第5話 シフォルンの秘技
読者の皆様へ
•この作品では、ナイフでぶっ差されたり、ロケットランチャーで撃たれても死なない人がいますが、
現実だと死んでしまうので、絶対に真似をしないでください。
•今作では、空を飛ぶやつがいますが、現実だとただ落下するだけですので、真似をしないでください。
•今作では、ギリギリで仲間を助けるシーンがありますが、現実でギリギリをせめると危ないのでやめましょう。
《所持者》
これは、アバリエナジーを所持する人のことを指す。ロノーザ•バース合同軍において主力兵士は、ほぼ全員所持者である。
《アバリエナジー》
これは俗に言う超能力のエネルギー源のようなもので、使える能力は人によって様々。火を吹くものがいれば、水を操るもの、再生能力があるもの、空を飛ぶものもいる。
《エナジーレベル》
これはアバリエナジーの量を示す。
高ければ高いほど基本的に有利で、技を使える回数が多く、高火力の攻撃がしやすい。60未満をフェーズ1、61~99をフェーズ2、それ以上をフェーズ3と呼ぶ。ちなみに観測史上最高はレオン•ヴァマゼンタの160。(それ以上に考えられる人物として、ティア•ゴッツタインやヴィラ•アプリシエイタルが考えられるが、ティアは測定器が破損、ヴィラの時代はまだ測定器が無かったため、未記録。)
また、"所持者"の切り札とも言える"画竜点睛"は、エナジーレベルが低い程習得が困難である。
《画竜点睛》
所持者が戦闘で使用する、アバリエナジーを暴走させて、自らを一時的に大幅強化させる技。使用時には、眼色がより強く光輝く。
しかし、長時間の使用は命の危険がある上にアバリエナジーと体力の消耗も当然激しいため「最後の仕上げ」として使われることが多い。また習得が困難であることで有名で、"飛行"、"精神操作"などと並べて度々議論が起こる。
ジーバンブー血族はこの"画竜点睛"を習得している者が非常に多い。(ダントなどの一部を除く。)
《ジーバンブー血族》
ヴィラ•アプリシエイタルによって、最初に所持者となったバース人の一族。高いエナジーレベルをほこる者が数多く存在している。(ダントなどの一部を除く。)
ルーガ軍の1回目の侵攻軍の撤退に大きく関わっており、ルーガ軍のロノーザ及びバース侵攻前は"バグクェイク"によって荒廃したバースの復興に心血を注いでいた。
・主な人物
コモン•ジーバンブー(初代当主)
アスプ•ジーバンブー(二代目当主)
ゾー•ジーバンブー(三代目当主)
シトロ•ジーバンブー(四代目当主)
コー•ジーバンブー(五代目当主)
《眼色》
アバリエナジーのタイプを表す眼の色。
アバリエナジーを使う時には、目が個人の眼色に変化して光り輝く。
基本的には、色相環の反時計回りの方向に強く、時計回りの方向に弱い。補色(対面の色)は互角。
(黄色の場合)オレンジに超有利で黄緑に超不利。青紫と互角。青に少し不利で紫に少し有利。
(緑の場合)青緑に超不利で黄緑に超有利。赤紫と互角。紫に少し不利で赤に少し有利。
※また、目は最もアバリエナジーが集中する部位であるため、所持者である限り欠損しても再生する。
※また、色相環とは別として分類されている、"三天翔"の眼色である、真紅、白透、群青の3つがある。
《三天翔》
それぞれが眼色の色相環に別として分類されている真紅、白透、群青の眼色を持ち、桁外れなエナジーレベルをほこる。
所持者の使う能力の中でも習得最難関と言われる"超高速飛行"が例外無く使用可能であることからこの名前がついた。同じ眼色が同時に複数存在することは出来ないと云われている。
・歴代の三天翔の一部
ヴィラ•アプリシエイタル(群青)
ティア•ゴッツタイン(群青)
リリア•ロノーザ(白透)
ライカ•ニシジロ(白透)
ヴァジュロ•ゲート(真紅)
