これが私の答え
前回までのあらすじ
再び学校に現れた謎の少女。
夏希と少女は魔法を打ち合った
激しい攻防の末、夏希は少女に落とされた
しかし、そのとき学校にある謎の力が暴走をし、しばらく学校に近寄れない状況となった。
夏希は少女に再戦の申し込みをし、少女はナナリーと名乗り、その場を去った
セイクリッドはシュミレーターを起動し、夏希は精神空間の中へ入った。
見下ろせば雲がある。
今回は周りの景色は空だった。
セイクリッド:
「相手はスピードが速く動き回って戦うスタイルのようですね。」
夏希:
「そうだね。ナナリーちゃんに間合を詰められると少し厳しいかも。」
セイクリッド:
「そうですね。相手にはバリアを打ち破る魔法もあるみたいですし。」
夏希:
「その対策も考えないとだね」
セイクリッド:
「ただ、あの魔法は持続時間が短い特徴があるみたいです。なので、よけることが出来ればいけます。」
夏希:
「私が戦いで感じたのは、魔法をもっと増やさないといけないような気がした。特に、必殺技的な一撃で仕留められるやつ」
セイクリッド:
「それなら、きっと大丈夫です。この世で唯一マスターが打てる新しい魔法があります。制御を失敗すればわたくしが一発で壊れるとてもリスクのある魔法ですが。」
夏希:
「ええ!そんな魔法打てないよ。私が失敗したらセイクリッド壊れちゃうんでしょ」
セイクリッド:
「勝つためです。それに、わたくしはマスターを信じてますから」
夏希:
「うーん、でも、私だけの魔法。魅力的かも」
セイクリッド:
「昨晩の戦いでわたくしが考えた新たな魔法です。」
夏希:
「頑張ってみる」
場所は移り、海岸
そこには、ナナリーが海を見て立っていた
ナナリー:
「ハルバード」
ハルバード:
「はい」
ナナリー:
「私がフォトンスマッシャーを打ち出すときあの子は何かをしようとしていた。あの子と私がもう一度戦った時にあの子に勝てるかな?」
ナナリーはうつむいていた
ハルバード:
「今の状態ではこちらが上回ってます。相手の成長度合い次第です。」
ナナリー:
「こんなところで終わる訳にはいかない。私達が幸せを取り戻すためにも。ハルバード。いつもありがとう。今後もよろしくね。」
ハルバード:
「イエッサ」
日は明けて次の日 夏希の家に母親が帰ってきた。
母親:
「ただいま。」
母親が玄関で一言いった。
夏希は部屋を飛び出し玄関へと向かった
夏希:
「おかえり。」
母親:
「大丈夫?寂しくなかった?」
母親は夏希を心配そうにみた
夏希:
「うん大丈夫」
夏希は少し目をそらしながら言った
母親:
「何かあったの?」
夏希:
「ううん大丈夫」
夏希は首をふった
母親:
「学校にはまだ馴染めないの?」
夏希:
「うんまあ」
母親:
「今はそのこと以上の悩みがありそうだね。とりあえずおやつでも食べながらゆっくり話そうか」
母親は手に持っている袋を夏希に見せ、家に上がった。
2人は部屋の机に座り、母親は袋から箱を取り出し、クッキーを広げた
夏希:
「上手く説明できないけど、私はこないだ、1人の女の子にあったの。その子は悲しそうな目をしていて、何かを抱えてるみたいで」
母親:
「夏希はその子を見てどうしたいと思ったの?」
夏希:
「力になれるならなってあげたいと思ったの。でも、その子は私に敵意むき出しだし、何も話してくれないし。」
夏希は下を向いて考え始めた
母親:
「そういうことじゃなく、夏希は何をしたいと思ったの。その子のためとかじゃなく貴方が自分のためにしたいと思ったことを考えてみて。多分それがあなたの悩みを解決するきっかけとなると思うから。」
夏希:
「私がしたいと思ったこと…」
夏希はナナリーのことを思い出していた。
そして、学校にいる自分の姿を思い出した
夏希:
「あっ!」
夏希は立ち上がった。
夏希:
「お母さん。ありがとう。何となくわかった気がする」
母親:
「頑張ってね」
母親は夏希の顔をみてうなずいた
夏希:
「うん。」
夏希は自分の部屋へと駆け戻って行った。
夏希は部屋
夏希:
「セイクリッド。シュミレーターを起動して」
セイクリッド:
「Yes。マイマスター。シュミレータースタンバイ」
夏希:
「今の気持ちをナナリーちゃんに伝えたい。そして、絶対にナナリーちゃんに勝つ。」
続く
次回予告
夏希とナナリー。2人は海の上に飛んでいた
次回「そして再び」
スタンバイレディ セットアップ
今日の魔法紹介コーナー
ナナリー編
「ライトニングスマッシャー」
この魔法はハルバードの杖先から出される雷属性付加の砲撃魔法である。しかし、動き回って戦うスタイルのナナリーはあまりこの魔法を使用せず、威力も普通の砲撃魔法である
「ライトニングショット」
弾丸系魔法の雷属性付加のショット系魔法である。夏希が使うシューター系より打ち出したときの速度が速いのが特徴。しかし、ショット系はシューター系みたいに打ち出した後の誘導はできない。こちらは動きを止めずに打てうえ、サイズフォームになっていても打てるため頻度良く使われる。
「ソニックブーム」
サイズフォームから打たれる切断系中距離魔法。刃を飛ばして攻撃する魔法である。この斬撃には魔力を少量えぐりとる性質があり、砲撃系などのでかい魔力魔法相手でなければ打ち消しあったり、普通のプロテクションなら切断されてしまう。
「ストライクセイバー」
ソニックブームの応用技であり、魔力をえぐりとる性質を刃にまとわせ、切断の性質を相手のバリアを破るのに特化させた切断系魔法である。バリアが敗れ、魔導師は無防備になったところに次の技を打ち込んだり、武器の威力を上げるために使われる。
「フォトンスマッシャー」
ナナリーの片手から打ち出されるライトニングスマッシャーの応用技砲撃魔法である。ライトニングスマッシャーよりもチャージ時間が短く、デバイスを敵に向けてなくても打てる利点がある。ライトニングスマッシャーよりは威力が落ちるが、こちらは足を止めなても打ち出す寸前までは動けるので、ライトニングスマッシャーより応用が効く
以上です




