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国語の授業

 決して大きくない部屋の中に、30人ほどの人間が集まり、物事を学ぶ。学校である。


「言葉は、時代が変わるにつれ意味が変わっていきます。例えば、美しいという言葉は、平安時代にはかわいいという意味で使われていたんですよ」


 教師の言葉に反応した一人が、手を挙げ、教師に指される前に発言をする。


「はいはいはい。俺知ってるよ。自業自得とかでしょ?」


 自業自得には、本来良いことが返ってくるという意味も含まれている。


「そう。悪いことだけの意味じゃないんですよね。ほかには何があるかな?」


「ワニ!」


 ワニは日本神話で出てくるが、鮫のことだとされている。


「そうだねー。あとは、人間の意味も広がったよね」


 そう言った教師は自身の腕の収納からチョークを取り出した。

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