見積り変更?
僕は高校の時に探偵の学校に行って、実地研修もして、免許皆伝なんだけどなあー。
ドロシーとルイーズだと9割がた話を聞いてくれる。
ダメでも、すっごく丁寧に謝って去っていく、何だよそれ。
午前中の目標は、ドロシーとルイーズだけで達成し、僕は役立たずだった。
これは方針を変えて、明日からも、二人とプラス1で回った方が良いかも。
「ドロシー、ルイーズ、お昼にしよう」「「は~~い」」
「ドロシーもルイーズも頑張ったね、有難う、でも何で変な話し方するの」
「う~ん、何と無く」「うん、そんな感じ」「凄く受けはよかったね」
「優、お家帰る」「うん、この辺住宅街でお店とかないから」
「早く帰ろうぉ、歩き疲れたぁ」
「御免、家の周りだから自転車は良いかなって、昼からは自転車を使おう」
「優、負んぶ」「私もう」「二人いっぺんには無理」
「じゃあ、先に私」「えぇ~、ルイーズ降りないからじゃんけんにして」
「仕方ないなあ~、じゃあいくよう」「「最初は」」「ぐぅ~」「ぱぁ~」
「へへっ、私のかっちぃ~」「ルイーズ、ずるーい、ふふふっ、面白い~」
「はい、最初はルイーズ」「まだお仕事あるから、ちょっかい出さないでね」
「はいはい」僕はルイーズを負ぶって家に向かった。
途中でちゃんとドロシーと交代して家に到着した。
「私トースト焼くから、ルイーズは冷蔵庫からマーガリンと具材だして温めて」
「あいあい」「私、紅茶も入れるから」
ドロシーとルイーズは昨日のうちに、サラダやベーコンエッグなどを作り置きしていた。
手早くお昼を済ませるためだ、待ってる間、僕は集計をする。
「優、準備で来たよ」「ううん、今行く」
で三人でコタツに入って昼食。「「 「いたーだきます」 」」
がちゃがちゃ。「はい、紅茶」「有難う」「はい、ルイーズ」「有難う」
ザック。かちゃかちゃ。「ルイーズ、サラダも食べて」
「ドロシー、ママみたいぃ」「お便秘になるよ」「うん、食べる」「よろしい」
ザック。かちゃかちゃ。「後半はどうするの優」
「ううん」ごっくん。「地図で一番遠いい所まで、自転車で行って」ずず。
「自転車を適当な所に止めて、さっきみたいに聞き込む、で家とかも回って、自転車で少しづつ、家に帰って来る」
「皆一緒」「うん、一緒」「一人ずつ決めた範囲をするんじゃないの」
「あー、あれは止め、二人と一緒の方が効率良さそうだから」
「だねえー、旦那様は負んぶ以外、役に立ってなかったもんねえ~」
「僕は今、すっごく傷ついたルイーズ、ドロシーもそう思ってる」
「そっ、そんな事無いよう、優は頑張った、うんうん、頑張った」
ちゅっ。「有難うドロシー」
「なっ、何、本当じゃん、私悪くないもん」「あ~ぁ、僕は傷つたなあ」
「うんん」「癒やして欲しいなあ~」「私、悪くない」ちゅっ。
「お~~~っ、ルイーズ、有難う、傷が癒えたよぉ」
両側の二人を軽く抱きしめる。「えへへっ」「うーーん」
「本当に、僕には過ぎたお嫁さんだ」
「私は優じゃないと嫌っ」「私も優がいないと嫌っ」
「うん、さあ、お仕事頑張ろう」「そう言えば、優学校は」
「暫くお休み」「「ええええぇぇぇぇぇっ」」
「ダメだよ優、学校行って、もう直ぐ試験でしょう」
「そうだよ、卒業するにしても、院に行くにも、まず単位取らなきゃ」
二人が現実を突きつけて来た、本当にお嫁さんなんだなあー、厳しい。
「いやあー、ほら、二人だけだと心配だから」
「ちゃんと行って」「行きなさい」
「聞き込みは私達だけでできるから」
「それに赤ちゃん出来た時にパパがいないと、ちゃんと卒業してね」
「そーぉー、ドロシーの言う通り、子育てはパパもいないと」
「おおおっ、分かった、午後から行ってくる」
「パパ、頑張ってぇ~」ちゅっ。「パパ、頑張ってね」ちゅっ。
「・・・ドロシー、ルイーズ、できたっ」
「・・・ま~だっ」「ねっ、ルイーズ」「うん」
「おう、今日も目いっぱい頑張る」「・・・ばかぁ」「・・・あほぉ」
僕は午後から大学の講義に、聞き込みは二人に任せる事にした。
まあ、実際、僕がいてもあまり変わらない、只、この場合、調査に係わる人数が見積と変わってしまう。
最終的な出来高を見て、返金を考えないといけない。