ゴグ•ドメネイト(真紅)
《アバリエナジーによって出来ることの主な例》
まず肉体強化。
これは、ほぼ全ての主力兵士に課せられるタスクであり、これによって銃弾、大砲、毒、刃物といったダメージを生身の状態よりも下げたり、生身では壊せない物体を破壊できたりなど、全体の身体能力が大幅に向上する。
次にエナジーの具現化。
アバリエナジーを体外に放出し、炎や光線に変えて敵を攻撃できる。武器や防壁を生成することもできる。
それからアバリエナジーの付与。
他人とのアバリエナジーを受け渡し、物体にアバリエナジーを込めたりできる。所持者には通常の武器では傷が付きにくいので、アバリエナジーを付与させた物体で攻撃することが多い。
その他にも、敵の動きを止める、遅くする、相手のエナジーを吸収する、浮遊できるといったものがある。一般的に強い能力ほど習得難易度が高く、能力の発動条件が厳しい傾向にある。
固有能力といったものは存在せず、所持者の使える能力は個人の力量次第で決まる。
《戦闘タイプ》
アタッカー•••攻撃が得意な人が分類される。
タンク•••防御役。敵の攻撃を受けるポジションなので死亡率は他と比べて高い。
ヒーラー•••非常に数が少ない。戦闘力は低い傾向にあるが、一人いるだけで戦況が大きく傾くといわれている。
オールラウンダー•••どんな形でも戦闘が可能で短所が少ないのが特徴だが、決め手に欠けるのも事実。
オールマイティ•••オールラウンダーの上位互換ともいえる存在。ヒーラーよりも数が少なく、記録にある例もごく僅か。
サポーター•••その他
《ステータス》
攻撃、速度、頭脳、能力、体力の5つが6段階で評価される。
ただし、耐久力(測定するには被験者が死なないと限界が分からない)、精神力(装置による測定不可能)、経験(ステータス表示の必要性が無いと判断された)、潜在能力(装置による測定不可能)はステータスに表示されない。
《その他》
※エナジーレベルを上昇させることは一応可能ではあるが、無理矢理体質を変えるようなものなので、あまり推奨されない。
※体の大きさに対するエナジーレベルの比を表す、エナジー密度という指標がある。エナジーレベルが同じで体格に差がある場合、小柄な方が高い能力を誇るときがあるのは、このエナジー密度が関係するとされている。ただし、リーチの差や体重差などから、小柄な方が有利であるとは限らない。
ーーー
2月14日 16:12
さっきまで住宅地だったけど戦場になっちゃった場所
「ハンナ!君は空が飛べるから民間人の運搬だ!」
「• • • 了解。」ハンナが応じる。
「ダントとビット!君たちはビットが矛、ダントが盾として敵を殲滅しろ!」
「「かしこまりました、ワーグナー師団長!」」
ダントとビットが応じる。
さっきまで穏やかな話し方だったシンは、スイッチを切り替えて、爆撃音に搔き消されないような声量で3人に指示を出していた。
「俺は防壁を張って、敵の進行を防ぐ!」
シンがそういった辺りで、敵の数人がガトリング砲を連射してきた。
「うわっ!」
ダントは3人の前に立って、銃弾を防ごうとした。
しかし、シンがそれよりも素早くバリアを張って銃弾から3人を守った。
「バレンタインに戦争再開とか、絶対狙ってやってるでしょ!」
ビットが文句を言った。
「文句言ってないで、早く民間人を救出するぞ!」
シンがそう言った辺りで、ハンナがバリアの陰から飛び出し、あっという間にガトリング兵士数人を蹴り倒した。
今ここで戦えるのは、ダント、ハンナ、ビット、シンの4人だけだ。果たして何人の民間人を救出できるだろうか。ダントの脳裏に半年前の嫌な記憶が浮かんできた。
