7 おっすオラ真司、突然だが鏡に美幼女が映っていたんだけど
この話は真司が海翔の所に行く前の話です。
…えぇ…自己満足です。
TSで定番の「身体変化に気付くまでの主人公の混乱」が大好きなのです。
それでも良いと言う方はどうぞお読み下さい…
キイィィ…ガシャーン!!
…キャアアァ!……
…人が…内臓が……!ウェップ…
…おい誰か救急車!救急車を呼べ!…
……ハッ!! ガバッ
…夢か?いやリアルすぎね?何処から何処までが夢だったのか…
おっと自己紹介がまだだった
俺の名前は金城 真司 20歳 ♂
特に何の特徴もない普通の大学2年生だ
大学受験を機に付き合っていた同じクラスの合途 蝶子と別れ
それぞれ別の大学へ進学する事と決め、見事合格した
話を戻すがそもそも此処は何処だ?
見知らぬ天井、見知らぬ壁、そして見知らぬ部屋…
…成る程!大学から帰る途中の道端で寝ちまった俺を誰かここまで運んでくれたんだな
それで幼女がひかれそうになって俺が助けて代わりに死ぬと言うとんでもなく縁起の悪い夢を見てしまった
こりゃわざわざ運んでくれた心優しい方に感謝だね、さぞ重かったろうに…
…可笑しい
何がって…?さっきからアクションする度に黒くて長い髪の毛が俺の前で揺れ動くんだが…
しかもなんだこの服、超少女服じゃん
まさか…運んでくれた人の趣味か?男の俺にウィッグ被せて女装させるなんて…なんちゅう腐った趣味なんだ
助けてもらって悪いんだがそいつ一発殴っとこう、腹か足か顔か何処にしようか…
立ち上がって脱ごうとした時、今日一番の違和感が襲った
目線が…低い
いやいや錯覚どころの話じゃない、目が太モモにでも行ったか?確実に70cm以上は縮んでるぞ
…そうだ鏡だ!鏡をみれば一発…!俺は部屋中周って鏡を探し始めた
この中はどうだ?ここは…ない、こっちは……あった!
俺は棚っぽい所から手鏡っぽいものを探し出した
手鏡…全身見たいんだが贅沢は言ってられないか…
それじゃあ…えぇい開け手鏡! パカッ
なっ!!!?!?
鏡に映っていたのは絶世の美幼女の顔だった
何この子…超可愛いんだけど…! ウットリ
…ヤバいヤバい、危うく自分の世界に入るところだった…
こんな可愛い幼女が映るって事は…これは鏡じゃないな、ったく紛らわしい物置いとくな!
とりあえずまずは服を脱ぐ事にしよう
んの野郎…この俺にこんな羞恥プレイをやるとはいい度胸してるじゃねぇか…
服の前にまずウィッグか、随分リアリティあるな…せーのっ プチッ
「ッ痛!!」
抜けたのは数本だけだった、…どういう事だ…?めっちゃ痛かったし…
そう言えばさっきの声異常に高くなかったか?
反射で出たとはいえ裏声どうので出せる声じゃなかったぞ…
「あーっあーいーうーえーお」
…聞き間違えじゃない、確実に高すぎる、変声もされているのか…何処までここの主人は徹底的なんだ
先に服から脱いでしまおう、そーらよっと…
……!?!?
俺の今脱いだ服…ちっちゃすぎだろ!何で俺がこのサイズでこんなにジャストフィットだったんだ…!?
…嘘だろ…ま…まさか……
恐る恐る目線を下に下げていく、中高大と鍛えた腹筋が見事にまで無くなっていた
!!?こ…これは…やっぱり……!
俺は慌ててさっき脱ぎ捨てた服をまた着る、
そしてさっき置いた手鏡っぽい物を開け、再び覗いた
…間違いない、
今まで何となくそうなんじゃないかなぁ~とは思っていた、理由見つけて何とか現実逃避していた…が
…この美幼女は……俺だったんだ
この作品がここまで人気になるとは…有難いの一言です。
次回はこの続きを書きます。
なので次話も頭空っぽにして読んで下さいね