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51話:フンシャルの花農園とジオラン岬

 翌4月23日、7時に起き、フンシャルの名所を教えてもらうと世界で2番目の高さ「ジオラン岬」の美しい植物園「ボターニコ・ダ・マデイラ庭園」「トロピカル・モンテ・パーラセ庭園」なら午前中に回れると言い、その後、午後から花祭りのオープニングパレードに行くと良いと教えてくれた。8時半にタクシーを呼んでもらい、それに乗り、最初に「トロピカル・モンテ・パーラセ庭園」へ向かった。


 到着すると広い花畑を見て、写真を撮り、林の方へ行くと行けと滝が気持ちよかった。更に進むと、東洋的な建物が現れて、更に進むと鎌倉、奈良の大仏を小さくした大仏が台座の上に鎮座していて、その周りが日本庭園になっていた。奥まで行かず、30分くらいで切り上げて、次は、その近くにある「ボターニコ・ダ・マデイラ庭園」へ移動した。


 そこに着くと、まず、メインの庭園に入ると、まるで大きな花の絨毯みたいに、きれいな花を上手に区域を分けて栽培していて、遠くから写真を撮ると、巨大な花の絨毯に見えるという仕掛けになっていた。この景色をいろんな角度から何枚もの写真をとり、庭園を歩くとサボテンと花が良いコントラストになっていた。ここも30分ほどで切り上げ、ジオラン岬に行くと、既に、かなりの

お客さん達で混んでいた。


 入場すると、一番先まで行くのに別に料金が必要だったが、折角、来たので入って見ると、足元が硝子張りになっていて、とんでもない高さだと言うことが良くわかった。ちなみに、その高さは580メートル、世界第2位の高さだそうだ。高所恐怖症の人なら卒倒しそうな高さで、遠くを見ると真っ青の海がどこまでも続いていた。増したの海は透明度が高く底まで、はっきりと見えるほどだった。


 見学を終えて、タクシーでホテルに戻って、昼食をとった。その後、午後13時にホテルを出て、花祭り会場になるメインストリートへ来て、ブルーシートを敷いて、ホテルの名前と佐野と書いた布をピン止めでシートの端につけた。そして、昼が過ぎると、最初に幼稚園位の可愛い女の子達のパレードが始まり、皆、同じスカートと衣装で花を持ちながら観客に手を振った。その後に、男の子達が続いた。男の立ちも同じ派手な洋服で笑顔を振りまいていた。


 次に、美人の女性と小さな子供のペアがゆっくりと歩いた。これまた、美人と小さな子供のコントラストが、実に良い、この行列には、おおきな拍手が送られて、多くの写真が撮られていた。その後、小学生の女の子の一団と、次に男の一団、中学生位、高校生位になると、女性は、きっとやがて、美人になるだろうと思われる娘や、逞しい女将さんになりそうな娘、おてんばそうな娘と個性が出てくる。

 

 しかし男性は、外見からその特長が分かり難い、細い子、太い子、筋肉質の子、浅黒い子、色の白い子、地元特有の感じの子と個性的な子供が多かった。その後、現地の民族衣装の一団がやってきて、特徴的な衣装と踊りで、印象に残ったが、素朴で好感が持てた。14時を過ぎるとパレードカーに乗った美人さんが、観客にウインクしたり、投げキスをしてくれ、写真のシャッターの音が響いた。


 数人の美人が乗っていると、まるで美人コンテストでもやっているかのような雰囲気になった。そのうちに16時を過ぎ、パレードが終わった。そして、ホテルに歩いて帰り、仮眠した。19時に夕食をとり、マディラワインを飲みながら、佐野が夫妻が、今日の旅の話をしはじめた。まず、花がきれいだと言うと、フロントの男が、私達はいつも見てるので、あまり感じないけど、確かにきれいかも知れないと言った。


 そして最近、ストレティアがヨーロッパ、アメリカ、日本で富裕層を中心に人気が高まり、とんでもない高値で売れて農園の連中はこぞって、庭園に金をかけて、少しでもきれいにするために、アフリカ、南米から安く雇える労働者を大勢雇い、彼家の大きな、粗末な住居を表から見えにくい、日陰の水はけの悪いこと所に作っていると話してくれた。しかし、農園主だけが儲かるだけで、私ら十人には何の恩恵もないと、ぼやいていた。

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