ガトリング兵士を倒したハンナは自身の能力で飛ぶと、敵に捕まりかけている民間人を次々とさらっていった。シンも敵の注意を引き付けつつ、巨大なバリアを大量に張り、銃弾から民間人を守っていた。ダントとビットもそれぞれが盾と矛の役割となって、敵を倒していった。
敵の一人がダント達4人を見て、何やら通信をし始めた。どうやら他の仲間に邪魔者の存在を伝えているのだろう。
「セイッ!」
ビットがその兵士を自身の能力で巨大化させた腕で吹っ飛ばした。吹っ飛ばされた兵士が電柱にぶつかって電柱が折れた。
「ビット!とりあえず、後方の民間人救出と後方防衛はシンに任せていんだよね?」
ダントは銃弾を撃ってきた兵士のみぞおちにナイフを刺すと、30mくらい離れた位置にいるビットに大声で訊いた。
「とりあえずはそう!でも、まだ助けられそうな人や敵の捕虜になってる人がいたら助けよう!」
「了解!」
ダントはそう言っていると、背中に銃弾が10発ほど打ち込まれた。
「•••こん•••のヤロォ!!」
アバリエナジーの肉体強化のおかげで傷には至らないが、ちょっと痛い。
ダントは振り向いて、撃ってきた敵兵士の(防弾ベストではふせげないであろう)口に投擲用の小型ナイフを突っ込んだ。
〔最低限の武器を常備しといて良かった• • •俺は攻撃力が低いから• • • 。〕
そう思いながら、敵が倒れたことを確認すると、ダントとビットは合流し、襲い来る敵を倒しながら、周辺の家宅を走り回り、さらに敵が多そうな方に進んだ。
〔さっきまでいろんな場所を見てきたけど、民間人の死体が1つもない。皆逃げれたのかな?
もしくは敵に•••〕
ダントがそんな事を考えていると、
「ねえ、ダントあれ!」
ビットが指差す方を見ると、敵兵士10人程がアパートから民間人を引きずりだして、一ヶ所に集めるて、一人ずつ撃ち殺している光景が見えた。中年男性、老年夫婦を撃ち、そしてついには5才くらいの子供に銃口を向けていた。
二人の腹の中から何か熱いものがこみ上がってきて、目の奥が燃え上がりそうな気がした。
二人は拳を握りしめると、互いを見て頷いた。
「「止めろ、お前らああああ!!」」
二人は猛ダッシュで、その場に突撃すると銃口を構えている兵士を体当たりで吹っ飛ばすと、兵士と民間人の間に立ち塞がった。
「あれ?あ、あなた達はロ、ロノーザ•バース合同軍の方々ですか?」
撃たれそうになっていた30代くらいの女性がぶるぶる震えがらも、安堵した様子で訊いてきた。
「ええ、もう大丈夫ですよ。俺達が助けにきましたから。」
出来るだけ安心させるためにダントが自信満々に言った。
「もう大丈夫?もうダメですの間違いじゃねえのか?この状況で何故大丈夫だと言える?」
敵兵士の上官らしき男が話しかけてきた。
ダントの額に冷や汗が流れてきた。
〔確かにその通りだ•••。敵兵士は十数人、助けなきゃいけない民間人は20人程、俺達は二人•••。
かろうじて囲まれてる範囲が360度じゃなくて、180度なのが不幸中の幸いかな•••。〕
「私はルーガ軍一等軍曹リスエット•ドバーン。今から君たちを殺す男の名だ。覚えておけ。」
男は余裕ぶってるのか、自己紹介をした。
〔〔なんかこの人嫌いだな。〕〕
ダントとビットがそう考えていると、敵らがニヤニヤ笑いながら銃を構えた。
それを見て、ビットが自身の体を変形させて、縦1.6m横1mの壁に変身した。ダントも、壁の耐久性を強めるために、ビットへ自身のエナジーを供給した。
「ごめん、俺が盾になるべきなのに•••」
ダントは気を落としてビットに謝った。
「仕方ないでしょ。広範囲の身代わりなら僕の方が得意なんだから。」
ビットは壁の裏から口を出して、そう言った。
〔ビットの壁じゃ、負担が大きすぎる•••。ハンナに来て貰うか•••?〕
そう思って、ダントが壁に隠れながら通信機を取り出した瞬間だった。
ドッッシューウゥゥ!!!
