事の始まり(プロローグ)
今回も僕の自己満足小説を作りました。
プロローグです。
今日は随分と早く帰れるな。
俺は金城真司、大学生やってます。
徒歩で20分程の近い大学選んどいて良かったわ~
海翔みたいに電車+自転車通なんて俺にはやってられないね
こういう早く帰れた日は大学から家の途中にある幼稚園を少し見て和んでから帰宅をする
ロリコン?否定はしない
今日もいつも通り幼稚園前を通って見てから帰ろう、そう決めていた
まさかその日課が今日限りで終わるなんて心にも思っていなかった
帰り途中、店の前で幼女が一人立っていた
親を待ってるのかな?可愛いなぁ…
今日はついている、ラッキー♪
俺はそんな事を思っていた時、奥から来たトラックが目についた
ん…あのトラック…様子がおかしいぞ
蛇行していて不振………まさか!
トラックはフラフラしながらも店に猛スピードで向かっていた
そう確信した瞬間、俺はバッグを下ろし、店の前へと向かって走り出した
人はピンチの状況に陥ると火事場の馬鹿力と言う潜在能力を発揮する。
それは恐らく事実だ、
なぜなら今、自分でも信じられないスピードで走っている
その他は何も考えられない、ただ俺は「あの子は助けたい」
その一心だった
異変に気付いたのか、その子は恐怖で座り込んでしまった。
トラックはすぐそこまで来ている、
間に合え…頼む…間に合ってくれ!
俺は最後、渾身の力でその子を突き飛ばした。
間に合った!
俺の意識はここで途切れた
たまにシリアスなので、シリアス苦手な方も楽しめる様な作品にしていきたいです。