とぶるーでい
46/70

ぶるーでい

 報告書を渡して帰って貰う()もりだったが、(いた)(かた)ない、座って話さないと。

 僕だけがラヴさんの正面に座り、二人共僕の後ろに隠れていたんだが、依頼を受けるとなると長くなる。


 僕達は、ラヴさんを警戒(けいかい)して、部屋の奥の椅子から順にルイーズ、ドロシー、僕と言う順に座った。

 二人がおトイレに行く時は、僕がラヴさんの盾になって、二人を逃がす。

 襲われるかもしれない、これは二人を救う為、仕方がないのだ、うん仕方ない。


 「それで、どの様なご依頼でしょうか」

 「意地悪するんですねぇ、嫌じゃないですよぉ」「お帰り下さい」

 「言います、言いますよ、捕まえて欲しいです」

 「無理です、(おとり)になる子がいないので、実行できません、お話は聞いたので、お帰り下さい」


 「そんなあー、あんまりです」

 「ルーシー、見たあ~、パパ酷いでちゅねっ、昔は優しかったのに、どうしたんでちゅかねっ、め~してあげましょうね~、はい、めぇ~って」

 ルイーズが下腹部を(さす)りながら、こんな事を言う、本当にパパになった。


 「あの~、ルイーズ、ルーシーって誰」「私と(ゆたか)の赤ちゃん」

 「えっ、できたの、名前、もう付けたの」「(仮)、残念」

 「名前は僕も考えたい」「そう、だよね、うん」ルイーズが嬉しそうだ。

 んっ、ドロシーが、何か恥ずかしそうに袖を引っ張り且つ、口を手で押さえる。


 「ドロシー、体調悪いの。休んで来て」(かぶり)を振る。???、はっ。

 「赤ちゃん出来た」ドロシーが(うなず)く、本当にパパになった。

 「ドロシー」僕はドロシーを抱きしめる。「エムおばさんに知らせないと」


 「待って(ゆたか)、お洗濯大変なんだからねっ、バスローブ無かったら、マットまでとどいちゃってたんだから、どうしてナチュラルにそう言う反応できるの、私達がブルーだって知ってるじゃん、容赦(ようしゃ)ないんだから」

 「えへへへっ、つい」ドロシーが舌をだした、言われてみれば確かに。


 「(ゆたか)、お洗濯大変だから、ブルーの時はお休みしてね」

 「御免なさい」「放置しないで下さい」「すみません」


 「受けよ、今はまだ里美(さとみ)ママも、私のママもエムおばさんも助けてくれているけど、ずっとじゃないよ、それに(ゆたか)はお嫁さんを一度に二人も貰ったんだよ、赤ちゃんのいない今のうちにチャレンジしよう」

 「ルイーズの言う通りだよ、私達なら、(ゆたか)か他の人か分るよ」


 うーーーん、要するに僕が、経済的に不甲斐無(ふがいな)いから、ドロシーやルイーズを危険な目に遭わせる事になるのか。

 今年、単位を取って、来年直ぐにメーカーのOB訪問を出来る所を探そう。

 探偵は、就職先が決まり次第(しだい)廃業(はいぎょう)だな、情けないが今は受けるしかないか。


 「僕が不甲斐無(ふがいな)いから、御免ね、後一年、我慢してくれる、おっきな会社に勤めれる様に頑張るよ」

 「ちっ、違うよ(ゆたか)、私達は一緒に生きて行きたいの」

 「そうだよ、それにね、私もドロシーも飛び級してるから、(ゆたか)は資金を作って、ベンチャーを(おこ)す方が良いと思うよ」


 「二人共、飛び級してるの、・・・専門は」

 「私は、生命科学、遺伝子と農学」「私はね、物理の方、電磁気と天文」

 ほぉ~、今度ルイーズに教えてもらおう、二人共僕には勿体無(もったいな)い。


 「・・・二人共ずるいよ」「待って、黙ってたのは御免なさい」

 「二人して天才じゃないか」「そんなつもじゃ無いの(ゆたか)、怒らないで」

 「怒るよ」「(だま)した訳じゃ」「そう、聞かれなかったし」


 「遅いよ、もっと早く教えてよ、ルイーズ、電磁気教えて」「えっ」

 「ドロシー、英語まだ残ってるだ」「え~~~ぇ」

 「「・・・仕方ないなあ~」」「もう、英語まだ残ってるの」

 「語学はどうもう」「(ゆたか)、電磁気だけ」

 「あっ、う~ん」「・・・分かった、私が個人授業して、あ、げ、る」

 「あ~~~っ、私も」「お願いするよ、二人共」「「あいっ」」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