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私、ドロシー?  作者: パパスリア
ドロシーとルイーズの探偵初仕事
40/70

見積り変更?

 僕は高校の時に探偵の学校に行って、実地研修もして、免許皆伝(かいでん)なんだけどなあー。

 ドロシーとルイーズだと9割がた話を聞いてくれる。

 ダメでも、すっごく丁寧(ていねい)(あやま)って去っていく、何だよそれ。


 午前中の目標は、ドロシーとルイーズだけで達成し、僕は役立たずだった。

 これは方針を変えて、明日からも、二人とプラス1で回った方が良いかも。

 「ドロシー、ルイーズ、お昼にしよう」「「は~~い」」


 「ドロシーもルイーズも頑張ったね、有難う、でも何で変な話し方するの」

 「う~ん、何と無く」「うん、そんな感じ」「凄く受けはよかったね」

 「(ゆたか)、お家帰る」「うん、この辺住宅街でお店とかないから」

 「早く帰ろうぉ、歩き疲れたぁ」


 「御免、家の周りだから自転車は良いかなって、昼からは自転車を使おう」

 「(ゆたか)()んぶ」「私もう」「二人いっぺんには無理」


 「じゃあ、先に私」「えぇ~、ルイーズ降りないからじゃんけんにして」

 「仕方ないなあ~、じゃあいくよう」「「最初は」」「ぐぅ~」「ぱぁ~」

 「へへっ、私のかっちぃ~」「ルイーズ、ずるーい、ふふふっ、面白い~」

 「はい、最初はルイーズ」「まだお仕事あるから、ちょっかい出さないでね」

 「はいはい」僕はルイーズを負ぶって家に向かった。


 途中でちゃんとドロシーと交代して家に到着した。

 「私トースト焼くから、ルイーズは冷蔵庫からマーガリンと具材だして温めて」

 「あいあい」「私、紅茶も入れるから」

 ドロシーとルイーズは昨日のうちに、サラダやベーコンエッグなどを作り置きしていた。

 手早くお昼を済ませるためだ、待ってる間、僕は集計をする。


 「(ゆたか)、準備で来たよ」「ううん、今行く」

 で三人でコタツに入って昼食。「「 「いたーだきます」 」」

 がちゃがちゃ。「はい、紅茶」「有難う」「はい、ルイーズ」「有難う」

 ザック。かちゃかちゃ。「ルイーズ、サラダも食べて」

 「ドロシー、ママみたいぃ」「お便秘になるよ」「うん、食べる」「よろしい」


 ザック。かちゃかちゃ。「後半はどうするの(ゆたか)

 「ううん」ごっくん。「地図で一番遠いい所まで、自転車で行って」ずず。

 「自転車を適当な所に止めて、さっきみたいに聞き込む、で家とかも回って、自転車で少しづつ、家に帰って来る」


 「皆一緒」「うん、一緒」「一人ずつ決めた範囲をするんじゃないの」

 「あー、あれは止め、二人と一緒の方が効率良さそうだから」


 「だねえー、旦那様は()んぶ以外、役に立ってなかったもんねえ~」

 「僕は今、すっごく傷ついたルイーズ、ドロシーもそう思ってる」

 「そっ、そんな事無いよう、(ゆたか)は頑張った、うんうん、頑張った」

 ちゅっ。「有難うドロシー」


 「なっ、何、本当じゃん、私悪くないもん」「あ~ぁ、僕は傷つたなあ」

 「うんん」「()やして欲しいなあ~」「私、悪くない」ちゅっ。

 「お~~~っ、ルイーズ、有難う、傷が()えたよぉ」

 両側の二人を軽く抱きしめる。「えへへっ」「うーーん」


 「本当に、僕には過ぎたお嫁さんだ」

 「私は(ゆたか)じゃないと嫌っ」「私も(ゆたか)がいないと嫌っ」

 「うん、さあ、お仕事頑張ろう」「そう言えば、(ゆたか)学校は」

 「暫くお休み」「「ええええぇぇぇぇぇっ」」


 「ダメだよ(ゆたか)、学校行って、もう直ぐ試験でしょう」

 「そうだよ、卒業するにしても、院に行くにも、まず単位取らなきゃ」

 二人が現実を突きつけて来た、本当にお嫁さんなんだなあー、(きび)しい。


 「いやあー、ほら、二人だけだと心配だから」

 「ちゃんと行って」「行きなさい」

 「聞き込みは私達だけでできるから」

 「それに赤ちゃん出来た時にパパがいないと、ちゃんと卒業してね」

 「そーぉー、ドロシーの言う通り、子育てはパパもいないと」


 「おおおっ、分かった、午後から行ってくる」

 「パパ、頑張ってぇ~」ちゅっ。「パパ、頑張ってね」ちゅっ。

 「・・・ドロシー、ルイーズ、できたっ」

 「・・・ま~だっ」「ねっ、ルイーズ」「うん」

 「おう、今日も目いっぱい頑張る」「・・・ばかぁ」「・・・あほぉ」


 僕は午後から大学の講義に、聞き込みは二人に任せる事にした。

 まあ、実際、僕がいてもあまり変わらない、只、この場合、調査に係わる人数が見積と変わってしまう。

 最終的な出来高を見て、返金を考えないといけない。


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