レイプ未遂事件?
「あっ、里美ママがこの前来た時、ほら、この家の近くに大きい公園があるじゃない、あそこでね、そう言うのが起きてるんだって」
「あー、そう言えば、公園に近付かない様にって、言ってた」
「公園って、青い葉っぱの森公園」
「そうです、その犯人を捜し出して頂きたのです」
「いやっ、それは警察の仕事で、探偵のすべき事ではありません、漫画や小説とは違うんです」
「警察は、・・・警察は捜してはいません、被害届を誰も出していませんから」
「どうしてあなたに分かるんです」
「・・・その、私の大事な大事な大事な妹も、届を出してないからです」
「妹さんですか」「はいぃ。私の可愛い可愛い愛しい妹ですぅ」
「その感じだとレズビアンなのかしら」「ルイーズ、決めつけちゃダメだよ」
「そうですよぉ~、私はお二人の様にぃ~、可愛~~~い子が、だあ~~~い好きですよぉ~」
「じゃあ、血縁関係の妹さんではないんですね、あっ、僕のお嫁さん達にちょっかい出さないで下さい」
「・・・私は、妹が、襲われた恐怖心、状況を説明する恥ずかしさ、私との関係、そうした思いが、届を出させない様にしていると思っていました」
「違うんですか、襲われた事より、あなたとの関係を大事に思っての事では、まだまだ世間は、宗教の刷り込みの影響が強い、そうした考えを持た人の手で、色々な決め事がなされていますし、そちらの方が僕は納得いきますが」
「ええ、だから妹を説得したんです、人を好きになる理由も形も定まったものではない、一つであるはずがないって、教育も、科学も未発達の時代ではない、宗教から切り離して、理解する事も少しずつだけど進んでる、泣き寝入りはダメだって」
「私もあの人達きらーい、信じるのは勝手だけど、その人達の間だけにして欲しいわ」
「それで説得出来なかったから、と言う事ですか」
「理由が違ったんです」
「他に理由が無いように思いますが、・・・知人、・・・だったとか」
「・・・そうです」
「可笑しいじゃないでか、名前もわからないって、先程」
「確かに言ってた、でも、知った人なら、捜す必要なんてないわ」
「ドロシーの言う通り、依頼の必要、無いじゃないですか」
「・・・それが、妹は私が犯人だと、思っている様なんです、確かに何度か、そう言うシチュエーションでぇ~、襲った事あるんですけどぉ~、もうぅ~ぅ、あの子ったら、私だって分かってるのに、すっごい怖がっちゃってぇ~、・・・逃げ惑う姿を見て追っかけてたらぁ、犯しちゃええええ、って、もうもう、すっごい燃えちゃってぇ~~~、その体を捩るのが、儚くて、もうううううう、壊しちゃええええええって、二人で繋がったらあの子、今まで見た事無いくらい激しくって、はあぁぁぁぁぁ~、本当に可愛いわぁ」
「優も、私達の事、そんな風に思ってる、壊しちゃえって」
「そっ、そんな事無いよう、只」「「ただ」」
「ドロシーとルイーズが」「「私達が」」
「もう~、余りにも可愛くて、ずーーーとひっついていたい」
「優のえっち」「わっ、私もひっついていたい」「あ~、私もう」
「有難う、ドロシー、ルイーズ」「あのぉ~、ほんっと、仲良しさんですね」
「んん、んん、確かにそれだと届けを出す必要が、そもそもありませんね」
「只のろけてるだけよね、ねっ、ドロシー」「そうねえ」
「だから、私じゃありません」「いや、ご自身で襲ったって」
「今回、私じゃないんです、男の人なんです」
「そう言えば、どうして男だと、妹さんが、あなただと思ってると言う事は、少なくとも、その容姿は女性ですよね」
「あの子の服に付いていたんです、女の私には絶対に残せない痕跡が」
ん、ドロシーとルイーズが、赤くなって、もじもじしてる。
「どうしたの二人共、おトイレ」「・・・優分らないの」
「何が」「服に付いてた物」「えっ、ドロシー分かるの、ルイーズも」
「・・・本当に分かんないの、優」
「お二人には解って頂けた様ですね、妻と言うだけあって」
「優が毎日、私達にくれるものだよ、ばかぁ」
「どうして言わせるの、あほぉ」
「「ふにゅっ」」二人が両側で、僕の肩に顔を埋める。
はて、毎日、二人に、・・・おっ。ぽん。
「ふ~~~ん、毎日なんですか」なっ、何ですか、お嫁さんです、新婚です。
「何の事です、そうしますと、犯人は男、しかし、あなたに瓜二つ、双子」
「いえ、私、一人っ子です」
「えーっ、すると、あなたが言う犯人は、あなたの様な美人になりすまし」
「優、今なんて」「今のは私も聞き流せない」
「さっきもいったでしょう、二人より美しい子はいない、これは、社交辞令と言うものだよ、だから怒らないで」
「えーーーっ、私、美人じゃないんですか、酷い、酷いですっ」
「いえいえいえっ、決してそう言う事は」「じゃあ、依頼を受けて下さい」
「いや、それは、まだ報酬の話もしてませんし」
「お願いします、同じ事が起きたら、妹は、私と間違えてしまいます」
「優酷ーい」「お話ぐらい聞いて上げようよ」
「分かったよ、ちゃんと聴く、だから二人にお願いがある」
「静かにしてる」「違うよルイーズ、二人共も力を貸して」
「うん、助手よね」「任せてぇ~」「有難う、ん、何」
少し文化が違う様だ。ちゅっ。ちゅっ。二人と軽くキスをした。
「じゃあ、少し整理しよう、ドロシーかルイーズ、書いてくれる」
「うん、私が書く」「私は」
「ルイーズはドロシーの書く内容を確認して」「おっけー」
「二人共、適当にお話してて、プロジェクターを持って来るから」
がらがら。僕は事務所を出た。がらがら。




