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19話:株投資研究家が2時間になる。

 それに対して佐野が国が関与してる銘柄はどうしても制約を受けるので、投資対象から外していますと言い、これからの社会1955年から1960年が3種の神器「冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビ」が普及し、1960年から1970年は新3種の神器「クーラー、車、カラーテレビ」で1980年から現在までで、注目しているのはビデオテープレコーダーで中心メーカはソニー、松下電器、最新の商品で注目しているのは、1979年に発売されたソニー・ウオークマンだった。


 1980年頃はカセッテテープで1985年にCDウオークマンだと言い、その点で、ソニーを昔から売買していた佐野さんは、良い所をついてると思うと述べた。そんな話を耳をそばだてて聞いていた。典型的な、おじさん投資家の佐多重弘さんが満田さんと佐野に質問ですか、これからヒットしそうな商品で注目しているの何ですかと言った。満田さんがデジタルですと言い、佐野さんはデジタルと通信と答えた。


 そして、これは、まだ正式発表されてませんがと前置きして、満田さんが、ソニーの株主総会で以前、ソニーが量販型CD「コンパクト・ディスク」を考えて1984年に世界初のポータブルCDプレーヤー。CDジャケット4枚分の大きさで本体重量は590g、5万円を切るという驚きの価格でCDの普及を一気に加速させた。そのソニーがDAT「デジタルオーディオテープ」という新しいものを近々発売するという噂を聞いたと伝えた。


 やはりソニーが世界のデジタルのリーダーなのは間違いないと断言した。ところでデジタルって何と言う質問だ、数人からあがった。すると佐野さんが簡単に説明するのは難しいけどと言いデジタルとはゼロ:0と、イチ:1の組み合わせで全ての大きさを表示すること。例えば、さっきの例えの続きで言うと、サン:3を001、4を010、5を100と定義すると今迄の数字の概念アナログをデジタル「コンピューター用の表記方法」に変更できる。


 ゼロの3桁で表示できるデジタル信号は少ないが5桁、10桁になると無限大に近づくと説明した。これをデジタル変換とか機械語に翻訳するとか専門科は表現していると答えた。もっと、わかりやすく言えば、日本語が、人間の話したり読み書きする言語とすると、英語が機械語みたいで、人間の言葉、文字、数字を機械語に変換してコンピューターを動かしていると理解すれば良い。でも実際には人間の言語を一変に機械語に翻訳できないので仲介役の言語がある。


 その名は、フォートラン、コボルなどのコンピューター言語が存在すると言い説明を終えた。質問した女性からは、全く、数学嫌いな私達には、さっぱり解らないと言われ、男性達から、なる程、どういうことかと頷く人が多かく、さすが早稲田大学理工学部電子工学科卒業した人は回転が速いと言い、この明晰な頭脳があれば百人力だと言い仲間にも話してみようと言った。その日の投資研究会は終了した。夏には8月6日金曜日には38人になり8月13日には59人と参加者が膨れ上がった。


 いつもの学習塾と同じ、学校形式で授業を行なった。9月に入っても減らず、佐野が1回に60人が限界ですと答えるた。すると満田さんが1時間ずつ2回に分けたら、いかがでしょうかと提案すると、そうして下さいと言う意見が多かった。そのため、9月7日から月曜日に2時間、16時から18時までとした。10月には100人を超え、これで満員なので、恐縮ですが、もうメンバーを増やさないで下さいとお願いした。

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