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16話:英会話でなくて株投資研究会

 1990年4月、ケイトは本田は中央大学経済学部を卒業し本田と一緒に英会話教室を開くために佐野の所へ行き教室を貸してもらう事を再度確認した。そして八王子と立川駅で英語検定2、3級の教室と英会話教室のチラシを作り、配って回り5月10日開校とした。


 すると英語検定の方は連絡がなく、その他も反応がなかった。するとケイトが私、大学の株投資グループに入っていたと言い、株投資研究会を作らないかと突拍子もないことを言い出した。それを聞いて、本田が困った顔をしてると、あなたも経済学部出た経済の専門科でしょと言った。


 気持ちが分かるがと言い、一度、佐野さんに相談してみようと言った。そして佐野さんを呼んで進学塾で待ち合わせ1990年4月10日、午前10時に集合した。投資研究会の話をすると君達は理論的なことだけで実戦したことないのだろうというと、ハイと答えた。


 それなら株研究会としてこの場所を提供するだけしかできないと言った。もしやりたいなら付き合っても良いか、まず証券会社に行って口座を開いて、株研究会のチラシを配ってもらうしか手立てはないねと笑いながら言った。 ところで、今いくらあるのか聞くと2人とも首を横に振った。


 金がなければ話にならないと佐野が笑った。するとケイトが佐野に100万円ずつ貸してもらえませんかと聞くと、佐野が利子を年に5%出してくれるなら貸すと言うと、お願いしますといった。そして本田にも、お願いしなさいと言い本田も貸して下さいと言いうので了解した。


 じゃー手書きでも構わないから株投資研究会、初心さは大歓迎、会費月千円と書き、連絡先を本田の家にして書いた。毎週、金曜日の午後16時から17時と書きなさいと指示した。その後、車で八王子のN証券で口座を開くように指示し、車で八王子へ向かった。


 N証券に八王子支店に到着して佐野が担当者に会釈して、新しいお客さんを連れてきたと言い口座申込用紙を2つもらい書くように指示した。完成した用紙のコピーを取ってもらい佐野の担当者に提出した。そして少し待っていてと言い歩いて向かいの銀行へ行き、戻って来た。



 すると証券会社の担当者が入金が確認されましたと言い、ケイト様は銀行口座はと聞くと、ありませんと答えた。すると、今日でなくて結構ですが銀行口座がないと証券会社から入出金できないので大手銀行さんに口座開いて下さいますかと言われ、分かりましたと答えた。


 その話が終わって、ところで、この支店に初心者で株投資をしてみたいが、したことがないと言う人は来ますかと聞くと来るわけないでしょと担当者が言うと、やっぱりと言った。今度、彼ら中央大学経済大学を出たばかりで大学時代に株投資研究科に入って随分と勉強した様だ。


そのため株投資初心者と一緒に株投資を始めたいので仲間捜しをしていると言うと小さな声で、彼女、グラマーで綺麗だから、私は入りたいと笑った。そう言わずにチラシを100部コピーしてきたから対象の人が来たら仲間作りに協力してと言うと渡すだけなら良いですよと言った。


 窓口の証券会社の商品カタログの寄せて真ん中にチラシを置いてくれた。新規口座開設のボールペンを差し上げますと2人に渡した。そして外に出ようとケイトが立ち上がると証券会社に来店していた男性の目線が一斉にケイトのナイス・バディに集まった。


 そこで慌てて早く店を出ようと佐野が急ぎ足で店を出た。1週間で15人から電話があり、一度、会合を見てから決めたいという人がほとんどだった。そこで、ケイトと本田に連絡して、いつ集まると聞くと4月16日月曜の11時は、どうですかとケイトが言うと良いよと佐野と本田が言った。

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