怪人?
「たっだいまあー」「「お帰りぃー」」二人か出迎えてくれた。ちゅっ、ちゅっ。
僕が帰って来ると、二人は集計も済ませて、夕ご飯の支度まで済ませていた。
「ご飯できてるよぉ」「優、手を洗って来て」「うん、そうする」
僕達は夕ご飯を終えて、片付けを済ませた。
お風呂にお湯を入れてる間に、皆でテレビを見ていたが、僕は事務所に行ってノートパソコンを持って来た。
二人がまとめてくれた集計に目を通そうと思った。
いずれも又聞きの又聞、噂話の様だが、答えてくれた人数の7割の人が知ってると言う状況だ。
「優、どうかな」「それ結構まとまってると思うんだけど」
「うん、有難う」
そして同じだと思える話をまとめていくと、6件ぐらいある様だ。
伝え聞く被害者の年齢層は、ドロシーやルイーズと同じぐらい。
同一事件でないと判断する根拠は、時間帯が異なる事。
「この犯人、寒さに弱いのか」「どうしてそう思うの」
「噂だからどこまで信用できるか分らないけど、今に近付くにつれて、時間が早くなってる」
「あー、ほんとだ、この時期は、日の長さがどんどん短くなるから、暗くなると寒いものね」
「それにこいつ、凄い大胆だよ、暗くなってからの時間じゃないもん」
「本当だ、全部夕暮れ時だ、日が落ちて薄暗くなってるけど、人の容姿が見えなくなる暗さじゃないね、襲ってきた犯人の姿がはっきりと見える、だから被害届が出ないのか」
もう一つは犯人の容姿が異なる事。
「それにね、この人、色んな体系になれるみたい」
「うん、こいつね、痩せ型の彼氏にも、太っちょの彼氏にも、それだけじゃないよ、もっと凄いのは、時間を掛けて、努力をしないと手に入らないマッチョにもなれるんだよ」
「んんん、更に女子高生にもなる、・・・なんだよこれ、これが本当ならこの人物は怪人何とかと変わらないぞ」
「それにね、身長もばらばらなの」
「うーーーん、どんな実を食べたらこうなるんだ」
「明日はどの辺り」「あー、そうだね、明日もお願いできる」「「あ~い」」
「じゃ、ここ、公園を挟んで反対側、行く時に公園を通らない様に」「「あい」」
「明後日からは大学は学際だから僕も仕事する」「「行きたい」」
「だ~め、お仕事」「「えぇ~っ」」
「じゃ、無事にお仕事終わったら、ネズコーランド行こうか」「「うんうん」」
「初デート」「あっ、そっか、デートする前にお嫁さんになっちゃたもんね」
「じゃあ、来週末ぐらいかな、犯人捜しは無理だと思うし」
「やったぁ~」「デートぉ~」
「明日もあるから、今日は早めに休もう」
「私達は疲れてるからね」「すっごく疲れてるから」「・・・分かったよ」
僕達はいつもより早めにお風呂に入って就寝した。
「ドロシ~」「あっ、やん」「ルイ~ズ」「うっ、・・・うぅん」「「も~う」」




