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魔法少女☆なつき  作者: なつき
3/8

セイクリッドスター

前回までのあらすじ

いきなり襲ってきた謎の少女。

その時、私のネックレスのルビーがセイクリッドと名乗り、私を魔法少女と変えた。

よくわからないまま魔法で立ち向かった私は何とか少女を追い返すことに成功した。

夏希は部屋のベッドに横になった。

セイクリッド:

「シュミレーターを起動します。目を伏せ、お休み下さい。」

夏希:

「りょっ、了解」

夏希は目を伏せた。

夏希は意識が真っ白になり、徐々に草原が現れ始めた。

夏希:

「ここは?」

夏希は周りを見回した。

セイクリッド:

「ここはマスターの意識の中の世界です。マスターが無意識で思い描いた空間です。」

夏希:

「へー。」

セイクリッド:

「では、昨晩の状況を説明したします。まずは私の説明から。私はもともと魔導師の杖でした。しかし、ある事情により私は宝石の姿へと形を変えあなたとそばでおともしていました。」

夏希:

「ある事情?」

夏希は首を傾げた。

セイクリッド:

「事情については出来れば私の口からは説明をしたくこざいませんが、その時がくればちゃんと説明したします。」

夏希:

「深い事情があるんだ。じゃああの子は何者?」

セイクリッド:

「詳しくは存じておりませんが、この世界の住民でないことは確かです。」

夏希:

「ん?どういうこと?海外と人?宇宙人?」

セイクリッド:

「いいえ、どちらでもありません。世界はもともと一つでした。しかし、時間の流れは周りの質量によって変わります。しかし、時間の流れと質量との割合がうまく釣りありが取れず空間のゆがみが出来ました。その空間のゆがみはそのまま発生し続けると世界が空間のゆがみによって世界が消えてしまいます。それをふせぐため時間の流れとが質量より速い世界と遅い世界で幾つもの世界をかつての世界の王が分けました。しかし、時間の流れが速い世界には時空針が、流れが遅い世界には別の世界を引き込もうとする力が少しづつ生まれ始めていました。それを防ぐために時間の流れが速い世界には質量を生み出す力を、流れが遅い世界には質量を分散するために空間を制御する力を与えました。それにより、世界崩壊は防がれました。

それから何千万年も後に1人の魔女がその二つの力をコンパクトにして制御できるように魔方陣を生み出しました。それが魔法です。

マスターが住んでいる世界、特にこの地球と呼ばれる星は特に質量と時間の流れが世界の中で一番釣り合っているため、魔法の技術が発展しませんでした。つまり、ま…」

夏希:

「ちょっと待って!」

セイクリッド:

「はい」

夏希:

「全然わかんないんだけど」

セイクリッド:

「要するに、魔法が存在する世界とない世界があるということです。」

夏希:

「へー。分かったようなわかんないような…。あっでも、じゃあ何で私も魔法が使えたの?セイクリッドも魔法の制御だのあーだこうだやってたみたいだし。」

セイクリッド:

「私はもともと別の世界のアイテムですので。マスターが魔法を使えたのは才能みたいなものです。」

夏希:

「へー。」

セイクリッド:

「では、次に魔法の説明をします。魔方陣を描いて魔法を生み出すまでの過程、要するに発射準備完了までが演唱です。そして、魔法にも様々な種類があり、砲撃系、弾丸系、属性付加系、補助系、防御系、召喚系、その他色々です。マスターが使用したセイクリッドシューターは弾丸系でセイクリッドバスターが砲撃系です。弾丸系は発射速度と演唱速度が速く、魔力の消費が少ないのも利点です。砲撃系は攻撃範囲と攻撃力が大きいのが特徴な反面、魔力の消費が激しいです。さらに、砲撃系にも種類があり、マスターの使ったバスター系や彼女の使ったスマッシャー系など系統でも幾つか分かれます。バスターはどちらかというと広範囲火力重視でスマッシャー系は少し範囲が狭いかわりに速度が出ます。ここまでは分かりますか?」

夏希:

「なんとか」

夏希は若干頷いた

セイクリッド:

「では次に私の固有魔法のセイクリッドバスターについて説明いたします。まず、セイクリッドバスターに属性はありません。無属性砲撃です。そして、まず演唱時に現れる足元の魔方陣は質量を何処に生み出すかの空間制御とセイクリッドバスター発射時にマスターが飛ばされないように足場の保護をしています。そして、もう一つ杖の前に現れる二つのリング。あれも魔方陣であり、一つ目のリングで砲撃範囲を広げ二つ目のリングで砲撃を加速させてます。一般的に魔法で魔方陣を複数使うにはデバイスの容量と使用者の魔力値が大きく無いとできないためあまり使われませんが、私たちはこの二つの条件をみたしているため、セイクリッドバスターが使用できます。」

夏希:

「へ〜。私って魔力値大きいんだ。」

セイクリッド:

「はい、かなりの数値です。ただ、昨晩の少女もマスター並みに魔力値が大きいのも事実です。」

夏希:

「えっ、じゃああの子も魔方陣を複数操れるの?」

セイクリッド:

「恐らく。ただ、魔方陣を複数操れる魔導師は結構いるのですが、それを一発の砲撃魔法に使う魔法はほとんど存在しません。」

夏希:

「どうして?」

セイクリッド:

「範囲を広げつつ威力をあげるのは難しく、特に砲撃では、それを短時間で制御するのはほぼ不可能に近いからです。それに、負担も大きいですし。それをするならもっと他の方法で普通なら制御します。」

夏希:

「へー。なんかすごいんだね、あの魔法」

セイクリッド:

「まあ、色々あって生み出された魔法なので。このように、魔法は空間の制御で魔法を生み出す場所を決め、質量の制御で生み出す魔法を決めて具現化します。」

夏希:

「へー。じゃあ質量の制御方法を変えて新しい魔法を生み出すことをできるの?」

セイクリッド:

「出来ます。ただ、相当な魔力の制御技術とどういう魔法をどのようにして生み出すかの知恵も必要にはなりますが。」

夏希:

「もう一つ質問。今のままであの子に勝てるの?」

セイクリッド:

「厳しいです。」

夏希:

「う〜ん、じゃあ魔法を制御する練習をいっぱいしなきゃだね。」

セイクリッド:

「それともう一つ。セイクリッドバスターの制御方法を少し変えたいのですが。」

夏希:

「ん?どうするの?」

夏希は首を傾げた。

セイクリッド:

「わたくしが足元の制御をしたしますので、マスターには打ち出す側の制御をお願いしたいのです。わたくしが足元の制御に徹することが出来れば次は威力を抑えずにセイクリッドバスターを打ち出すことが出来ます。」

夏希:

「う〜ん、頑張ってみる。とにかく魔法の練習をさせて」

セイクリッド:

「では、魔力制御の練習に移ります」

夏希:

「了解!」

夏希は気合を入れて立ち上がった。

続く

次回予告

再び現れた謎の少女

少女の目的を聞くため説得を続ける夏希

少女の目的とは一体なんなのか?

次回「魔法少女vs魔法少女」

「あなたの目的は何?」

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