雷と斬鉄音が混じったような音がなったかと思えば、周りの景色が一瞬で真っ暗になった。
「「「「「「??????」」」」」」
その場にいた全員が状況をのみ込めなかった。
そして数秒程時間が経つと、今度は景色がどこかの施設の中庭らしきものになった。
「あれ?もしかして瞬間移動した?ねえ、ビット。」
「うん•••もしかして•••」
いきなり別の場所に飛ばされる。
二人は、そのような経験をしたことが何回もあった。
そして、そのようなことができるであろうロノーザ人を一人知っていた。
「あーホンマにしんどかったわ、運んでくんの。」
ビットとダントを含む20数人といった大人数を、数秒で遠くに運べる者など一人しかいない。
「「シフォルン!!」」
ダントとビットは目を見開いた。
「よ、助けに来たで。あーしんど。」
シフォルンはゼエゼエ息を切らして、地面に寝そべった。
「おーシフォルンお帰り、これで最後か?」
建物の中から、一人の男が出てきて言った。
「いや、まだや。でも、俺の体力的にあと一回帰ってくるのが限界やな。ゼエゼエ」
シフォルンは相当つかれている様子だった。
「ねえ、シフォルン。何でそんなに疲れてr」
「話は後や!おい、シュウマイ!この人達の事も頼むで!」
シフォルンはダントの質問を遮って、男に後始末を依頼すると、再びダントとビットの手を掴んでその場から消えた。
瞬間移動する時に、
「シュウマイってあだ名やめろよ!」
という声が聞こえた。
ーーー
シフォルン、実は瞬間移動してる訳ではない。
シフォルンは"電気"になって、文字通り金属の中に入ることができ、他の物体や生物も触れてさえいれば"電気"にして、一緒に金属の中に入ることができる。
そして、入った金属から、接触している別の金属へ移動する事もでき、音速を余裕で上回る速度で移動できる。
しかし、燃費が悪く、何回も長距離移動を繰り返していると、体力がすぐに尽きるという弱点がある。
ーーー
16:17
"さっきまで住宅地だったけど戦場になっちゃった場所"
「えっと、要するに体力がほとんど残ってないのは、さっきまで何回も民間人を救出してたからって事?」
再びシフォルンの能力で連れてこられたダントが言った。
「そう•••ゼエゼエ、しかも•••お前ら二人を•••ゼエゼエ、運んだあたりで•••ゼエゼエ、実は既に•••疲弊しとって•••ゼエゼエ、もう•••自分一人帰るだけで•••ゼエゼエ、限•••界や•••。」
シフォルンはそう言うと、地面にバタリと倒れこんだ。
シフォルンからビットとダントが聞いた話はこうだった。
①ハンナが本部に連絡
②シフォルンが本部からの連絡を受け取り、現場に急行
③シフォルンの能力で、現場の民間人を救出する
④③を百回以上繰り返す
(合計145人の民間人を救出)
⑤ビットとダントの二人を連れて行く
⑥グロッキー状態←今ココ
「そっか、この辺って地下ケーブルとか電線多いから移動しやすいもんね。」
ビットがシフォルンが短時間で大量の救出ができた理由に納得した。
「なーんか死体が少ないなあって思ってたけど、そっか。シフォルンが頑張ったのか。」
ダントはシフォルンがめっちゃ頑張ってくれて、本当に助かったと思った。
「そ~う~で~で~ばあああああ!」
シフォルンは疲れすぎて、ついに言語とテンションまでおかしくなっていた。
「よし、シフォルン。後は俺達に任して!」
ダントはそう言うと、深呼吸して、ビットと一緒に走っていった。それを見届けると、もう戦闘ができないと判断したシフォルンは、近くにあった電線ケーブルを使って帰っていった。
「オイ、そっちの状況はどうなってる?」
頭上から、淡々とした低い声が聞こえた。
ビットとダントが見上げると、上空15mあたりの高さを飛んでいるハンナと、アパートの屋上でハンナに要救助者を渡そうとしているシン•ワーグナー師団長がいた。
「救出できたのは145人!そっちは?!」
ダントははっきり聞こえるように、声音を大きくした。
「とりあえず敵の攻撃範囲外に逃がしたのが約300人、ハンナが基地に避難させたのが76人だ!
