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親友が幼女になりまして  作者: フェイクマヌターK
俺と海翔と幼稚園
9/16

8 それが俺だと分かってアイツの所へ行くと決心した訳よ

8話です。

今回で海翔に出会うまでの話は終わりです。

やっぱり地の文ってめちゃくちゃムズいですね…

これは…一体どういう事だってばよ


状況を簡潔にまとめよう、

…事故の夢を見て目が覚めたら知らない場所でロリコンが黙っていない様な美幼女になっていた…


…そもそも事故は本当に夢だったのか?酒なんて飲んでないし、寝た記憶なんて一切ないんだが……あれは?

赤いバッグ…この子の私物か?結構パンパンだし中身が入っているのか…


…この子には悪いが開けるぞ パカッ


!ッッなっ…!!!?


なんだこの札束の山は…この子こんな大金いつも持ち歩いていたのか…

いや…金しか入ってないって可笑しくね?見た感じだとまだ小学生前だったし…… ゴソゴソ

…ん?なんだこの紙切れ…


俺はバックの中から札束以外の紙を見つけた、見た感じ手書きだな…どれどれ ペラッ


この度は私のミスにより貴方の人生を絶ってしまい、誠に申し訳ございません

少ないですが賠償金を用意させてもらいました。どうぞご使用になられて下さい


…はい?貴方の人生を絶ってしまってってどういうこと?多分この子の事じゃないし…

…まさか!あの事故は夢などではなく全部現実で俺はそれで死んだのか…

もしそうだとしてこの手紙を書いたやつは何でその事を知ってるんだ?

私のミスにより…ってこの手紙は俺をひいた車の運転手が書いたか…

いやそしたら何故関係のないこの子のバックに入っていたのか…


謎が深まる一方だ、一体どうなっている…


ガチャリ


ビクッ!!! ササッ

部屋のドアが開かれる音が聞こえた俺は咄嗟にバックごと札束を隠した。


??「あら綾香ちゃん、起きたの?」


綾香ちゃん…この子の名前かな?じゃあこの女性は母親……?


真司(綾香)「…うん、起きたよ!」


とりあえず今は成りきるしかない…後でじっくり考えよう


女性「そう…夕食の用意が出来たから来てね」


真司(綾香)「はーい!」


夕食…行くか、

俺は女性の後を付いていくかの様に部屋の外へ出た時、違和感を感じた


ここは…家じゃない!?廊下にいくつか並んだ部屋…例えると簡単なホテルの様な内装

ここは何かしらの施設か?と思いながら足を進め、食堂らしき所に着いた


「綾香ちゃん来た!」

「……」チラッ


そこにはこの子と同い年位の幼女や小学生程の子供が既にいた

共同生活…?兄弟とかじゃなさそうだし、一体ここは何て言う施設なんだ?


女性「はい、どうぞ」


「「「いただきます」」」


俺達は出された夕食を食べ始めた、

スプーン…この年齢じゃまだ箸は早いか、


真司(綾香)「ごちそうさま!」


女性「はーい、そこに置いといてね」


さっさと食べ終えた俺はさっきの部屋へ戻り、ある事を考えていた


…あの窓から外へ出れそうだな


別に脱走しようと考えている訳じゃありません事よ?

どんな施設か外から見れば一発で分かるから確認のために

バレる前に早くしよう、窓を開け、足をかける

スカートのためパンツ丸見えなのだがそんなの考えている隙はない


おらよっ……と、


無事施設の外へ出ることに成功した。後は見つからない様前に回り込むだけ……


………ここは!!?


間違いないぞ…ここはあの竹内児童養護施設、大学通学途中によく見かけた建物だ

…と言う事はこの子養子だったのか……ニヤリ

そうと知ったとたん、俺はある事を思い付いていた

ここからだとアイツの家も近いな…よし!


そう決心した俺は一旦部屋から札束と手紙が入ったバックを持ち出し、施設の外へ走り出た


…くそ、よりによってこんな雨とは… タッタッタッ……


雨の中歩道を疾走する、目指すゴール地点はそう「アイツ」の家だ、

ここの角を曲がって3軒目…見えたぞ……

よし…最後の力を振り絞ってダッシュ!……


着いたのは長田と書かれた表札がある家のドアの前、

完全にあがった息を整えて呼び鈴を押し、「アイツ」が来るのを待った


ガチャ


そのドアを開けたのは少し驚いた表情をした長田海翔…俺の親友だった

次回からは真司の幼稚園編となります。TSの醍醐味ですね


これから矛盾があってもツッこみは無しの方向でお願いします…

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