11 そのまま伝統行事である劇の主役を勤める事となった結果
11話です。
まさか一晩で70ptから一気に100ptを越えるとは思ってもいませんでした…
でもおかげで短時間ですがジャンル別日刊、週刊ランキングに載ることが出来ました…
こんな作品に評価下さりありがとうございます!
夜inホーム
綾香「あっ…そう言えば今日幼稚園でこんな事があったんだけど…」
海翔「…何だ?」
綾香「今から回想用意すっから待ってて」
海翔「随分と便利だな」
~回想♪~
保母さん『今度皆でシンデレラの劇をやろうと思いま~す!』
園児A『わーいシンデレラ知ってる~!』
園児B『やりたいやりたい!』
保母さん『じゃあまず主役のシンデレラ!、覚える事がいっぱいあるけどやりたい子はいるかな~?』
綾香他『『はいっ!!』』
保母さん『じゃあ…先生とジャンケンして勝った子がシンデレラね~!』
綾香他『『はーい!』』
保母さん『いくよ…』
『『最初はグー!ジャーンケーン…ポンッ!!』』
~回想終了♪~
綾香「…と言う訳で今度の劇、主役であるシンデレラ役行うんで絶対来てビデオに収めろよ…あ、それポン」 カチッ
海翔「…マジで正気か?」
綾香「あぁ、俺はいつだって健常さ、その劇毎年年長が行う伝統行事らしいぞ」
海翔「お前さぁ…いつも俺が大人しくしてろって何回も言ったよな?」 カチッ
綾香「だってぇ、綾香は元気いっぱいで純粋な5歳児だから大人しくなんて出来ないもん♪」 キャピッ
海翔「…で、そんな純粋な5歳児さんがなんで俺と対局なんて出来るんだろうな」 カチッ
綾香「あちゃー…流れたな、はいテンパイ」 ジャラ
海翔「チッ…ノーテンだ…じゃなくて…あまり目立たつとボロが出てお前が困るだけなんだからな」
綾香「いやお前の方が困るだろ?どういう育て方したんだ!ってね」
海翔「…もう何を言っても全く無駄な事だと判断した」
綾香「第二の人生位好きにやらせろよ…そういやお前やる相手もいないのによく麻雀セット持ってたな…プフッ」
海翔「うるせぇよ」
大人の男と幼女の二人が向かい合って麻雀しているシーン…はたからみたらさぞシュールな絵面だろうな…
綾香「じゃあな、俺はセリフ覚えるから先に上行ってるわ」
海翔「あぁそ」
俺は二階へ上がり、今日配られた台本に目を通し、
一通り頭に入れてから就寝に入った
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翌日の幼稚園にて
綾香「…そんな…お姉さま達!私も舞踏会へ連れてって!」
保母さん「…すごいよ綾香ちゃん…!一日でよくこの長いセリフ覚えられたね…!」
綾香「えへへ…そうかな?」
保母さん「!!(可愛いすぎ…今すぐ抱き締めたいぃ!)」ズキューン
そりゃあ内容も超子供向けで単純だったからね、一晩あれば充分覚えられる
…一応これでも精神は大人ですから
保母さん「じゃあ他のお友達とも一緒にやってみようか!」
綾香「うん!」ニカッ
保母さん「…(あぁ…もう幸せ…)」ウットリ
俺は保母さんに他の先生が園児に劇の指導、練習をしているホールへと連れられた
…おや?あそこにいるのは…
綾香「千夏ちゃ~ん!」
千夏「あっ…綾香ちゃんっ」
千夏ちゃんはどうやら魔法使いの役らしい、ここで練習してたんだな
保母さん「千夏ちゃん、ここからここまでやってみよっか」
保母さんは千夏ちゃんの台本を指差し、今から行う部分を伝えた
千夏「えっ…と……」
保母さん「大丈夫、間違えることは全然恥ずかしい事じゃないからね、…頑張って!」
千夏「…はい![シ…シンデレラ、ぶとうかいへ…いきたいですか…?]」
か…可愛え!ちょっとモジモジして恥ずかしがりながら読んでいる所がまた…
保母さん「大丈夫、ちゃんと出来てるから安心してね」
千夏「はい![……このカボチャのばしゃにのっておしろへとむかうのです!]」
保母さん「よく出来たね!千夏ちゃん偉いよ」
千夏「え…ほんとうに…!」
保母さん「うん、これからもこの調子で頑張っていこう!」
千夏「…はいっ!」パァア
誉められて嬉しそうだ…いやぁ本当見ていて癒されるなぁ……もうずっと見ていたい
…前も言ったが俺は幼女じゃなくて「ちっちゃい子供」が好きなんだからな?これ重要、テストに出るよ
保母さん「次は二人でここやってみよう!恥ずかしがらず大きな声でね」
綾香「うんっ!じゃあ千夏ちゃんやろうよ!」
千夏「そうだね、一緒に頑張ろう!」
保母さん「…可愛い(やっぱりこの仕事天職だわ…)」
その後も俺は劇「シンデレラ」の練習を行い、当日までの時間は刻々と近づいていったのであった…
次回は劇当日編です。それで2章は終わりで海翔目線に移り変わります。
これからも一章6話周期で交互目線が移り変わっていく予定です。