それから敵と民間人をバリアで分断して、この辺り一帯を囲い込んだ!」
シンが答える。
そういえば、ダントとビットが戻ってきた時に、住宅地の周りを、透明な水色の壁が360度ぐるりと囲んで、半径500mぐらいの円を形成していたのを思い出した。
〔あれって、シンが作ったバリアだったんだ。〕
ダントは師団長の強さに圧倒された。
「え?敵を閉じ込めたんですか!?たった5分で?」
ビットが驚きつつ、自分のわき腹をナイフで刺そうとしてきた兵士を、変形させた巨大足で蹴り飛ばして言った。
「そうだ!」とシンが答える。
「それで、バリアの内側にまだ取り残されてる要救助者はあとどれくらい居ますか!?」
ダントは、至近距離でブチこまれたロケットランチャーをギリギリで避けて、撃ち込んできた犯人を地面に叩きつけながら訊いた。
「この辺の住民の数が大体800人だから、残りは約3割だ!とにかく、お前達二人は敵がバリアに近づかないように引き付けてくれ!バリアもあまり長くは持たない!」
シンはハンナに、要救助者の最後の一人を引き渡しながら言った。
「分かりました!ビット、こっちだ!こっちの方が敵の気配が濃い!」
ダントはさらに敵の気配が濃い方向に走った。
「にしても、ダントとハンナの能力って便利だよね。飛行能力に気配察知能力。」
走りながら、ビットがダントに言った。
「いや、正確には感情感知だよ。殺気とか他人の苦痛が頭に響いt」
「さっきはよくもやってくれたなああ!!!」
ビットとダントの前に、さっき住民射殺遊戯をご満喫していらっしゃったリスエット•ドバーン様が、10人ほどの部下を連れて、大変ご立腹なご様子で現れた。距離は大体10~15mほどだ。
〔〔うわっ、来たよ•••。〕〕
ダントとビットは顔をしかめた。
「あの、逃がしてしまった一般バース人を追わなくてよろしいので?」
敵兵士の一人が怪訝そうにリスエットに訊いた。
「構わん。どちらにしろ7割以上の獲物を、あの水色の壁の外側に逃がされたからな。」
「え、何?それで任務失敗が確実になったから、僕達に八つ当たりしようとしてんの?」
ビットは呆れた様子でリスエットに訊いた。
少しの間、リスエットは沈黙してからこう言った。
「その通りさ。•••まあ、既に八つ当たりは成功してるがな!」
リスエットがニヤリと笑う。
「?」ビットは首をかしげた。
その瞬間、ダントは嫌な気配を察知した。
「ビット!!!」
ドンッと、ビットはダントに突き飛ばされて、前方に5mほど吹っ飛んだ。
「??」
ビットには一瞬何が起こったのか分からなかった。
突き飛ばされたビットが振り返って見た光景は、2階建ての家くらいある巨大な角柱と、その角柱の重さで切断されて血まみれになった、右手首だった。
「え•••?」
ビットは衝撃で、体が動かなかった。
キャラ図鑑5
ビット•リゲイト
身長 "自由に設定可能"
体重 "自由に設定可能"
??月??日誕
血液型 "自由に設定可能"
趣味:変装、温泉
嫌いなもの:文句ばっか言う人、ヤンキー。
好きなもの:温泉上がった後に食べる蕎麦、ラーメン、ユリア•ゼズリン
外見:普段は164cmくらいの背丈で、黒髪ショートボブで黒い目をしている。しかし、その時の気分で姿を変えるので初対面の人は混乱しやすい。
得意:敵の撹乱
不得意:援護
エナジーレベル:92(フェーズ2)
眼色:黄
戦闘タイプ:オールラウンダー
ステータス
攻撃:☆☆☆
速度:☆☆☆
頭脳:☆☆☆
能力:☆☆☆☆☆
体力:☆☆☆☆
良く間違えられるが、軍最高司令官ネミー•リゲイトとは一切血縁関係は無い。
肉体を自由に変形できるが、変形させ過ぎて自分本来の形質、年齢を忘れている。(シフォルンいわく、推定:多分15~23歳とのこと)
温泉巡りが大好きで、シフォルン一味に誘われたときは喜びすぎて電柱を破壊した。(もちろん、弁償した)
ユリア•ゼズリンと仲が良い。